2018年04月28日
囲繞(いにょう)
スモールライトに浮かび上がる、つんっとした鼻、濡れた瞳が見上げている。
乳房の脇に腕を着いて愛しい女を見つめる。
下から伸びた腕が、僕の背中をさすり
膝を立てた内股が僕の動きに腰にリズムを刻む
恥骨同士がこすれる度に、いつもと違うオクターブの母音
悩ましげに、尖った顎が左右に振れる
アニュス・ディを聞きながら
囲繞されて瑠菜と交わっている
僕が迷ったとき、いつも拾ってくれる女
くちゅりと水音、肉襞の所まで亀頭を引き、一気に突く
ストロークを大きくすると、柔らかな二つの膨らみが波になる
硬くなった乳首も前後に揺れて、歯を食いしばった間から んっんっと声が漏れる
背中に回った手が僕を引き寄せ、胸を合わせた、
胸板に乳首が当たり、こすれる
ルージュの香りが迫って、僕の唇に重なった
唇が触れた瞬間、快感が吹き上がるように、そして二人の全身を包むように
瑠菜、瑠菜
「紅っ紅っ」
名前を呼び合い、口づけを繰り返し
僕を囲繞している女がストローク一つずつ、形を変え
包む形を変え、刺激される
交わることは、なんてステキ
決して下劣でも、嫌らしくも無く
女と男で居る事の慶びを
違うものが一つになる寿ぎを・・・
「来てっ来てっ、もう、もうっ」
長い脚の脹ら脛が僕の腰に巻き付いた
恥骨同士がうんと押し当てられて
愛してる、耳を噛み、そのまま唇を重ねた
「んっんっ」
奥がぐっと被さってきて亀頭が包まれて
根元がびくりと痙攣した
二人して力一杯抱きしめ合って
びくりびくりと痙攣の後に大きく爆ぜる
僕の中を通り抜けていく
瑠菜の中に注ぎ込んでいる
痙攣の中、舌を絡め合い
相手の肌を手に感じ合い・・・
びゅっびゅっと斬るように
何度も何度も迸って・・・
瑠菜・・・
「紅っ 愛してるわ」
愛しくて愛しくて、抱きしめたまま
キスの雨を降らせて・・・
身体を離して、横臥して
また、キス
ねえ、シーツ替えないと寝られないね
「大丈夫 ほらっ」
瑠菜は羽毛布団を捲り、白いバスタオルをつまんで見せた・・・
いつの間に?
「むふっ」



