2013年09月18日

<弁護士法人道北法律事務所名寄事務所 大窪 和久先生>

photo_okubo_20130329大窪 和久先生にインタビューをさせて頂きました。

Q1. なぜ、弁護士になろうと思われたのですか? 
A1. 高校時代より、人を助ける仕事をしたいという思いがあり、早大法学部へ進み法曹になるため司法試験(旧司)を受験しました。司法修習中、裁判官検察官の仕事を見て魅力的な仕事だと思いましたが、トラブルに遭った方に近い立場で仕事ができる弁護士にやりがいがあると考え、弁護士の道を選び今に至っています。 


Q2.現在どのようなお仕事をされていますか?
A2. 東京の桜丘法律事務所で1年4か月研鑽させて頂いた後、北海道紋別と鹿児島県奄美の公設事務所で合計6年間仕事をさせていただきました。現在は北海道名寄で弁護士法人の支店の弁護士として働いています。紋別・奄美・名寄はいずれも裁判所管内人口に対し弁護士が不足していた弁護士過疎地域であり、日本の中でも特に弁護士が必要とされてきた場所です。弁護士が必要とされる所で仕事がしたいと考え、弁護士過疎地域で仕事をすることをライフワークにしています。 

Q3. お仕事をする上で意識していることは、何ですか?
A3. 弁護士過疎地域であれば特にそうですが、相談される方にとって良い弁護士を選ぶことは困難なことだと思います。仮に自分の方針を依頼者に押しつけたり、自分の利益を優先するような弁護士から言われたことであっても、その是非について判断することはなかなかできません。そうであるからこそ、相談される方に対してきちんとした情報をした上で考えうる解決方法を示し、最善の選択につながるように心がけております。

Q4.弁護士として特に関心のある分野は何ですか。
A4. 前任地での奄美では、奄美市役所の市民生活課と連携し、多重債務事件の解決にあたってきました。役所に生活保護の申請に来られた方や、税金を滞納された方につき弁護士への相談に繋げて頂き、弁護士が借金の問題を解決することで市民の生活の立て直しの役に立つことができたと思います。多重債務の問題に限らず、弁護士は公的機関や他分野の方と連携することによってより地域の役に立つ存在になりますので、そうした地域のネットワークをつくっていきたいです。

Q5. ページを見ている方々へのメッセージ、法曹界を目指している方に向けてのアドバイス等をお願いします。
A5. 弁護士増員や各種の取り組みにより、かつて裁判所管内に弁護士がいない場所にも弁護士がいるようになり、「数」の問題はある程度解消されてきました。今後は今まで以上に弁護士の「質」が求められるようになると思います。特に地方では良い仕事をする弁護士は都会以上に必要とされるでしょう。これから法曹界を目指す方には、ぜひ研鑽を積んだ上で良き弁護士として地方で働いて頂きたいと思います。
なお、私は事務所のホームページ(http://www.dohoku-law.com/)やツイッター(@okuboka)でも名寄での日々の業務等について書いておりますので、興味のある方はそちらも見ていただければと思います。


<取材記者からのコメント>
大窪和久先生にインタビューをさせていただきました。
司法過疎地でのお仕事の内容が、私にとっては、非常に魅力的に感じられ、様々な質問をさせていただきました。大窪先生は、その一つひとつに、丁寧にご回答をしてくださいました。そのような対話の中から、先生の温かなお人柄が推察されました。
 大窪先生、この度は貴重なお話をお聞かせくださいまして、誠にありがとうございました。
 
学習院大学法学部4年 大久保吉章






bengoshiretsuden at 18:22│Comments(0)TrackBack(0)

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