JBNから依頼を受け高断熱と耐震改修を同時に行っている所を広島で取材したいとの事で、広島市佐伯区八幡が丘の現場に12/21に現代計画研究所の今井さんが来られました。

DSC09414

広島で色々の建設会社に訪問されたそうですが、本格的な耐震改修の例は極めて少なく、又断熱改修を合わせて行っている所は、ほとんどないとのことでした。取材をされた現代計画研究所の今井さんは、広島での大きな地震の可能性は高いのに、意識は低いですとおっしゃっておられました。

私も100年ぐらいのスタンスでは、私が記憶する安芸灘地震よりも大きなレベルの地震は到来すると思っているので、改修工事を計画されている所では、耐震改修をお勧めするようにはしています。特に若い世代と暮らすところでは安全を確保する必要はあると思います。

DSC09420

断熱改修には、ダウンライトが断熱欠損をおこさないように、防火を兼ねて、ダウンライトが収まるPBの箱を取付しているとの説明に、ここまでするのと感心されていました。一般的には、天井に穴をあけただけで取付されるダウンライトですが、見えないところに箱が仕込んであります。その箱が大切です。以前のブログをリンクしておきます。

耐震改修では、屋根の荷重を減らす事、劣化度の考え方、水平剛性を高める事や、一か所で強い強度を持たせない工夫や、出隅に強い耐力の耐力壁を設けない等の工夫をしたことを伝えたところ、耐震改修でそこまで考えて設計されている所は少ないとのことでした。

施主さんも取材に同行してもらって、色々な話を聞いてもらって私が日ごろ考えていることを取材を通して少し理解をしていただいたのではないかと感じた一日になりました。

取材は全国をまたにされて今いたが、岐阜の金子さん、札幌の齋藤さん、新住協の会員さんの話も出てわたしが齋藤さんに電話をした次の日に今井さんは齋藤さんの所に取材に行かれたそうです。そのつながりも面白いです。

取材の日は、耐震改修の1期工事の最終局面の時でもありましたので、建具屋さんエアコンやさん塗装屋さんと出入りしてましたが、施主さんの娘さんと塗装屋さんの丸山さんは、まるで友達のような会話をしていました。

DSC09424

折角塗り仕上げをした、仏間の床板に足を乗せるフェイントに私と塗装屋さんの丸山さんはまんまと引っかかってしまいました。この子たちが、安全に暮らせることが耐震改修の目的だと思います。継ぎは何か私の方からフェイントを考えたいと思います。