<飯塚法律事務所 荒生祐樹先生><弁護士法人道北法律事務所名寄事務所 大窪 和久先生>

2013年08月13日

<弁護士 中西祐一 先生>

photo_nakanishi_20130828中西祐一先生にインタビューをさせて頂きました。

Q1. なぜ、弁護士になろうと思われたのですか? 
A1.大学で法律相談部に所属していました。その時、法律で困っている人が多いと知り、助けたいと思い、志望しました。


Q2.弁護士として気をつけていることは何ですか?
A2. 一つは主観的にも客観的にもなりすぎないことです。お客様に寄り添いすぎると事件の全体像を掴めません。しかし、「法律上はこうなります」とお客様を突き放すことはできないのでバランスを考えることが難しいです。バランスを保つために、適宜見通しを伝えて、その理由等を納得いくまでお客様に説明することが大事だと思います。また、人と人との関係なので、当たり前のことですが「約束を守る」ことに気を配っています。弁護士時間という言葉があるくらい、弁護士は時間にルーズです。しかし、「約束を守る」は弁護士でなくても当然のこと。小さな約束でも、大事にしていきたいです。

Q3.弁護士として関心のある分野を教えてください。 
A3. 「高齢者・障害者の問題」委員会に所属しています。社会福祉士の方と連携し、自治体からの問題に対してアドバイスを行っています。

Q4弁護士になって大変だと思うことは何ですか?
A4. 依頼者との関係を維持する点です。裁判になると、相手方は仕方がないかもしれませんが、時には依頼者が自分にいい印象を持たないこともあります。コミュニケーションをしっかり取り、誠実に仕事をこなすことによって、お客様の期待に答えることができたらと思います。

Q5.今後のビジョンを教えてください。
A5.できるだけ従来タイプの弁護士でありたいです。様々な事件があるけれど、事件に差をつけずに全て頑張っていきたい。  

Q6.司法修習の思い出を教えてください。 
A6.社会見学が多かったです。海上保安庁で船の運転をさせてもらったり、関西空港で麻薬取締犬の訓練を見学したりしました。また、クラス対抗のソフトボール大会などもあったので皆で一緒に過ごす時間がとても多く、楽しかったです。

Q7.裁判員裁判についてどうお考えですか? 
A7.正直、良いところと悪いところがあると思います。良いところは、証拠開示がしやすくなったことです。裁判員裁判が新しい風となり、弁護士会でもさらに研修などでレベルアップしていこうとする風潮もあります。新しい制度を取り入れないと変わらないこともあるので、「きっかけ」という意味で裁判員裁判は良いと思います。ただ、市民の感情が大きく反映されているので事案によっては量刑が重くなりすぎている気がします。また、日程がタイトなどで時間に追われて十分な調査ができないこともあります。だから、これらの点を改善する必要があると思っています。
 
Q8.印象に残っている仕事を教えてください。
A8.国選弁護人として、一審で死刑になった被疑者を弁護したことがあります。生死がかかっているので、いい加減にはできないプレッシャーがものすごかったことを覚えています。

Q9.おすすめの勉強法を教えてください。
A9.暗記のウエイトは確かに重いが、それだけではいけません。どうしてこうなるのかを筋を押さえて理解することが大切です。ヤマかけなどは本当にやってはいけません。一定の知識量は必要だけど、それよりも理解を深めるべきです。

Q10.法曹を目指している学生にメッセージをお願いします。
A10.他の仕事と比べると、個人で決められる部分が多いので責任が重いです。正直、経済的にも厳しい仕事です。 でも、とてもやりがいのある仕事です。是非、優秀な人に法曹の世界に入ってきてほしいと思います。
 




bengoshiretsuden at 18:43│Comments(0)TrackBack(0)

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