2018年04月06日

Aの田舎(ローイエット編)

みなさまおはようございます。

色々な方のご尽力により、うちのA君、無事に徴兵免除となりました。

というわけで

ずっとひっかかていた小骨が取れたように、

A君、前にも増して生き生きとしてますー

で、その徴兵免除の手続きもあり、先週Aとお姉さんと3人で、Aの田舎に行ってまいりました。

Aとお姉さんのお父さんは、ローイエット県パノムプライ郡出身。

そして、早くに亡くなられたお母さんは、ウボンラチャタニ県ケマラート郡出身。

僕は今までどちらにも行ったことがあるのですが、今日はお父さんの方の田舎の様子を少し紹介いたします。

お父さんの実家があるのは、イサーン(タイの東北地方)の中でも、さらに田舎のローイエット県のそれも県庁所在地ではない郡であるパノムプライ郡の中心からさらに外れた本当に何もない(美しい自然もないという意味で)村落。

一番近い市場までも8キロほど離れていて、お父さんは出稼ぎに、お姉さんは大学にと、バンコクへ出てしまった後、中学生の時から一人暮らしを強いられていたAは、なかなか大変な生活をしていたようであります。

仕送りもギリギリだったので、月末は電気メーターを監視しながら、時には蝋燭の火のもとで、ゆで卵とご飯だけで食いつなぎ、暗闇に潜んでいそうなもののけに怯えることもあったとか

そんな生活を続けていたからか、バンコクへの想いは強かったようで、以前一緒に「君の名は」を見た折、主人公の少女の「東京に行きたーい!」という叫びに、いたく共感しておりました。

さて今回の滞在ですが、
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村のちょっとパワーのあるっぽいおばさんが、Aの徴兵免除をお寺で祈願してくださったり、
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となりに住む叔母さんが、野性味タップリの朝食をふるまってくれたりと、

こんなところに日本人的な体験もさせていただきました。

がっつり世話をしてくれたりしたわけではないでしょうが、まあほどよい距離感で、死なない程度に見まもられながら、Aという少年は育っていったのでしょうね。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。                押して押して〜
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berialshunnya at 09:00│Comments(2)バンコク | 日本語教師

この記事へのコメント

1. Posted by たっちゃん   2018年04月06日 15:48
幼き頃の苦労が実になり、これから花咲くのね。
夫人が守ってくれたのね。
良かった 良かった。
2. Posted by shun   2018年04月06日 16:26
@たっちゃんさん
花が咲くのが楽しみ。。

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