<饗場総合法律事務所 饗場元彦先生><中本総合法律事務所 中本攻先生>

2010年03月29日

<村田敏法律事務所 村田敏先生>

村田敏先生写真村田敏先生にインタビューをさせて頂きました。

Q1. 弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。
A1.大学時代は経済学部に所属しており、そのまま就職しようと考えていました。しかし一方で、当時は明るみに出ない神秘的であった法曹の仕事を映画などで見るうちに、正義・人権に興味・憧れを抱くようになりました。そこに独立心なども加わり、次第に弁護士を目指すようになりました。



Q2. 弁護士になって特に印象に残っている案件(事件)を教えてください。
A2.印象深い案件は一つならず多くあります。その中から挙げるとすれば、民事事件では、外国人の労働災害や在留資格などをめぐる事件で、たった一人で最高裁判所の法廷において弁論をしたことが印象に残っています。また、刑事事件ではベトナム難民の事件で国選弁護人として弁護を務めた事件です。ここでは一審で殺人罪として2年6ヶ月の実刑判決が出ましたが、被告人も私も納得がいかず無償で控訴を引き受け、逆転無罪を勝ち取ることができました。

Q3. 弁護士のお仕事の中で嬉しかったことは何ですか。
A3.行政裁判の勝訴や刑事で無罪を勝ち取ったときなどは、弁護士冥利につきます。

Q4. 弁護士としてお仕事をする上での信条・ポリシーを教えてください。
A4.弁護士としての役目です。正義と人権を掲げ人を助けてあげたいと思っています。また、弁護士報酬も気になりますが、依頼者の為に一人でも戦う、相手が強ければ強いほどやりがいがあるということを心がけています。

Q5. ご依頼者様に対して、特に気をつけていることは何ですか。
A5.裁判は弁護士と依頼者の共同作業で進めることが大事ですので、依頼者と互いに協力し合っていくことを心がけています。特に、依頼者と同じ目線で、分かりやすく時間をかけてじっくり説明するよう努力しています。

Q6. 弁護士として特に関心のある分野は何ですか。
A6.外国人の人権に関心があります。外国人家族の不法残留問題において、日本で成育し、日本語しか話せない子供が強制送還されてしまう問題などがあります。そういった子供の保護や、彼らの権利を保護してあげたいと思っています。また、日本人の事件も多く、損害賠償、相続、離婚なども取り扱っており、関心があります。

Q7. 今後の弁護士業界の動向はどうなるとお考えでしょうか。
A7.弁護士の人数増加で競争が激しくなると思います。弁護士間だけでなく、他業種などとの競争も考えられるため、今後はどれだけ専門的な分野に入っていけるかが重要でしょう。また、そのような状況の中で訴訟の内容も含めた意味での弁護士の正確な情報がどれだけ行き渡るかも大きく関わってくると思います。

Q8. 先生の今後のビジョンを教えてください。
A8.現在、外国人の問題に限らず、さまざまな面で困っている人が多くいるので、少しでも人の役に立てるように出来る限りの成果を上げたいです。その実現と成果を得るために、これからも日々の実践活動の継続と積み重ねを欠かさないよう心がけて行きたいです。

Q9. ページを見ている方々に対してメッセージをお願い致します。
A9.弁護士は敷居が高いといったイメージが強く、相談者への無責任なたらい回しや、しかりつけたりするような場面を私自身目にしたことがあります。しかし、基本的に弁護士はサービス業であるため、対等な立場として相談にのってくれる弁護士を探してください。

Q10.ページを見ている法曹界を目指している方に向けてのメッセージをお願いします。
A10.自分がどういうことをしたいのかという夢を持って、それぞれが活躍できる舞台を目指して欲しいです。これからの弁護士業界は、収入面において、余り希望をもてないと思います。弁護士になることが最終点ではなく、弁護士になって何をするのかという目的意識を持って頑張ってください。

Q11.その他に特記したい事項やページを見ている方にお伝えしたいことはございましたら、お願い致します。
A11.海と坂が、私の郷里です。


<法学部生のコメント>
 村田先生は、外国人の在留問題などの報道されるような多くの大きな事件を報酬に関わらず、時には無償でも引き受けたことがあるということを聞きました。村田先生が、正義や人権に憧れを抱いて弁護士を目指されたことがその活動に多くあらわれていると思いました。初めに抱いていた憧れを、弁護士として活躍されている現在においても持ち続けていることに感動しました。私も、明確な目的を意識しつつ、今持っている憧れを将来に亘っても抱き続けられるよう勉学に励みたいと思います。

法政大学法学部1年 阿部恵理佳



bengoshiretsuden at 12:30│Comments(0)TrackBack(0)

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