銀座四丁目その日暮

仕事場は銀座四丁目。気ままに日々ビールビールしているコピーライター日暮真三(ひぐらししんぞう)。「西武」「ぴあ」「リクルート」「キリン」「小学館」「TOTO」「劇団四季」、「無印良品」のネーミング、「日清オイリオ」等を手がける。作詞はNHK「おかあさんといっしょ」の「こんなこいるかな」「ともだち8にん」「夢のなか」「あいうー」「アイーダアイダ」、世界卓球選手権テーマソング「ネットを越えろ」、松田優作ラストアルバム。著書に黒田征太郎絵「怒る犬」岩波書店、宮沢りえ絵「ふたりの12のものがたり」木楽舎がある。東京コピーライターズクラブ賞、同特別賞、ニューヨークADC賞金賞等を受賞。とまあエラそうに書いていますが、相変わらずのその日暮らしです。

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樹間を泳ぐ。
あえぎながら。
飛び込みの姿勢で
固まったまま
樹齢に刻まれて
生きのびる。
百年、千年と
数えては寄せて返す
波の孤独。
に、耳を澄ます。
の、奥の
シンとした
時間の波紋。IMG_7643

いったい、どこがどこにつながっているのか。だれも知らない。空を見上げながら配線の謎を解く。世界の謎を解く。コロナは電線を伝わって伝染する、というデマでも飛ばそうか。きみたちは伝えていくという宿命にしばられているのか。
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あやや。
ジャン・コクトーに紹介されて、カポーティはある日いちばん好きな作家コレットに会いに行く。彼女は微笑んで言う。「ジャンが言ったことはほんとうだとわかったわ。"だまされてはいけないよ、あの男は十歳の天使のように見えるが、実は年齢を超越しているのだ。それにひじょうに意地悪な心をもっている"」と。
ほんとうに意地悪な心をもっている。まあ、それが、憎たらしくも鮮やかな、カポーティのカポーティらしい魅力ではあるんだけど。
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名曲「トゥナイト」のシンプルで澄み切った歌声もうつくしい。スピルバーグによるリメイク版。こんなことをされたらどうしたらいいんだ。リタ・モレノも出ている。作曲レナード・バーンスタインと作詞スティーブン・ソンドハイムの「クール」も「アメリカ」も「サムウェア」ももちろん。スピルバーグの思い入れの強さが、予告編からもドキドキと伝わってくる。
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