なんで???

小さなバック一つで出かけた私が皮膚科に入院・・・・・・・

裸になりパチパチと写真を撮られ、組織検査の為に皮膚を取られ、

何が何だか理解できない事が自分の身の上に起きてしまいました。

そこでの治療方法は、ステロイドの飲み薬と塗り薬。

朝夕二回治療室で担当医が独自で勧めている酢の入った塗り薬とステロイド薬。

まるで酢昆布になつた気分でした。

15日入院(ガンの方でも最高12日入院という時に)。

周りの患者さんが、大石さんはなんで入院してるのですか?
と聞かれるぐらい元気な私は、ステロイドの飲み薬6錠を飲みベタベタするぐらいの薬を患部に塗り続けました
(この時は見える所に症状は出ていませんでした)

あれほど嫌がつていたステロイド治療を大丈夫と自信を持って勧めた病院に腹立たしさを感じだしたのはその後です。

退院した後も1年以上治療の為に通院しました。
薬が切れるとすぐブツと痒みがはじまりいつまでたっても治ることはなく、アトピーの人がたどる転々と皮膚科を渡り歩くことになりました。

なにを信じてどうそうすればよいのか・・・・・・

この時には薬を塗ってもいない顔などにも症状が出てきました。

このような状態になぜなつてしまつたのか… 

治そうと薬を塗り続けているのに治るどころか広がっていくばかり。

名医の先生曰く、
「ステロイドのどこが悪いのですか  誰がそう言い出したのか知っていますか? 」
「テレビタレントの久米浩ですよ」

この治療が嫌なら治療はできませんと言い渡された時には、本当にパニックなりどうしようとフラフラと当てどもなく自動車を運転したのを覚えています。
よくぞ自動車事故を起こさなかったな〜と今思うとヒヤヒヤものです。

次第に冷静になりここまで酷く成ったのはあれほど嫌っていた薬に頼ったせいではないか。

自分の考えを押さえ納得できない治療をしたからではないか。

もう一度自分の信念どうりの方法で治したい。

この気持が湧き出てきてその日から薬をやめてしまいました。