いつも株式会社BICをご愛顧いただき、本当にありがとうございます。代表の細田です。本日、余り無い2回目の更新です。

普段、1日に2回もブログを投稿することは余り無いのですが……先ほどの記事

【地上波では報じられない「ナフサ不足」の真実。愛車を守るため、今夜20時すべてを話します!】

を書き上げた後、どうしても「今夜20時の動画公開前に、これだけはさらに具体的に伝えておかなければ!」と熱が冷めやらず、再びキーボードを叩いています。

 

先ほどの記事の「続き」として読んでください。 今回は、ナフサショックで業界が崩壊の危機に瀕している背景にある「異常な値上げラッシュの【具体的な数字】」と、私たち修理工場が直面している「理不尽な壁」について、誰にでも分かるようにお話ししたいと思います。

 

過去5年間で起きた「異常な値上げ」の実態

 今回のナフサ不足が起こるずっと前から、実は業界内では恐ろしいペースで材料費の高騰が続いていました。業界誌のデータによると、主要メーカーの塗料やシンナーは以下のような凄まじい値上げを行っています。

 

🔴 関西ペイント(計6回の異常な値上げ)

なんと5年間で6回も値上げしています(業界で「4連チャン値上げ」と話題になったメーカーです)。

20218月: 塗料 1020%アップ / シンナー 1520%アップ

20224月: 塗料 1530%アップ / シンナー 2040%アップ(一番ヤバかった時期)

202210月: 塗料 最大30%アップ

20237月: 塗料・シンナー 520%アップ

20245月: 塗料・シンナー 515%アップ

20259月: 塗料・シンナー 520%アップ

 

🔵 日本ペイント(計4回、シンナーの上がり幅がエグい)

20219月: 溶剤系塗料 1015%アップ / シンナー 1520%アップ

20225月: 溶剤系塗料 1525%アップ / シンナー 3035%アップ

20235月: 塗料・シンナー 1025%アップ

20257月: 塗料・シンナー 1020%アップ

 

🟢 その他外資系・国内メーカーの動き

アクゾノーベル(シッケンズ等): 2022年前半に約1215%の値上げ(推定)。

アクサルタ(スタンドックス等): 2023年初頭に緊急値上げを実施。

イサム塗料・ロックペイント・大日本塗料: 2022年〜2023年にかけて桁パーセントの相次ぐ値上げを実施。

 

 

■ アホでも分かる「リンゴ」の例え(複利の恐怖)

 ここで、「なんだ、数回10%とか20%上がっただけでしょ?」と単純な足し算で考えてしまう方がいます。これが大間違いなのです。値上げというのは「上がった後の高い価格」から、さらにパーセンテージが掛けられる「雪だるま式(複利)」です。

分かりやすく「リンゴの値段」で例えましょう。 5年前に「100円」だったリンゴ(塗料)が、この数年でどうなったか。

 

1回目の値上げ(20%UP):100 × 1.2 120

2回目の値上げ(30%UP):120 × 1.3 156

3回目の値上げ(25%UP):156 × 1.25 195

4回目の値上げ(20%UP):195 × 1.2 234

 

ここに今回のナフサショックの追い討ちが乗っかり、今や5年前に100円で買えていたリンゴが、250円〜300円出さないと買えない(約2.5倍〜3倍)」という状態なのです。

 

■ 現実逃避する一部の保険会社

 こうした圧倒的な事実があるにも関わらず、自動車保険を使った事故修理において、いまだに一部の損害保険会社のアジャスター(事故査定員)は、旧来の古い単価や指数を盾に「これで直してください」と迫ってきます。

 いいですか?これはどういう事かと言うと、 スーパーに行って250円に値上がりしているリンゴに対し、レジに100円玉だけをバンッと置いて「昔はこの値段だったんだから、この金額で売れ!」と店員に怒鳴りつけているのと同じです。

 一般社会なら、ただの悪質なクレーマーであり、完全な「買いたたき」です。 こんな理不尽な要求を飲み込んでいたら、修理工場はあっという間に倒産するか、あるいは目に見えない部分で「手抜き工事」や「粗悪な材料」に逃げるしかなくなります。 そして最終的に一番の被害に遭うのは、高い保険料を払って車を預けてくださった「大切なお客様」なのです。

 

BICの覚悟と約束

 先ほどの記事でも書いた通り、私たちは絶対に泣き寝入りしませんし、品質を落とすようなマネは職人のプライドにかけて絶対にしません。

 だからこそ、保険会社にはすべての交渉ログを残し、国が定める適正な取引ルールに基づいた正当な「価格転嫁(適正な修理費用の請求)」を毅然とした態度で求め続けます。

 材料費は間違いなく「ニューノーマル(高止まり)」の時代に突入しました。 修理代金等でお客様にご負担をお願いする場面も出てまいりますが、BICはその分、圧倒的な技術と120%の安心感で必ず皆様の愛車を守り抜きます。

 

本日20時公開のYouTube緊急動画でも、この「テレビが報じない現実」をすべてさらけ出しています。 車に乗るすべての方に見ていただきたい動画です。ぜひご覧ください。