<常盤綜合法律事務所 常盤政幸先生><アルテア法律事務所 武藤暁先生>

2011年03月01日

<大本総合法律事務所 梅山隆弘先生>

梅山隆弘先生にインタビューをさせて頂きました。梅山先生☆

Q1.弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。
A1. 高校の政治経済の授業のときに、学校の先生が憲法などの話をしていて、それに興味を持ったからです。企業の歯車として働くのではなく、自分の判断で事件処理ができるというのも私には魅力がありました。



Q2.弁護士になって特に印象に残っている案件(事件)を教えてください。
A2. 弁護士になってすぐに少年事件を担当しました。
成年手前の19歳の少年でしたが、まず心を開いてくれるまでに時間が掛かり、やっと少年が心を開いて様々語ってくれるようになり、これならきちんと反省し、もう犯罪に手は染めないと思えるようになった矢先に逆送になってしまいました。今までは少年審判だったので付添人の立場でしたが,逆送になり、弁護人としての立場で担当することとなりました。弁護士登録して2カ月で少年の刑事事件のフルコースを担当しました。
 非常にタフで大変な事件でしたが、最終的に少年には執行猶予がつけられ、少年は何度もお礼をいってくれました。今でも思い出します。

Q3.弁護士のお仕事のなかで嬉しかったことは何ですか。
A3. 事件が解決して、依頼者の方に喜んでいただいたときや訴訟で勝ったとき、和解がうまくいったときももちろんうれしいですが、特にうれしかったのは、敗訴的和解をしたときに、「先生がここまでやってくれたなら本望です。」と自分の活動を評価してくれたことが、申し訳ない気持ちもありつつも,とてもうれしかったです。

Q4.弁護士になって一番大変だと感じることは何ですか。
A4. 依頼者の方が必ずしも法律がわかるわけではないので、手を変え品を変え説明をしなければならないことがあります。その時に依頼者の方になかなか理解していただけない場合が少し大変だと感じます。しかし、自分の引き出しを増やすという意味でとてもありがたいとおもって,日々仕事をしています。

Q5.休日はどのようにお過ごしですか。
A5. 土日も仕事をしているときもありますが、最近は休みがとれるときには子どもと遊んだりして、子育て中心の休日です。
 
Q6.弁護士としてお仕事をする上での信条・ポリシーを教えてください。
A6. 依頼者の方に対してのベストは何かを常に考えることです。
弁護士という仕事は、依頼者の方に依頼を頂いて、事件を解決するサービス業です。満足頂けなければ依頼者の方は去って行ってしまいます。しかし、資格をもって仕事をしている以上、依頼者のかたを説得したり、耳が痛いことも言わなければいけません。
 ベストを考えつつ、専門家としての意見を述べることですね。

Q7.ご依頼者様に対して特に気を付けていることは何ですか。
A7. これも6番と一緒で、依頼者のかたのベストを考えつつ、専門家としての意見を述べることです。

Q8.弁護士として特に関心のある分野は何ですか。
A8. 私の事務所の事件は交通事故が多いです。私は、加害者の側(保険会社側)からも被害者の側からも両面からやったことがあるので、多少は詳しいとは思います。
 司法や実務運用の壁に阻まれて苦しんでいる被害者の方が多いので、可能であれば、その問題に徐々にでも風穴を開けられるような活動を今後はしていきたいと思っています。

Q9.今後の弁護士業界の動向はどうなるとお考えでしょうか。
A9. 弁護士の人数が増えることで,結局は依頼者の方に選ばれる弁護士でなければ、淘汰されていってしまうと思います。そのために、小さい事件でも一生懸命やることで依頼者の方の信用、信頼を得ていかなければならないし、そうすることで生き残っていけると思います。

Q10.先生の今後のビジョンを教えてください。
A10. 今まで事故や事件にあって、弁護士に相談するなんて考えたことがなかった人たちに相談に来て頂ける弁護士になり、そんな方たちの力になりたいと考えています。

Q11.ページを見ている方々に対してメッセージをお願いします。
A11.もし何か紛争を抱えているのであれば,早いうちに相談に来てほしいです。こじれる前であればすんなり解決できたものも、こじれてこんがらがってしまうと、解決が難しくなってしまいます。
こんな問題で弁護士に相談していいのだろうかと思わずに、気軽に相談にいらっしゃってください。

Q12.ページを見ている法曹界を目指している方に向けてメッセージをお願いします。
A12. 勉強ももちろん大切ですが、勉強ばかりでは弁護士として大成しないと思います。
弁護士は想像力を必要とします。依頼者の方へのベストの解決策が一つしか思いつかないのではだめです。ベターな方法をいくつか考えて、依頼者に説明し提示して、その中から選んでもらえるようにならなければなりません。
また相手方との交渉の際は、相手方が何をいうのかをいくつも想定しておいて、その場で考えて切り返さなければなりません。そんなときにも、前もって相手方の立場なら何を言うだろうと考え、こちらの切り返しを準備するわけです。タフな交渉であればあるほど、想像力が必要です。
 法律のことしかわからない頭でっかちではなく、異業種の人たちと話しをしたり、身近なところでたくさんの経験を積んで、想像力を養い、いい法曹人になって下さい。

<取材学生からのコメント>
梅山先生は明るく、お話もとても面白いかたです。法曹を目指す学生へのメッセージにあった「依頼者のかたへのベストが一つしか思いつかないのではだめ、ベターな方法を考えそれを提示し、選んで頂かなければならない」というお話がとても印象的で、先生が依頼者の方の気持ちをすごく考えていらっしゃるということが伝わってきました。
 梅山先生、お忙しいところインタビューに答えて下さってありがとうございます。

専修大学法学部3年 田村菜里美




bengoshiretsuden at 11:02│Comments(0)TrackBack(0)

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