古い空き家が多くなってきています。今回は、ほとんど使われていない家ですが、法事とか人が集まるときにだけ使いたいとのことで、今まで畳敷きの和室にフローリングを張るように依頼されました。

畳をフローリングに安易に変えてしまうと、そこに座っても冷たいフローリングになって寒さ最悪の状況になります。今回は、いずれ近いうちに壊すかもしれない家ですが、少し費用をかけて、床をフローリングに変えますが、当社に在庫してある、断熱材を敷きこんで、寒さ対策をしました。
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和室の畳の隙間からも冬に隙間風が侵入します。

家が古いのであまり費用をかけたくないとの要望です。少し直せば見栄えよく変身しますが、耐震上の大きな問題は否定できません。
費用を抑えるため、私は古い畳を畳屋さんに引き取ってもらうために、持ち帰りました。それでも1枚1000円の処分費用がかかります。ものを捨てるにはお金がかかりますね!


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畳の下地板も隙間だらけです。そこにロックウールを詰め込んで、隙間風を防ぎます。断熱材は僅かな隙間でも、空気が動くと効き目が少なくなります。空気を止めることがとてもとても重要です。

断熱を考慮せずに、畳からフローリングに変えると寒さは増してしまいます。



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大工さんは見事に断熱材を敷きこんでくれました。

密度のあるロックウールは、空気を動かさなくさせるには、とてもよい材料だと思います。水蒸気は床下に開放した状況になります。

畳の部屋をフローリングにして、寒くなった家も多いと思いますが、ほんの少し工夫することによって、温かさは逆に増えていきます。

ちょっとした断熱への配慮忘れたくないものです。

家の寒さを防ぐには、足元に押し寄せる隙間風を防ぐことが大切です。人は敏感に足元で寒さを感じます。
古い家の天井は、薄いべニア板でできた天井材がほとんどですが、この天井板からも鋭く寒い冷気が下りてきていますが、強烈な暖房をすれば、暖房で暖まった空気が上に上昇するため、人は冷気を感じません。足元に下りる前に暖気と混ざってしまいます。

足元への窓と、床下からの冷気は、直接人の足で感じでしまうので、強烈な寒さとして感じてしまいます。
強烈な暖房器は、人を温めるよりも、天井の冷気と戦っているほうが多いことを認識していることが省エネを追求するうえでは、大切です。

寒さは、脳こうそく 心筋梗塞を発症する原因の一つとされています。できるだけ費用をかけずに、床を穏やかに温かく保ちたいものです。