いま東区で、2階建てを3階建てにする工事が進行しています。
現場監督のSさんは、屋根を外して、ブルーシートで養生して、3階の上棟を準備しています。毎日雪が降るので、毎日ブルーシートの雪かきをしています。DSC08624

この現場は、家全体を持ち上げして、地下室を造る計画もしましたが、費用がかさみすぎるため、3階建てにすることになりました。
現在は2階建てを3階建てにするには、様々なハードルが現れます。特に構造のハードルは大きいです。今回確認申請にずいぶんてこずりました。


屋根を一度外して撤去して、3階の床を造る準備をします。
この作業は天気が良くないとできません。広島市は毎日雪が降っているので、ブルーシートで養生をしながらの工事の進行になります。

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冬の雪の日は、気圧の変動も大きくて、風が結構な速度で吹きます。
現場では、シートで守って雪で濡らさないようにするのにエネルギーを使います。

私が訪問した時も風の影響でシートが鳴っていました。




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木造の2階建てを3階建てにするには、耐震補強がかなり必要になります。又上からの荷重も大きくなり、柱の補強や梁の補強も必要になります。現場の担当者のSさんは、一ヶ所ずつ、設計図通りに金物や梁の補強を大工さんに支持をしています。

このような耐震改修工事になると、現場の事と構造の事が良く解る熟練した監督さんが必要になります。


基礎にもホールダウン金物が追加になります。この部分が最も手間な部分です。写真のように、構造補強の為だけに床もはがして天井もはがしての施工になります。現場では必要最小限のヶ所をはがして補強しています。まだ築年数が若く、現在の仕様で補強されているので、金物もしっかり取り付けされていますが、2階建てを3階建てに変更するには、根本的に金物の種類が変わります。必要なヶ所に必要な分をプラスしたり変更したりして補強していきます。
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今回は、他の建設会社さんが建設した、建物なので、その施工方法の良し悪しもハッキリとわかってとても勉強になります。
今回も勉強になった部分と、これでいいのかと思う部分の両方混在しました。

田舎造りの家をリフォームした際には、過去の大工さんの構造の考え方がとても勉強になります。特に多くのルールがあるのでは無く、強度が保つことや、材料の使い方が大きく異なります。

私の所では、耐久性や断熱を重視して木組みを行いますが、コストを重視され、生産性を重視される会社もあり様々な考え方が、現場に現れています。
今年中に3階を組み立てて屋根を新しくします。それからは屋根の養生もいらなくなりますが、それまでが現場は少し大変です。2月には完成しますが、この現場の完成が私にはとても楽しみです。

12月28日(日)に安芸区瀬野にて、構造見学会を開催します。
エアコン1台で全室を暖房する住宅です。

見学には予約が必要となりますので、
カオル建設までご連絡ください。
ご連絡をお待ちしています。