八幡が丘の耐震改修工事を振りかえってみて。

八幡が丘の耐震改修でお世話になった施主さんが私に心のしみるブログを書いてくださいました。
工事を請ける前に住みながらの改修工事は私のこれまでの体験からその大変さを説明させてもらいましたが、それプラス施主さんは、毎週休みの度に床材の塗装や漆喰塗り家具の作成等々何かの作業をされていました。

計画の段階では、毎週お休みには打合わせや内装の仕上げを決めるために様々な取り組みをされていたとおもいます。計画が本格化してから工事が終えるまでの一年は殆どお休みなしのリフォームだったと思います。

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解体した屋根材は37年間家を守ってくれました。解体は殆ど手作業で行います。
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屋根は軽い金属屋根に変えて耐震性能を向上させました。
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セルロースファイバー(新聞紙で造っている断熱材)で家の中を区画して断熱の施工をしました。
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施主さん自ら無垢のフローリングにオスモ塗装を塗り家具を造り取付されました。
家の周りは雨の日に濡れないで歩けるように後付けの庇を取付ました。色々考えました。
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大工さん 基礎やさんと左官さん
の両方できる職人さん随分力を発揮してもらいました。
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漆喰塗は施主さん自ら施工して、子供たちも学校から帰ったらすぐに鏝をもってお手伝い!
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年明けて2期の解体をすればこれまでの工事では発見しなかった白アリの被害発覚!
夏対策の必需品風の通り道を取付ています。
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掃除から塗装まで丸山さんは大活躍です。
丸山さんにフェイントをかけた〇〇ちゃんは丸山さんと友達のような会話
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2期工事の洗面の漆喰塗と書斎のクレイペイント塗り、自然塗料自然素材への拘りが仕上がりの形になります。
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玄関の吹き抜けの足場は毎回撤去組み立てで大変でした。
電気屋さんは一番大変な工事になったと思います。
吹き抜けの漆喰はプロの漆喰職人さんが施工、ひたすら黙々と鏝を動かす。
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親世帯のキッチンは収納タップリです。

昨年の2012年の手帳を振り返ってみたり写真のプロパティーで日付をおってみると、2011年の秋から調査を初めていました。

計画が具体的に進行し始めたのは昨年の4月ごろで、ある程度プランがまとまって耐震改修の設計をお盆の暑いときに、余分な費用をかけないように既存の壁を出来るだけ壊さないで耐震等級1(一応倒壊しない)をクリアしようとWEEを使い何度も何度も耐震の計画を練ったことを思い出します。

御子息が昨年の一月に誕生されて工事期間にどんどん大きく成長して、這い這いするようになり立って歩くようになる成長を観ながらの工事でした。本来子供好きの私にその成長を観る事も楽しみであったように思います。」

家具屋さんを営む施主さんは、2人共インテリアコーディネーターでもあり自然素材に拘り・木に拘り本当に一生懸命な姿を拝見させていただきました。2世帯同居の平均より大きな家でキッチンはそれぞれの世帯に一か所ずつ2か所ありそれぞれに拘りのある考えを持っておられました。


工事はお正月前に1期工事の中央に位置するLDKのキッチを仕上げお正月前に家事がそちらで出来るようにして、お正月明けに2期工事の南側のキッチン部分を解体して従前若夫婦が使っていキチンと親世代が使っておられた西側のキッチンを解体撤去しました。


私の行き届かない所も沢山あり、南側のキッチンでは窓が開けにくいほど出窓が深すぎて手直しすることもありました。手直しを私に頼もうかと思案させ気苦労をかけて申し訳ない事でした。2期の工事中の1月に私がドイツ、オーストリアの研修旅行に行く時も工事の進行に心配があったかと思いますが気持ちよくいかせていただき大変感謝しています。

インテリアコーディネーターのお二人が、それぞれの意見をまとめてナチュラル感あふれる室内になり、私が勧める断熱耐震改修を出来るだけ採用していただき、暖かな雰囲気プラス依然とは違う暖かと涼しさを感じる空気の室内空間が出来たと思っています。

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私なりにとても責任の重い仕事と受け止めて、出来るだけ夏に涼しく過ごしていただけるように、冬に暖かく過ごしていただくようにとの思いを込めて取り組みました。又計画の初めには、耐震断熱の先導的なモデル事業の200万円の補助金も視野に入れましたが、鉄筋コンクリートの基礎が前提になっているため断念しました。

家の広さに少しほんろうした感はありましたが、素晴らしい住まいに変貌したと感じています。暖かなパインの無垢の床材の下には新聞紙の断熱材がタップリ充填されています。今までは広くても寒くて暗くて使われていなかった家の中の中心の場所が、明るくなって暖かくなったことは、じんわりと私の気持ちをも嬉しくさせていただいています。

協力業者の人も予算的には厳しい中、私のわがままに付き合ってくれました。それは施主さん自ら、施工に取り組む姿を見せていただき、毎日心をこめて入れていただいたコーヒーとお菓子が難題の多い耐震・断熱工事を気持ちよく進める事が出来た原動力になっていると思います。

私も温かなコーヒーをいただけることが楽しみでした。本当に長期間の工事になりましたが、責任を全うすることが出来た事と、施主さんと一緒に住宅をつくりあげるという楽しみの多い仕事の中で私が創造している以上のお住まいが完成しています。

『毎日子供たちの成長とかけっこしながらの断熱・耐震の性能向上と魅力的なインテリアをつくる工事』だったように思います。とても楽しく仕事ができたこと本当にありがとうございます。ご両親にもとてもにこやかに接していただき感謝しております。このご縁大切にしたいと思います。