西村賢太ことけんけんに、とことん惚れ込んで、その晩年に寄り添った小林麻衣子さんの赤裸々な告白。推し活をはるかに逸脱した日常の、ここまでやるかという関わり合いの底なし沼。凄い出会いがあったものだ。ここまで尽くせる女性がいるのかと思うほどの献身に、いや、参りました。わがまま放題し放題、それでいてナイーブな人見知りの潔癖症。西村賢太は幸せな作家だったなぁ。

仕事場は銀座四丁目。気ままに日々ビールビールしているコピーライター日暮真三(ひぐらししんぞう)。「西武」「ぴあ」「リクルート」「キリン」「小学館」「TOTO」「劇団四季」、「無印良品」のネーミング、「日清オイリオ」等を手がける。作詞はNHK「おかあさんといっしょ」の「こんなこいるかな」「ともだち8にん」「夢のなか」「あいうー」「アイーダアイダ」、世界卓球選手権テーマソング「ネットを越えろ」、松田優作ラストアルバム。著書に黒田征太郎絵「怒る犬」岩波書店、宮沢りえ絵「ふたりの12のものがたり」木楽舎がある。東京コピーライターズクラブ賞、同特別賞、ニューヨークADC賞金賞等を受賞。とまあエラそうに書いていますが、相変わらずのその日暮らしです。



