2011年09月
2011年09月26日
タミヤのスミ入れ塗料を試してみた。その2
毎月の月刊誌(バックナンバー含む)に掲載された商品やちょっと気になったモノ、
新商品等を実際に使い、できるだけ定期的に紹介するコーナー。

前回に引き続き今回も
タミヤ スミ入れ塗料について書こうと思います。


前回は白地にはグレー、赤にはブラウン、灰色にはブラックといった
ごくごく普通の使い方を試してみました。
さて今回はもうちょい、いろいろ試してみたのでご紹介します。

上の画像は前回の終わりにあげたもので
普通に赤いプラにブラウンのスミ入れ塗料を施したものです。
ご覧のようにあまり目立ってません。(それはそれで、もちろんいいのですが)
じゃあ、試しに他の色、この場合だともっと目立つ色ということでブラックをチョイス。

向かって左がブラウン使用、右がブラックです。
その差は歴然ですね。というかやはりスミをうった部分が際立ち過ぎますね。
昔入社したてのペーペーの時、同じことをヴァル○ァロでやってしまい
周りのスタッフから「わかってねーな~」という目で見られた記憶が・・・。
では気を取り直し、せっかくなので他の組み合わせもやってみました。

赤地にグレー。
うーん、なんとも言えないが個人的には限りなく
否!です。

灰色のパーツにそれぞれ、グレーとブラウンを使用。(まだふき取ってません)
なんとなしですがこういう色同士の組み合わせって汚しぃとかでよく見かける
配色なのであまり違和感は無いように思えるのですがスミ入れということにおいては
どうなんでしょう。

お次、白にブラックとブラウン。
ブラックは、さっきの赤の時と同じような印象ですね。
ブラウンも下地の白によってはいけなくはないと思います。
例えばもうちょい黄味がかったくすんだ白とかに試してみるのも良いかもしれません。
(ちなみに使用しているのは当社の1/100 VF-1J一条輝機の整形色そのままです)
参考まで以下並べたものを

3色の下地全てにグレーを使用。

3色の下地全てにブラウンを使用。

同じく3色の下地全てにブラックを使用。

うーん、やっぱセオリー通りの組み合わせが
一番しっくりくる。
といった具合に商品をそのまま使ってみましたが
あとやることといったら・・・。
そう混色。
塗料って書いてあるしね。3色だけだし、白も無いからやることは限られているけど
いちお書いておきます。

写真下の二つが混色してできた色。
向かって左上、右上、右がそれぞれブラウン、ブラック、グレーです。
こういうちょっとした色混ぜとかに梅皿が大活躍してくれます。

右がグレーにブラックを足したもの。

そんでもってこちらがブラウンにブラックを足したもの。

ダークブラウン(仮)とブラックの比較。
ブラックほど主張し過ぎず、原液だけよりは
少し目立ってくれたと思います。
おしまいに
最初、商品見たとき「なんだエナメル塗料を薄めただけじゃないか!」
と意味もわからず憤ってたりしたんですが使ってみると、これがまた結構使える。
ちょっとしたスミ入れにいちいちシンナーに溶いて使わなくても
ビンからさっと出してちゃちゃっとスミ入れできちゃうのは非常に便利。
ラインナップが基本的なブラック、ブラウン、グレーなので大概のモノはカバーできますし。
スミ入れ用途としては十分すぎる量なので各色一個ずつ持っておいても損は無いなというのが
僕なりの結論です。
ではまた次回。
おまけ

この前仕事に行き詰まって手元にあったこの子にもスミ入れました。(混色したもの)
こうやってちょっと息抜きに手近なものを弄るのは楽しいです。
そういえばこの前正面の上司も鼻歌交じりに「赤いスーツ」を装着した某社長にスミ入れしてました。
みんな考えることは一緒なんだなぁ。
ちなみに本体は以前、月刊誌の付録についていたものです。(私物)
新商品等を実際に使い、

前回に引き続き今回も
タミヤ スミ入れ塗料について書こうと思います。


前回は白地にはグレー、赤にはブラウン、灰色にはブラックといった
ごくごく普通の使い方を試してみました。
さて今回はもうちょい、いろいろ試してみたのでご紹介します。

上の画像は前回の終わりにあげたもので
普通に赤いプラにブラウンのスミ入れ塗料を施したものです。
ご覧のようにあまり目立ってません。(それはそれで、もちろんいいのですが)
じゃあ、試しに他の色、この場合だともっと目立つ色ということでブラックをチョイス。

向かって左がブラウン使用、右がブラックです。
その差は歴然ですね。というかやはりスミをうった部分が際立ち過ぎますね。
昔入社したてのペーペーの時、同じことをヴァル○ァロでやってしまい
周りのスタッフから「わかってねーな~」という目で見られた記憶が・・・。
では気を取り直し、せっかくなので他の組み合わせもやってみました。

赤地にグレー。
うーん、なんとも言えないが個人的には限りなく
否!です。

灰色のパーツにそれぞれ、グレーとブラウンを使用。(まだふき取ってません)
なんとなしですがこういう色同士の組み合わせって汚しぃとかでよく見かける
配色なのであまり違和感は無いように思えるのですがスミ入れということにおいては
どうなんでしょう。

お次、白にブラックとブラウン。
ブラックは、さっきの赤の時と同じような印象ですね。
ブラウンも下地の白によってはいけなくはないと思います。
例えばもうちょい黄味がかったくすんだ白とかに試してみるのも良いかもしれません。
(ちなみに使用しているのは当社の1/100 VF-1J一条輝機の整形色そのままです)
参考まで以下並べたものを

3色の下地全てにグレーを使用。

3色の下地全てにブラウンを使用。

同じく3色の下地全てにブラックを使用。

うーん、やっぱセオリー通りの組み合わせが
一番しっくりくる。
といった具合に商品をそのまま使ってみましたが
あとやることといったら・・・。
そう混色。
塗料って書いてあるしね。3色だけだし、白も無いからやることは限られているけど
いちお書いておきます。

写真下の二つが混色してできた色。
向かって左上、右上、右がそれぞれブラウン、ブラック、グレーです。
こういうちょっとした色混ぜとかに梅皿が大活躍してくれます。

右がグレーにブラックを足したもの。

そんでもってこちらがブラウンにブラックを足したもの。

ダークブラウン(仮)とブラックの比較。
ブラックほど主張し過ぎず、原液だけよりは
少し目立ってくれたと思います。
おしまいに
最初、商品見たとき「なんだエナメル塗料を薄めただけじゃないか!」
と意味もわからず憤ってたりしたんですが使ってみると、これがまた結構使える。
ちょっとしたスミ入れにいちいちシンナーに溶いて使わなくても
ビンからさっと出してちゃちゃっとスミ入れできちゃうのは非常に便利。
ラインナップが基本的なブラック、ブラウン、グレーなので大概のモノはカバーできますし。
スミ入れ用途としては十分すぎる量なので各色一個ずつ持っておいても損は無いなというのが
僕なりの結論です。
ではまた次回。
おまけ

この前仕事に行き詰まって手元にあったこの子にもスミ入れました。(混色したもの)
こうやってちょっと息抜きに手近なものを弄るのは楽しいです。
そういえばこの前正面の上司も鼻歌交じりに「赤いスーツ」を装着した某社長にスミ入れしてました。
みんな考えることは一緒なんだなぁ。
ちなみに本体は以前、月刊誌の付録についていたものです。(私物)
2011年09月19日
ファッティー地上用ご予約について
みなさん、こんにちわ。
このところ蒸し暑い日が続いていますね。
9月も終わりに差しかかろうというのに・・・。
それでもこの時期になると建物の階段や道端には
力尽きて残念な姿になった黄金虫やセミを見かけるようになり
「あー やっぱ今年も夏が終わるんだな~」と思ってみたりします。
が、しかし!
そんなじんまりとは終われない事もあるわけで!

そう! 現在大好評ご予約受付中の1/24ファッティー地上用(2種)!
11月の発送に向けて着々と準備を進めているわけですが、
遂にNAGAMI氏に生産数の報告をする時が近づいてきました!
え~ それが何時かというと・・・。
非常に申し上げにくいのですが・・・。
明日!9月20日(火)でございます!
告知が遅くなってすみません。
あっ でも受注を〆切るわけではないので・・・。
現受注数に若干の上乗せをして最終的な生産数を決めるので
11月に確実にゲットされたい方は本日中にご予約をお済ませください。
・肩のパイルバンカーがイカすA型! (←どうやって使うんだ!)
・1/24立体化の少ないB型!(←よくもシエップス小隊を!)
・一体3万円弱に挫けた俺!(←・・・・・・。)
ちょっとお財布には厳しいですがA型&B型の2体セットは
別個に買うより6,000円もお安くなりますからね!
ちなみに11月発送分以降の次回生産は全くの未定です!(絶版ではないです)
それでは
このところ蒸し暑い日が続いていますね。
9月も終わりに差しかかろうというのに・・・。
それでもこの時期になると建物の階段や道端には
力尽きて残念な姿になった黄金虫やセミを見かけるようになり
「あー やっぱ今年も夏が終わるんだな~」と思ってみたりします。
が、しかし!
そんなじんまりとは終われない事もあるわけで!

そう! 現在大好評ご予約受付中の1/24ファッティー地上用(2種)!
11月の発送に向けて着々と準備を進めているわけですが、
遂にNAGAMI氏に生産数の報告をする時が近づいてきました!
え~ それが何時かというと・・・。
非常に申し上げにくいのですが・・・。
明日!9月20日(火)でございます!
告知が遅くなってすみません。
あっ でも受注を〆切るわけではないので・・・。
現受注数に若干の上乗せをして最終的な生産数を決めるので
11月に確実にゲットされたい方は本日中にご予約をお済ませください。
・肩のパイルバンカーがイカすA型! (←どうやって使うんだ!)
・1/24立体化の少ないB型!(←よくもシエップス小隊を!)
・一体3万円弱に挫けた俺!(←・・・・・・。)
ちょっとお財布には厳しいですがA型&B型の2体セットは
別個に買うより6,000円もお安くなりますからね!
ちなみに11月発送分以降の次回生産は全くの未定です!(絶版ではないです)
それでは
2011年09月07日
タミヤのスミ入れ塗料を試してみた。
毎月の月刊誌(バックナンバー含む)に掲載された商品やちょっと気になったモノ、
新商品等を実際に使い、できるだけ定期的に紹介するコーナーです。


こちらが先月発売された各誌。
その中から今回は比較的簡単なものから紹介します。(初回だしね)
タミヤ スミ入れ塗料(エナメル系)各種

向かって
左:スミ入れ塗料(グレイ)[ITEM87133]
中央:スミ入れ塗料(ブラック)[ITEM87131]
右:スミ入れ塗料(ブラウン)[ITEM87132]
正味量:40ml(同社エナメル溶剤大ビンと同じ大きさです)
価格は各378円(税込)
では早速、使ってみよう。


裏から見るとビンの底に塗料が沈殿してます。使用前には良く撹拌しましょう。
グレーは液の部分が何故かピンク色してますがお皿(向かって左)に出すとちゃんと
グレーしてました。ちなみに使用しているお皿はMa.kモデラーおなじみの梅皿。(筆塗りに便利)


まずは白いパーツにグレーを使ってみます。
蓋の裏には流し込みタイプのセメント同様筆が付いているので開けてすぐ使えるのが良いです。

一通り流してみました。
はみ出しているところをご覧いただければ
パーツに付いた時の色がよりわかると思います。
こういう材料は、
自分で作るとだいたいシャバシャバになったり流れなかったり
その繰り返しでなかなか塩梅がつかめませんが
流石メーカーが調節しているだけあって濃過ぎず薄過ぎず丁度いいです。
適度な粘度になっているのでモールドに沿ってツーっと流れてくれるのがなかなか快感。
以下グレーのパーツと赤いパーツもそれぞれ黒、ブラウンでスミイレ。



真っさら→ビンの淵で含みを調節しないとボタッといきます→そして調子に乗ってやり過ぎる(乾いたら綿棒などに溶剤をつけてキレイキレイします)


画像では判別できないくらいブラウンは目立ちませんでした。
実際、肉眼で見ればちゃんと色がついてますので(笑)
ではもっと目立つ色(例えば黒)でやった場合は?というのは
次回ご紹介しますのでお楽しみに!
それではまた
新商品等を実際に使い、


こちらが先月発売された各誌。
その中から今回は比較的簡単なものから紹介します。(初回だしね)
タミヤ スミ入れ塗料(エナメル系)各種

向かって
左:スミ入れ塗料(グレイ)[ITEM87133]
中央:スミ入れ塗料(ブラック)[ITEM87131]
右:スミ入れ塗料(ブラウン)[ITEM87132]
正味量:40ml(同社エナメル溶剤大ビンと同じ大きさです)
価格は各378円(税込)
では早速、使ってみよう。


裏から見るとビンの底に塗料が沈殿してます。使用前には良く撹拌しましょう。
グレーは液の部分が何故かピンク色してますがお皿(向かって左)に出すとちゃんと
グレーしてました。ちなみに使用しているお皿はMa.kモデラーおなじみの梅皿。(筆塗りに便利)


まずは白いパーツにグレーを使ってみます。
蓋の裏には流し込みタイプのセメント同様筆が付いているので開けてすぐ使えるのが良いです。

一通り流してみました。
はみ出しているところをご覧いただければ
パーツに付いた時の色がよりわかると思います。
こういう材料は、
自分で作るとだいたいシャバシャバになったり流れなかったり
その繰り返しでなかなか塩梅がつかめませんが
流石メーカーが調節しているだけあって濃過ぎず薄過ぎず丁度いいです。
適度な粘度になっているのでモールドに沿ってツーっと流れてくれるのがなかなか快感。
以下グレーのパーツと赤いパーツもそれぞれ黒、ブラウンでスミイレ。



真っさら→ビンの淵で含みを調節しないとボタッといきます→そして調子に乗ってやり過ぎる(乾いたら綿棒などに溶剤をつけてキレイキレイします)


画像では判別できないくらいブラウンは目立ちませんでした。
実際、肉眼で見ればちゃんと色がついてますので(笑)
ではもっと目立つ色(例えば黒)でやった場合は?というのは
次回ご紹介しますのでお楽しみに!
それではまた