家を計画する時に階段の位置やその形状は重要なファクターになります。
階段には直階段 折れ返し階段 廻り階段等ありますが、室内の通風を考慮して使いやすく廊下の少ないプランを作成するよう様々に考えています。階段の形状によって平面プランそのものが変わりデザインも変わります。

階段は重要だなといつもいつも思う次第です。
今日は木造の折れ曲がり階段 折れ返し階段 廻り階段について少し書いてみます。
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この写真の折れ曲がりの階段は今年2月に訪問したドイツのレヒナ工務店が施工していた階段です。上がりおりし易い様に内回りの部分でも踏み面が確保できるように緩やかに取ってあります。段数も16段ありました。
とても緩やかです。この階段を彼らは靴を履いて上がります。


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この見事な階段は同じくドイツで観た階段ですが、木工技術の優れているドイツやスウェーデンでは工場で一度組み立てた階段を現地組み立て直すような施工をしています。

本当に細やかで驚かされます。




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同じように階段の内側がとても緩やかに回れるように広く取られています。

日本の周り階段と違い廻り部分の交点が一点ではなく ずれて行くのがポイントです。

このストリップ階段を木造でつくる技術には私のような建築のプロでも頭が下がります。


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その様な北欧の経験を経て、当方が最近取り組んでいる、廻り階段です。先日ロフトエアコンの使い方の説明に行った際に写真を撮ったものですが、階段のメーカータハラさんにお願いして思い切って採用して良かったと思いました。

6段周りでも昇り降りがし易いです。前述のようにプランをするにも階段は家の要になります。直階段はスタイリッシュに 廻り階段は軽やかさと木づくりの趣を与えてくれます。

これからも私の拘りに階段を進化させたいと感じています。