2011年09月16日

<さかきばら法律事務所 折井純先生>


折井純先生にインタビューをさせて頂きました。photo_orii


Q1.なぜ、弁護士になろうと思われたのですか。

A1. 私は女性だったので、結婚や出産を経ても長く続けられる仕事がしたい、と昔から思っていました。その中でも困っている人や弱い立場の人の力になれる仕事として、弁護士に魅力を感じるようになりました。



Q2.弁護士のお仕事の中で嬉しかったことは何ですか。

A2. 依頼者に「依頼してよかった」と言っていただけたときです。常に依頼者に満足して頂けることを第一に考えて案件に取りかかっているので、依頼者に感謝していただけたときは本当に嬉しいです。


Q3. 弁護士になって一番大変だと感じることは何ですか。 

A3. 依頼者が望まれていることを常に100%叶えてさしあげられるとは限らないことです。もちろん最善の結果が出るようにいつも努力をしていますが、証拠の有無や相手方との折り合い、裁判官の裁量などによって、思い通りにならないこともあります。事件、特に家事事件は依頼者、相手方、裁判官など様々な人の思いが関わって結果が出るので、自分の力だけではどうしようもない側面があるのも事実です。人と人とのかかわり合いというのが裁判の魅力でもあり、大変なところでもあると思います。


Q4.弁護士としてお仕事をする上で意識していることは、何ですか。

A4. 常に誠意をもって案件にあたることです。弁護士に相談をすることは人生のうち幾度も経験するものではありません。依頼者は大きな悩みや事件を抱えて弁護士の元へ来られるので、みなさん非常に真剣です。そのような依頼者の必死の思いに応えるためには、こちらも真剣に、誠意を尽くして案件に取りかかることが大切だと思っています。


Q5.弁護士として特に関心のある分野は何ですか。

A5. 家事事件です。家事事件は家族という身近な間柄で起きる事件だからこそ、解決が非常に難しい分野です。身近であるが故に他人にはわからない深い関係がありますし、余計に気持ちのもつれが大きくなり、感情的にもなってしまいがちです。しかしそこに私たち第三者が介入し、冷静な観点から案件を解決に導きます。家事事件は依頼者の生活や人生に深く関わるので、解決の形も定型的ではないですし、決して楽な分野ではありませんが、だからこそやりがいを感じます。


Q6.今後の弁護士業界の動向はどうなるとお考えでしょうか。

A6. 弁護士の専門分化が進むと思います。弁護士の増加に伴って、依頼者が弁護士を選んで依頼するようになりつつあります。依頼者が依頼したい案件に最も適した弁護士を選べるように、弁護士の専門分野が今以上にはっきりと分かれてくるのではないでしょうか。専門分化が進めば依頼者が弁護士を選びやすくなるだけでなく、弁護士にとってもより仕事がしやすくなると思います。


Q7.ページを見ている法曹界を目指している方に向けてのメッセージをお願いします。

A7. 信念を持って頑張ってほしいと思います。弁護士という職業は大変ですが、その反面非常にやりがいのある職業でもあります。法律家を目指されている以上、決して諦めずに最後まで努力し、夢を叶えてください。どんなに辛くとも必ず道は開けます。



<取材学生からのコメント>

Q3の「裁判は人と人とのかかわり合い」というお言葉が非常に心に残りました。家事事件という非常にデリケートな分野を専門としていらっしゃる折井先生だからこそ、そのお言葉に非常に重みが感じられました。また、さまざまな例を挙げてお話してくださったり、Q6では「貴方はどう思う?」と私の意見を尋ねてくださったりと、とても気さくに対応してくださりました。最初から最後まで先生が笑顔でお話してくださったので、私も楽しみながらお話をお聞きすることが出来たと思います。折井先生、お忙しい中インタビューをお受けいただき誠にありがとうございました。


武蔵大学社会学部2年 柳田香帆



bengoshiretsuden at 11:02│Comments(0)TrackBack(0)

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