2011年06月29日

<阿部国際総合法律事務所 阿部隆徳先生>

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阿部隆徳先生にインタビューをさせて頂きました。


Q1.先生が弁護士を目指されたごきっかけを教えてください。
A1. 現実社会と接点を持ち、法的知識と戦略により、問題を解決し得る点に惹かれたからです。



Q2. 先生はボストン大学への留学をはじめ、海外経験をお持ちですが、海外に留学しようと思ったきっかけを教えてください。
A2. 視野を広げ、法的問題の解決のために必要な能力を「法の支配」の本場であるアメリカにおいて高めたいと考えたからです。


Q3. 先生のご専門とそれをご専門にしようと思ったきっかけを教えてください。
A3. 様々な分野における紛争の解決、特に、知財・渉外・医療の領域です。
知財と渉外は、今日の国際化した企業活動において非常に重要な位置づけを占めており、また、知財と医療は、理系の分野と接点があり、法分野としては成熟しきっていない斬新な分野であるからです。


Q4. 先生のご専門分野のおもしろいところを教えてください。
A4. 企業活動の最先端に関与できる点、及び、新たな判例法の創造に関与できる点です。


Q5. 弁護士になって特に印象に残っている案件(事件)を教えてください。
A5. 1つは、日本の特許侵害訴訟において、敗訴していれば、ビジネスに甚大な影響を与える案件において、激しい攻防の末、ようやく勝訴を勝ち取った案件です。
もう1つは、アメリカの特許侵害訴訟において、提訴前から陪審評決までダイナミックなアメリカ訴訟を闘い抜き、勝訴を勝ち取った案件です。


Q6. 法曹のお仕事の中で嬉しかったことは何ですか。
A6. 勝訴の報に接し、依頼者と堅い握手を交わしたこと。
訴訟が終了し、それまで見たことのないような依頼者の笑顔を見たこと。
案件が終了し、これで眠れるようになれましたと言われたこと。
この3つですね。


Q7. 弁護士になって一番大変だと感じることは何ですか。
A7. 責任の重大性です。


Q8. 弁護士としてお仕事をする上での信条・ポリシーを教えてください。
A8. 丁寧かつ迅速に仕事を進め、依頼者に最高の満足を有して頂くことです。


Q9. 今後の日本の弁護士業界の動向はどうなるとお考えでしょうか。
A9. より二極化が進むと考えています。

Q10. 先生の今後のビジョンを教えてください。
A10.  阿部国際総合法律事務所を総合病院のような法律事務所にしていくことです。

Q11. ページを見ている法曹界を目指している方に、学生のうちに身に付けておいて欲しいことなど、メッセージをお願いします。
A11.幅広い視野と外国語能力を身に付けておくといいと思います。



<取材法学部生からのコメント>
 阿部国際総合法律事務所の阿部隆徳先生にインタビューをさせて頂きました。阿部先生は、現在知的財産・渉外・医療の分野で日本国内のみならず、海外でもご活躍の先生です。今回のインタビューで一番印象に残っているのは、先生の留学先のボストン大学ロースクールとジョージワシントン大学ロースクールでは、現在話題となっているサンデル教授の授業よりもすばらしい授業を受けた、というお話です。また、アメリカでの訴訟に関してもお話を伺うことができました。短い期日で書面を書き上げる大変さや、特許侵害の訴訟などでは、裁判官だけではなく、素人である陪審員にわかりやすく説明するため、本番に近いかたちで模擬陪審を行ったご経験も伺うことができました。(アメリカの裁判に関しては、映画『シカゴ』を阿部先生に勧めて頂きました)
 阿部先生のように国際的に通用する弁護士の先生が知財立国日本を支えているのだと思うと、今回阿部先生にインタビューをさせて頂くことができ、とても感動しました。
 最後になりましたが、阿部先生、お忙しい中インタビューにご協力くださいまして、本当にありがとうございました。

 
阿部国際総合法律事務所のHPはこちら

上智大学法学部国際関係法学科3年 下川恵里奈





bengoshiretsuden at 12:00│Comments(0)TrackBack(0)

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