高断熱住宅は隙間風の入るような施工は許されません。気密測定をするのは計画換気が正常に作動するように気密化が図れているかを確かめるのが目的です。窓や玄関ドア等はある程度は隙間がありますが、その部分にテープを貼って気密を上げても実際の気密化とは離れた良い数字がでてしまいます。

気密測定をするのは、家中の気密の施工が正しく施工されているかを、確かめる事も目的の一つと私は考えているので、出来るだけ室内のボードを貼らない時点で気密測定をしています。気密測定の時に施工の悪い所を見つけることができます。あまり高い気密化の数字を目指すのではなく、施工の方法に応じて気密測定の数字に目標値を決めて行なうことが大切です。

基礎断熱工法 床断熱工法 ボード気密工法 シート気密工法では、気密化の数値も異なり、同じ現場でも完成後に量る測定と、工事途中に量ると測定の数値も異なります。あまり高い気密化の数字を目標にするより、室内のボードを貼る前に気密測定をして断熱間の気密が取れているかどうかを測定するという考え方の方が、気密測定の意義は大きいと思います。

私は袋入りグラスウールで施工する場合、シート気密工法では、1.5を切ることを目標数値にして、ボード気密工法では、1を切ることを目標にしています。又気密化には外貼り断熱の方が容易に気密化も計れます。

実際に気密測定をすると0.4以下の数値が出る事もありますが、その場合は逆に気密化を意識し過ぎて手間をかけ過ぎているようにも感じます。

専門家の間でも気密測定の意義は議論されています。計画換気の換気量も熱交換換気を設置した場合は、換気量は一時間当たりに室内の空気が外の新鮮な空気と0.5回換気されてもあまり問題はありませんが、いくら高断熱の家を造っても第3種換気で外の空気を取り入れる換気では1時間当たりに外の冷たい空気が家の室内の体積の0.5回も換気されれば、室内はかなり寒くなってしまいます。

第3種換気の場合は換気量を抑えなければ暖かくなりません。ただし室内の空気が汚れていたのでは、困りますから出来るだけ熱交換換気をつけることを勧めています。ただし熱交換換気にはフィルターの掃除等のメンテナンスと機械の耐用年数毎の取り換え(10年〜25年機種によって異なります)が必要になります。

新築の高断熱住宅では、少し面倒だと思われるかも知れませんが計画的に換気することが必要になります。そして高断熱住宅の性能は換気によって左右されているといっても過言ではありません。断熱性能 窓の性能 換気の性能の3つは最低熟知して令・暖房計画を行なうことが必要になります。


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