2009年10月22日

ゲーム中のカメラ・視点のお話

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・・・今日はゲーム中のカメラ・視点のお話。
3Dアクション物でよく上げられる、"カメラ関係"への悪評価。
例えば、日本で爆発的人気の出たモンスターハンターシリーズですが、悪い評価として上げられる点には"カメラ"に関連したものが多いように感じます。
参考リンク:PSPmk2でのMHP2ndG評価
これは何故か?
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よく言われるのが、「コナミがカメラ関連の特許を取っているので、他社作品ではカメラワークをその特許に触れないように作らないといけない。コナミはそうやってゲーム関連で色んな特許とってるからゲーム作りへの妨げになっている。」といった感じです。(たしか伊集院光もラジオで取り上げてましたよねw)
それが単なる噂か真実なのかといいますと、これは真実。
特許電子図書館で「ゲーム空間を鳥瞰図」と検索すれば出てくると思います。
ただ、ここでコナミを叩くのはアホですよー!
こちらのpdfをご覧になると分かるように、結構色んなゲームメーカーがゲームの画面表示に関する特許を取っているんですから。
上記のコナミが取っている「ゲーム空間を鳥瞰図」の特許は、つまりカメラが壁にめり込む感じになると壁が透過するという内容です。(だと思います。)
これによって、カプコンのモンスターハンターで何故カメラが壁際に近づくと変な挙動をしてしまうかわかってもらえたと思います。(補足すると、カメラが壁にめり込んでしまうと、コナミの特許を使えばそのまま壁を透過してキャラを写すことができるが、それができなければカメラにはめり込んだ壁の内部が表示されてしまうため、カメラが壁にめり込まないようにカメラと壁に物理属性?をつけている。)
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こういった事があるため、他メーカーは特に3Dアクションやアドベンチャー物,TPSなどのカメラ部分に気を使わないといけないわけです。
そこでカプコンは、モンスターハンターのカメラはプレイヤーが自由に操作可能に。
その他のゲームも(XBOX360で代表的な3Dアクションと言えばNINJA GAIDEN2なども)、細かい違いはあるけれど基本的には自分で操作するタイプ。
固定視点なんかもあります。カプコンのバイオハザードや鬼武者なんかに代表される1シーン毎にカメラが固定されておりキャラクターをラジコン風操作で動かすタイプ。(あれも画期的だったなぁ。あまり好きじゃないけどw)
TPSはちょっと場合が違いますね。カメラを動かすと言うより、照準を動かすといった感じ。
こんな感じで色んなカメラがあるのですが、今回は自分で操作するタイプのカメラについて話を進めていきます。(自分の向いている方向にカメラをリセットするだけしか出来ないゲームや、ターゲットロックすると視点を自動変更してくれるタイプなどもこちらに含みます。)
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自由にカメラ操作できる利点としては、キャラクターの位置や間合いを把握しやすい。ということです。
敵を画面中に捕捉しやすいとか、
崖があったとして、そこを飛び越える前にジャンプしやすいようカメラを移動させて間合いを把握しながら飛んだりすると思います。
逆に欠点は、キャラクターの操作&カメラ操作を要求されるので、難易度が高くなりがちです。
上級者ならその辺も腕でカバーできますが、初心者やゲーム自体に不慣れな人などはカメラ操作にまでレベルが達していませんからねw(自慢になりそうですが、僕はモンハンのカメラに不満を持ったことはありません。ただ世間一般の評価はmk2などを見ると分かるとおり、カメラの不満が多数あります。こういった意見はゲームに不慣れな人が多いと思います。)
上級者でさえカバーできない部分ももちろんあるでしょうね。
例えば、キャラクターの背中にカメラを持ってきていると仮定して、真正面にジャンプします。カメラの自動調整などの影響で、ちょっとだけカメラが動いてしまう。そうすると、最初に目標としていた地点とちょっとズレた場所に着地するわけですから、足場が小さければ奈落へ落下です。セーブポイント直前でこんなことになれば、発狂寸前でしょう。でもこんな事は日常茶飯事なんですよねぇ。
ただ、だったらどこをどう改善するといいかと言われても、わかりません。
3D空間で遊ぶゲームは、こういった"カメラ問題"が永遠の課題です。(コナミの壁透過技術を使ったからといって、上記の欠点などは補えませんからね。)
僕が遊んできた限り、カメラワークの進化はPS1、セガサターン時代からあまり変わってないような気もしますし。(画期的なカメラワーク取り入れてるゲームあれば、どなたかマジで教えて欲しいです!)
カメラワークが極悪すぎて、糞ゲーのレッテルを貼られている可哀相なゲームも多いこと。
じゃぁもうFPSで使われている主観視点がカメラワーク考えなくて楽チン!だから全部主観視点で良いでしょう!って意見も出そうですが、NINJA GAIDENやソニックで主観視点だと目が回りますわw
やっぱり3Dアクションには特に、今のようなカメラは必要ですし、画期的なアイディアを誰かが考え付けば!(特許は出願しないでねw)、今後のゲーム業界にかなり活躍できるアイディアになりそうです。
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というわけで長々と語ってきました。まとめるのは得意ではないのでユルユルと閉めます。
ゲームはカメラワークだけでもすごく奥が深い。むしろカメラワークでゲームが変わるぞー。変わって欲しいなー

ちょっと専門的だけど、3D STRONG WARRIORSさんのこちらのページが分かりやすく図になっており勉強になります。
その他にも、カメラワークに関しては自作3Dゲームの課題とも言えますので、技術的なサイトなどをチェックしてみると、もっと具体的に分かると思います。

後半もあります。ゲーム中のカメラ・視点のお話 第2弾

・・・あ、そうそうBrutal Legend届きました。関税引っかかってたみたいで、ちょっと遅かったけど
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