October 21, 2007
アラビア数字にみる角数の概念

私たちが普段当然の様に使っている1・2・3・4・5・・・のアラビア数字(算用数字)。
世界中で共通の算用数字として使われていますが、その成り立ちは大変古く、現在の10進記数法の起源は0(正数と負数の中心)の概念を創った古代インド(バラモン数字)と言われています。
インドで創られた数字が8世紀の後半頃、算術書としてシルクロードの通商で伝わり、アラビア諸国に広まるにつれて形が変化して行きました。
ヨーロッパ諸国に伝わったのは12世紀後半と言われています。
なので、アラビア数字と言われているのは、本来インド数字だったのですね。
「アラビア数字はヨーロッパを征服し、地上のすべての文化的民族の自然科学、技術、経済、交通におけるその根本的役割を未来永遠にわたって引き受けたのである」とジクリト・フンケは著書「アラビア文化の遺産」の中で語っています。
この様に、殆どの国で共通化された数字ですが、ここに面白い数字の概念が有ります。
「1」を書くときは1本の縦線を引きますが、欧米では直立した「へ」の字の様に書く事が有ります。(「7」も「ヘ」と紛らわしいので「ヌ」のように書く場合が有ります)
この「へ」の字の様な「1」には折れ曲がった角が1つ、「2」は「Z」の様に書くと角は2つ、「3」は「反転したΣ」の様に書くと角は3つになります。
「4」は4角、「5」は5角(画像参照)・・・という具合に、角の数を数えると確かにその数字と同じ数になりますね。
信憑性は定かではないので、故実けなのかどうか判りませんが「ほぉ〜なるほどね」と納得させられるものは有ります。(笑)

