最近、ニュースで中東情勢の緊迫化が連日報じられていますが、皆様の生活にも様々な影響が出始めているのではないでしょうか?

実は今、私たち自動車の「鈑金塗装業界」にも、かつてないほどの巨大な危機が直撃しています。

それが、「ナフサ不足による塗料・材料の異常な供給不足と価格高騰」です。

■ 現場で今、何が起きているのか?

結論から申し上げますと、車を綺麗に直すために絶対に欠かせない塗料やシンナーなどの材料が、過去に例を見ないレベルで爆上がりしています(一部の外資系塗料では35%以上・国産メーカーは75%の値上げ通達が来ています)。

さらに恐ろしいのは、お金を出せば買えるわけではないという事です。 現在、通常業務で使う「16リットル缶」のシンナーが事実上ストップしており、「4リットルの小分け」でしか入荷しないという異常事態に陥っています。おそらく今後も5~6月へ向けて地方から徐々にシンナー系の供給が滞る事が予想されます。

私たちもこれまで、極限まで企業努力を重ねてコストを吸収してまいりました。しかし、もはや自助努力だけで耐えられる限界を完全に超えてしまっています。

■鈑金塗装の工賃に関する値上げのお願い

大切なお客様へは本当に心苦しいご報告となりますが、BICが誇る「最高の品質と仕上がり」を絶対に落とさないための苦渋の決断として、修理代金(材料費)の値上げをお願いせざるを得ない状況となっております。今のところ見積もり総額が10~20%上がる見込みです(4月下旬から)

「安く適当に直す」ことは、私たちの職人としてのプライドが許しません。どうか、ご理解いただけますと幸いです。

■ 業界の「見えない壁」と、私たちの願い

ここで一つ、皆様の愛車を守るために、どうしても知っておいていただきたい「業界の裏側」のお話をさせてください。

直接ご依頼いただくお客様にこの現状を誠実にご説明すると、「細田さん、大変やね。品質第一でしっかり直してや」と温かいお言葉と共に、多くの方がご納得してくださいます。本当に感謝しかありません。

しかし、「自動車保険」を使った事故修理においては、非常に深刻な問題が起きています。

これだけ世界情勢が荒れ、実際に材料が入らず、仕入れ価格も跳ね上がっているという明確な「事実」があるにも関わらず、一部の損害保険会社のアジャスター(事故査定員)の中には、旧来の単価や古い基準を盾に、適正な材料費の引き上げを認めないケースが多発しています。

ここに関しては真正面から対峙して行くつもりです。

「材料がなくても、価格が高騰しても、今までと同じ金額で直してください」というのは、物理的に不可能です。 現場のリアルな数字と現実を無視した査定を強いることは、回り回って修理工場の首を絞め、最終的に一番不利益を被るのは、高い保険料を払っている「大切なお客様(保険契約者様)」になってしまいます。

私たちは、お客様の車を完璧に安全に直すプロフェッショナルです。 だからこそ、保険会社様にもこの異常な事態を真っ直ぐに見ていただき、適正な修理費用を認めていただきたい。これは業界全体の切実な願いであり、お客様の安全と品質を守るための譲れない戦いでもあります。

■ 本日20時、YouTubeで緊急動画を公開します!

この「地上波では放送されない現実」を、当事者である私から直接皆様へお伝えするため、本日急遽カメラを回しました。

本来、BICチャンネルは水曜日は動画公開をお休みしておりますが、事態の深刻さから1日でも早くお伝えすべきと判断し、本日20時に緊急公開いたします!

映画 & テレビ 2026_04_08 10_11_08zzxx














事態は国(国土交通省)も動き出し、全国の整備工場へ緊急調査のFAXが入るレベルの非常事態に発展しています。

車を愛するすべての方に、どうか知っていただきたい現実です。 今夜20時、BICチャンネルでお会いしましょう!


【同業者の皆様へ】
もし現在、塗料やシンナーの調達でお困りの方、異常な値上げ通達に苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、一人で抱え込まずに、ぜひ管轄の運輸局へ「現場のリアルな現状」を報告してください。

▼国交省から届いた実際の案内FAX(PDF)はこちら▼

http://55350bed8cfa5ea9.lolipop.jp/soudanmadoguti.pdf
(※どなたでもダウンロードしてご確認いただけます)

皆様のリアルな声が集まることで、国や業界全体の動きが変わる可能性があります。