長期優良型住宅の補助金に変わるものとしての地域型ブランド化事業が日本各地の様々なグループから申請されて、ようやく実施されるような運びになりました。広島県工務店協会でも補助金の説明会を8月28日に開催されました。


その広島県工務店協会では、大変苦労されて申請書を作成して採択はされましたが、100棟の申請をしたところ、20棟分の採択しかされませんでした。20棟×120万円=2400万円の金額が割り当てされて採択されています。広島県工務店協会の現在の会員数は約70社ですから、あまりに少ない頭数になり、会長が考えられた案では、早く申請をした会社から、基本1棟を補助対象にするとされました。


1棟当たりの補助金の額120万円になりますが、広島県の産地の木材を80%以上使い、土台及び柱は4寸角以上、下地材羽柄材は合法木材を使う事・屋根は切り妻屋根で石州瓦を使う事・軒の出を80cm以上・押入れに広島県の杉の板を使う等が基本的な仕様になります。

その他長期優良住宅の申請をすること、キャスビーのA等級をとることなども条件になります。


補助金の性質上補助金以上の増額になることは、以前のブログにも書きましたが、コストを抑えて住宅を建てようと考えておられる方は、補助金はあてにしない方が得策だと思います。


木組みの見える田舎造りの家で、屋根を瓦葺にしようと考えておられる方にとっては、補助金は有難いものになると思いますが、例えば火災保険をとっても木の構造材の見える家は、火災保険は高額になり、省令準耐火の仕様にあう家では木構造見えるような住宅(省令準耐火の基準外)の火災保険の約半額になります。屋根に石州瓦を葺く事もコストアップになります。


又屋根に重い瓦を上げて、長期優良住宅で構造計算を行った場合、構造的な負担も大きくなります。建築主の考え方によっては、補助金が生かされることになりますが、そうでないケースも多くあるとおもいます。昨年までの長期優良住宅の仕様にあう家を計画すれば、100万円の補助金が申請出来ましたがが、今回の地域型ブランド化事業は、昨年のそれとは、様々な角度で違っています。

昨年までの長期優良住宅の補助金に変わるものとのふれこみは、少し異なったように感じています。