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2016年11月18日(金)、シネマート新宿(Cinem@rt- )にて催された『フリップフラッパーズ』振り返りセレクション上映会の雑感レポになります。

※トーク内容など、時系列がズレていたり内容に誤りがあるかもしれません。予めご了承ください。  


●●前座トーク●●

・原画畑などをずっと歩んで来た押山監督、この手の観衆を前にしてしゃべることが今までに無いとのことでやや緊張した面持ちで登壇。その割に、後々地上波放送分の5,6話を振り返りながらリテイク箇所見つけたり、ノリノリでダメ出ししてましたよね?
・\ドーモタカハシミナミデース/で、キャン丁目リスナー等々にお馴染みの高橋未奈美さん(たかみな)と、その声真似主・大西沙織さん(さおにしetc…)のキャスト陣コンビは食戟!舞浜祭以来の現場の組み合わせかな。
・"先輩"というどう見てもモブっぽい役名ゆえに、まさか呼ばれるとは思っていなかった(さおにし)。
・大西さん、今日は○○先輩に合わせた毛先の巻いてあるポニテを再現して登壇。いつもながら、装い然り担当するキャラをリスペクトされてる姿勢は流石といったところ。なお、この後のメール紹介で「優しい」の漢字が読めずに、小学生並の言語力(?)を自ら晒していくなどそのギャップ感から愛おしさも。うん、かわいいぞ(何がだ)
・アニメーターさんも見に来てるからリテイク必須なところ(衣装のパーツの塗りミスなど)など、細かいところへのチェックを重点的に(押山)。実際、各々の演出を誰々がやったという紹介までする上映会は私自身初でしたし、新鮮でしたね。


●●第5話振り返り●●

・ホラーチックな女学生(顔がふらいんぐうぃっちのマンドレイクみたいな娘たち)の鳴き声「ごきげんよう」は、アボリジニの楽器「ディジュリドゥ」で監督自ら吹いたものを採用。実際に箱型のポケット版ディジュリドゥを使って監督が披露されました。
・監督自らがCVにクレジットで載った作品は今までない(押山)。
・ホラーは苦手だから、見るのは二度目だけども今日もプルプルしながら見ていた(たかみな)。
・そして、5話のココナの叫びは高橋さんの素(押山)。
・ココナの変身シーンはセミの脱皮をイメージしている(押山)。
・昭和っぽい演出と、百合、ホラーは日本的なマッチングという感じ(司会)。ジャパニーズホラーを参考にこの回は作ったとのこと(押山)。

 
●●第6話振り返り●●
 
・OPは先に曲をいただいた。闊達な曲だったので、あえてシリアスな画にしようと決めた(押山)。
・油絵のマニキュアを塗るという発想は4話脚本・関根さんによるもの(押山)。
・このトークショーでは直接は言及していませんでしたが、監督が言及された先輩の回想話にて描かれた街の花や草は南東北に多いものでしたね。監督の出身がその南東北の方ということもあり、この6話で先輩の家に置いてあるこけしや最新の第7話にて本格的に描かれた福島県本宮や郡山の風景も相まって、このエリアを舞台設定にしているのは間違いないと個人的に確信。
※放送直前スペシャル(フリフラチャンネル PART2)にて、たかみなとM.A.Oさんがヤヤカの好物である郡山のソウルフード"クリームボックス"を実食するくだりもありましたね。そういえば。


●●終わりに●●

・監督としての知名度がないオリジナルアニメ故、作品の知名度がないのを嘆いている節も。
・第5話のホラーチックな女子学生の中に普通の生徒が混ざっているのを見つけた視聴者のtweetなど、細かい要素を発見してもらえるのは凝り性だからか嬉しい。考察もしていただいて楽しんで欲しい(押山)。


といったところで、以上です。、
考察して欲しいとは言われましたが、展開が突き抜けている所もあり感じたまま見たほうがいいのでは?と個人的には思っていますが、さてどうでしょう。
約2年前に放送されたみでし同様、福島の中通りが背景モデルになり舞台背景の面からも気になる作品になりつつありますし、またトークショーなどありましたら背景の話も飛び出さないか今後が楽しみです。 


※【2016年12/06追記】
公式が当日のオーコメの模様を12月第二週から週替わりの期間限定で公開開始しましたね。