<アップル法律事務所 伊達俊二先生><桐蔭横浜大学法科大学院教授 吉田宣之先生>

2011年08月11日

<きた法律事務所 北周士先生>

北先生
北周士先生にインタビューをさせて頂きました。

Q1.弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。
A1. 一言で言うと、家が裁判をやったことがあるからです。遺産関係の事件だったのですが、私はそこで初めて弁護士という職業に出会いました。1人目に担当してくれた弁護士はあまり良くなかったのですが、2人目に担当してくれた人が凄く良い人で、いろいろなことをしっかりと説明してくれました。その弁護士のおかげで、母の負担が減っているのが、私の目にもわかりました。
 もともと私は理系の方が得意だったのですが、しかし弁護士に興味が湧き、大学入学のときに弁護士になろうと決心をして法学部を選択しました。それがきっかけですね。



Q2.弁護士になって特に印象に残っている案件(事件)を教えてください。
A2.痴漢の 否認事件が印象に残っています。この事件は私の同期と二人で、依頼者が逮捕されたその日から2年間ほど、交互に接見をしたり繰り返していました。その事件でいろいろな方と出会い、いろいろな方のお話も聞くことができ、なにより依頼者の方のために同期と一緒に最高裁まで本気で戦うことが出来たので、印象に残っています。


Q3.弁護士のお仕事のなかで嬉しかったことは何ですか。
A3.依頼者の方と一緒に、どういう証拠を集めれば良いのか、どうしたら依頼者の方の要望がかなえられるかを一緒になって考え、依頼者のことを最初から最後まで自分が把握して、事件の解決も考えた通りに進むことが出来るのが嬉しいことです。


Q4.弁護士になって一番大変だと感じることは何ですか。
A4. 依頼者との信頼関係を作れないときです。基本的には判例・通説に従うことが裁判では有利になると思いますが、最初にリスクを説明したうえで、それでもなお依頼者の方がやりたいというのであれば、私はやります。出来ないことはもちろん言いますが、依頼された以上すべてのことはやろうと思っています。


Q5.休日はどのようにお過ごしですか。
A5. 開業してまだ、3カ月くらいなので、休みはありません。
余力があるときには、買い物をしたり、家事をしたり本を読んだりして過ごしています。

Q6.弁護士としてお仕事をする上での信条・ポリシーを教えてください。
A6. 依頼者に対して、出来ること、出来ないことの理由をしっかりと説明し、その上で私が合わないのであれば、しっかりと「自分とは合わないのではないか」と伝えます。個人の人は人生で弁護士に頼る機会など、1回あるかないかだと思います。そんな大切なときに、合わない弁護士に頼んでつらいのは依頼者の方だと思います。「私はこういう方針です。」と説明して、納得頂いた上で選んで欲しいと思っています。しかし、依頼をされた以上は絶対私の出来ることはすべてやります。

Q7.ご依頼者様に対して特に気を付けていることは何ですか。
A7. 信頼関係をどう作るかというところで、話を良く聞くことです。どういう事実関係があって、どういう処理をしたいのか、お金の問題なのか、そうではないのか、依頼者の方が納得する結論に導くことが一番良いと思います。


Q8.弁護士として特に関心のある分野は何ですか。
A8.依頼はなんでも受けるようにしていますが、特に関心のあるのは、中小企業の予防法務分野です。中小企業には法務部もなく、社員の方が兼任しても片手間になってしまいます。そういう企業の相談に乗っていきたいと考えています。
 
Q9.今後の弁護士業界の動向はどうなるとお考えでしょうか。
A9.弁護士の数は増え、事務所の規模も2極化し、業務の内容も細分化すると思います。専門性を出そうとする人が増えます。しかし、いわゆる町ベンとしての需要がなくなることはないと思います。
 
Q10.先生の今後のビジョンを教えてください。
A10. 開業をしたので、弁護士を雇って、ある程度の規模の事務所にしたいと考えています。来た事件を一つ一つきちんとやっていくことも大切ですね。

Q11.ページを見ている方々に対してメッセージをお願いします。
A11.どんな問題でも、なるべく早く相談に行くべきだと思います。初回無料の事務所もありますし、あわなければ別の弁護士に頼んでもいいと思います。風邪をひいたら医者に行くのと同じ感覚で、ちょっと問題だなと思ったら、気軽に相談に来てください。
 
Q12.ページを見ている法曹界を目指している方に向けてメッセージをお願いします。
A12. 弁護士にはなってみないとわからないことがたくさんあると思います。企業はスピードが勝負です。一般民事はトラブルに突っ込んでいく仕事なので、精神的にきついこともあります。そういうことも含めて楽しいと思えないといけないと思います。なろうという意志があるなら頑張ってほしいと思います。


<取材学生からのコメント>
北先生は、とても気さくで、楽しくインタビューすることが出来ました。開業したばかりのオフィスも駅からとても近く、行きやすい立地で、事務所の中も明るく、とても落ち着く雰囲気でした。もともと理系だった先生が、自分の家が裁判を経験したことにより、弁護士を目指したというエピソードが凄いと思いました。勉強に関しても、「受験生としての立場ではなく、出題者の立場から、司法試験等はどういう試験なのかを考え、受かっている人の意見をたくさん聞いた方がいいと思います。」というアドバイスを頂きました。
北先生、お忙しいところインタビューに答えてくださってありがとうございました。



bengoshiretsuden at 11:00│Comments(0)TrackBack(0)

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