鈑金塗装職人の皆様へ

🔳今回は「給料交渉のコツ」をまとめてみました






Q:鈑金塗装の給料って今後上がるのかな?



A:あなた次第です






この問いと答えの真意が理解できる方は大丈夫です。
今後も鈑金塗装業界での活躍を期待しています。



さて

「給料が安い」と上司に相談する時、ただ「もっとお金が欲しい」と言うだけでは、
相手に伝わらないし、良い結果には繋がりません。
鈑金塗装の仕事は高度な技術やスキルが必要で、日々の努力の積み重ねだけが結果を生みます。




🔳上司に給料交渉の納得してもらうためには



当たり前の事ですが年収が上がるには理由があります。一昔前は【年功序列制度】があり
一般的には【その会社にいるだけで少しずつ年収が上がる】がトレンドでした。
しかし現在はそんな時代ではありません。もし、あなたの所属している企業・工場が
現在も【年功序列制度】を採用しているなら今すぐ転職をお勧めします。
おそらく、その会社は長く持ちません。
現在はそんな【長く居れば】的な抽象的な理由では無く、
【結果主義制度】にトレンドは移行しています。


何故なら【結果主義制度】は会社にとってストレートに良い効果をもたらします。
長く居るだけで仕事が出来ない人には、相応の対価報酬しか支払われません。
一方若くて新人であっても、センスが良く会社にとって売上を貢献する人材は重宝され
年収も上がって行きます。


この前提条件を踏まえて給料の交渉をする際は具体的な数字や、
自分のスキルや経験をアピールすることが一般社会でも必要不可欠です。
例えば、「同じような経験やスキルを持つ他の職人は、
大体月給〇〇円もらっているが私の方が〇〇〇で売上に貢献しているはずです」というように、
具体的なデータを示すことで、自分の主張に説得力を持たせることができます。

実はブルーワーカによくあるのが【指示された事だけが自分の仕事だと思っている問題】です。
忘れがちですが現場系や鈑金塗装の技術者は作業に関わるだけが仕事ではありません。

現場の流れを作ったり、チーム一丸となって売上を上げて行く事も仕事の大切な役割です。
自分達は与えられた仕事だけこなしていれば毎月必ず会社から給料が振り込まれるといった
ある種の公務員の様な雇用体系や公務員ムードになる事が会社にとっては一番の脅威です。

また、ただ「お金が欲しい」と言うだけでなく、
「この資格を取ったので、給料に見合う仕事がしたい」や
「もっと難しい仕事に挑戦したいので、その分評価してほしい」など、
率先して事前のアピールする事や会社への貢献性など自分の成長意欲も同時に伝えることも重要です。

上司との話し合いでは、感情的にならず、冷静に自分の意見を伝えましょう。
そして上司の意見にも耳を傾け、会社の行こうも含めてお互いが納得できる
解決策を見つけることが大切です。





🔳🔳🔳🔳🔳🔳まとめ🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳🔳


給料交渉は、ただお金を要求するだけでなく、自分の価値を認めさせ、
会社への貢献を示す機会です。
会社の売上規模など会社が目指すマーケット市場を把握して
自分の成績と比較し具体的なデータや、自分のスキルや経験をアピールすることで、
より良い結果が得られます。


🔳鈑金塗装の職人の方へ

あなたの仕事は、自動車を美しく蘇らせる、とても重要な役割です。
その技術と経験は、会社にとって大きな財産です。
自信を持って、自分の価値をアピールしましょう。


🔳上司の方へ


部下の意見に耳を傾け、彼らの成長を応援することで、
組織全体の活性化につながります。具体的な目標を設定し、
達成できた際には、きちんと評価し、報酬に繋げることで、
部下のモチベーションを高めることができます。




🔳🔳🔳🔳🔳🔳MORE・POINT🔳🔳🔳🔳🔳🔳

  • 具体的な数字で話す
  • 自分のスキルや経験をアピールする
  • 会社への貢献を伝える
  • 冷静に、かつ積極的に意見を言う
  • 上司の意見にも耳を傾ける

その他

  • 業界の平均賃金などを調べて、自分の相場を知っておく
  • 目標を設定し、達成するための計画を立てる
  • 資格取得やスキルアップを目指す

このブログが、鈑金塗装の職人の皆様の給料交渉の参考になれば幸いです。