魔法少女と呼ばないで

長編のNTR(寝取られ)小説を書いていくブログです。18歳未満の方は閲覧禁止です。 ご意見ご感想はnananahihihiアットマーク(←@に変えて下さい)hotmail.comまで

第七話

after 第七話 「初めてのデート」 前編

お母さんの顔をはっきりと思い出せなくなったのはいつからだろう。
綺麗な人だったような気がする。
背中や腕に刻まれた痣がやけに痛々しくて、そっちの方が印象強く記憶に残っている。
お父さんの顔をしっかりと見ることが出来なくなったのはいつからだろう。
いつも怒鳴っていたし、少しでも気に食わないことがあればすぐに手を上げる人だった。
だからあたしは出来る限り静かに、息を潜めるように生活をしていた。
弟はあたしよりも小さくて、いつも理不尽な恐怖に震えていた。
あたしの心が壊れずにすんだのは、きっとあの子の泣き顔を、少しでも笑顔に変えてあげたいと思っていたから。
今でも思う。
あたしに力があれば、お母さんや弟を守れたんじゃないかって。
皆がバラバラにならなくても済んだんじゃないかって。
一緒に生活出来る道があったんじゃないかって。
あたしはなけなしの勇気を振り絞り、何度もその不条理な暴力に立ち向かった。
小さな手。
小さな身体。
ひ弱な力。
それらは余計に怒りを買うだけで、結果としてはお母さんの痣が増えるだけだった。弟の嗚咽が続くだけだった。
あたしは強くなりたかった。
力が欲しかった。続きを読む

after 第七話 「初めてのデート」 中編

東京タワーの展望台から視界が一瞬で移り変わる。
シャーリーの跳躍は単純移動では無いので空気抵抗も重力も感じない。
気がつけば東京タワーから遠く離れたビルの屋上に立っていた。
方角的には『北』に跳んだらしい。続きを読む

after 第七話 「初めてのデート」 後編

打ち上げ花火の如く次々と宙を舞う数台の車に向かって、気配遮断の魔術を纏ったシャーリーが空を駆け抜ける。
彼女が一緒に跳躍出来るのは、最大で彼女自身の質量十倍まで。
故に一トンを超す車を掴んでそのまま着地というわけにはいかない。
空中でドアを剥ぎ取ると、中の乗客を纏めて掴み、地面に向かって跳躍して着地すると、乗客だけを残して再び次の救助へと向かう。
その際無人になった車の落下地点に人が居ない事も確認。続きを読む
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