いつも株式会社BICをご愛顧いただき、本当にありがとうございます!代表の細田です。
本日のYouTube緊急動画でもお伝えした「ナフサ不足による材料費の異常な高騰」。これについて、業界誌(BSRweb等)でも「値上げできない工場から、静かに利益が消えます」という切実な記事が出ています。
しかし、地場でゼロから会社を立ち上げ、この業界の最前線で戦い続けてきた私の見解は違います。 利益が消えるのではありません。「工場そのものが、静かに消えていく」のです。
そう、長年この業界に蔓延っていた「下請け気質」に、とうとう鉄槌が下る時期が来たということです。
■ 90%以上が下請け。この業界の「異常な構造」
皆さんはご存知でしょうか?この鈑金塗装業界は、全国的に見ても90%以上が「下請け」で成り立っています。
下請けと言うのは、残酷な言い方をすれば「自分で営業できない」「自分たちのサービスを直接消費者に届けられない」ということです。
例えば「ネジの工場」であれば、直接消費者にネジを1本ずつ売っても販売規模が知れているため、大手の卸売りにロットで卸す「下請けモデル」がビジネスとして成立します。
しかし、鈑金塗装はどうでしょうか?
車を預かり、何日もかけて完璧に仕上げるための産業規模や、利益に対する敷地面積などを鑑みると、そもそも鈑金塗装で「下請け」というビジネスモデルを成立させること自体に日本では無理があるのです。
■ 幻想から覚めた業界と、勘違いした経営陣
一昔前は、業界の経営者の集まりに行けば「●●保険会社が仕事をくれる」「●●ディーラーが仕事を回してくれる」という言葉が飛び交っていました。しかし今は全く逆です。「ディーラーの仕事は単価が安すぎる」「保険会社は(材料高騰を認めず)当てにならん」という愚痴ばかりです。
では、なぜそこから抜け出せないのか?
答えはシンプルです。現在の経営陣の多くに、本当の意味での『経営力』が無いからです。
恵まれた環境で工場を継いだ世襲の経営者の中には、自身の力量に胡座をかき、勘違いしている人が多数います。地場でゼロから会社を立ち上げた真の経営者が持つ素質、つまり『常に自身の中にあるヒリヒリとした危機感』が決定的に欠如しているのです。
「彼より自分の方がイケてる」と、小さな土俵でマウントを取り合っている間に時代は残酷に変化し、従業員は歳をとり、そして工場は“静かに”消えていきます。
■ オママゴトは終了。ここからが「戦争」の本番
その衰退のスピードに、容赦なく拍車をかけた決定打。それが今回の『ナフサショック(塗料・材料の異常高騰)』です。
これまでも、組合や下請けの集まりでは「生き残りをかけた時代」なんてスローガンが掲げられていました。 はっきり言います。あんなものはただの“オママゴト”でした。
ここからが本当の戦争です。生き残りをかけたデスマッチの始まりです。
ゲームのルールは極めてシンプル。
『自分達の技術の価値を、直接消費者に伝えられるか?』
ただ、それだけです。 コンプライアンスを守ろうが、SDGsに貢献しようが、そんな耳障りの良い言葉は「会社が生き残る」という前提がなければ何の意味も持ちません。
これからの時代は、シンプルに自分達の鈑金塗装の技術力を『ブランド化』できるかどうか。それだけで全てが決まります。
■ BICの選択と、お客様への約束
ブランド化できず、下請けのまま安値で買い叩かれる工場は、確実に死にます。
逆に、自分たちの価値を消費者に直接届け、ブランド化できた工場は勝ち残ります。そして、周辺の死んだ工場のシェアを吸収し、さらに大きく強くなっていくでしょう。
私は、迷わず後者を選択します。
私たちがYouTubeやSNSで発信し続けるのも、ただの目立ちたがりではありません。自分たちの技術、設備、そして職人のプライドを「BICというブランド」として直接お客様に届けるための戦いなのです。
親からの付き合いディーラーや保険会社の言いなりになって益を削り、攻める事を知らぬまま静かに消えていくような弱小工場に、皆様の大切な愛車は守れません。
■ まとめ:ニューノーマル時代を勝ち抜くために
今回のナフサ不足を機に、材料費は間違いなく高止まりし、これが今後の「ニューノーマル(新常態)」となります。
下請けに甘んじ、価格交渉もできず利益を削る工場は淘汰される。
自らの技術をブランド化し、お客様に直接価値を届けられる工場だけが生き残る。
私たちBICは、この過酷な生存ゲームを必ず勝ち抜きます。
そして、この先どんなに材料費が高騰する時代になろうとも、圧倒的な強さと技術力で、お客様の愛車を完璧に直し続けることをお約束します。
生き残る強い工場にしか、本物の品質は提供できません。
これからのBICの快進撃を、どうか見ていてください。
昨日前20時公開のYouTube緊急動画でも、この「地上波では放送されない現実」をすべてお話ししています。ぜひご覧ください。
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