先週は、原爆ドームの東側に改築された折鶴タワーに行きました。
P9040532
この建物は、広島の三分一さんが設計された建物で、改築の前は増岡ビルという建物でした。

随分と長い工期で改築をされました。最上階はウッドデッキを全面に貼られた開放的な展望台で、壁もガラスも3方とも無くまったく解放された珍しい空間が出来上がっています。

そういう空間を、鳩やカラスが入らないようにすることや、心理的な怖さも解消するために周りにはワイヤーが施されていました。


P9040533
ワイヤーの近くに近づいて、原爆ドームの写真を治めてみましたが、目を凝らさないとその存在が解らないように3个離錺ぅ筺爾網のように編まれて、取り付けられていました。

この空間の構成は、改装工事だから生まれた手法ではないかと感じました。広島市の高層の建物は、鳩やカラスの巣になることも珍しくなくそういう対策は必要な項目です。

広島市内がパノラマで観れる外の空間のこのスペースは、建築的に観るととても魅力のある空間になっています。又ウッドデッキは、そのパノラマの景色に向かって下がるように、勾配が付いていて、広島市を囲む山や瀬戸内海の島並みをイメージさせるように感じました。

この折鶴タワーは、非難階段も開放的に階段状のウッドデッキと滑り台が設けてありました。このウッドデッキとワイヤーの使い方が、ある面この建物を象徴しているようにも感じるものでした。

P9040545

1階の非難階段入口も連続して、ウッドデッキとワイヤーが使われています。

このワイヤーとウッドデッキのディティールは、私にとってはとても面白いものでした。

ここをおとづれられた方のFBに思わず飲みたくなる空間とありました、私も同感です。
入場料の1700円で少し高いとは感じましたが、広島の観光の拠点の一つになる事でしょう。

三分一さんの写真集がネットで公開されていたのでリンクしておきます。







P9040541


←ワイヤーの取り付け方法

私もワイヤーを使う事が好きで色々挑戦していますが、これほど綺麗に収まっているワイヤーは珍しいと思います。

妥協せずに考えられたディティールです。三分一さんの作品は、芸術的な感性はとても秀でています。建築は芸術的な側面と街並みとしての側面とそして、快適性など多面的な要素が要求されるものです。

私はどちらかといえば住宅建築が多いので快適性を追求しながら、美的な所を追求するタイプですが、美的なものから建築を追求することも必要です。





P9040543

←ワイヤーと横架材の取り付け写真

この端末金具は興味があったのでグーグルで検索してみました。
日本スエージ工業という良く似た端末金物を扱っているメーカーがありましたのでリンクしておきます。

MISUMI  日本ミニチュアロープ という会社も面白そうなのでリンクしておきました。

こういうワイヤーの端末金具は興味のある間に調べておくと後に便利に使えます。






P9040544



←ワイヤーがクロスするところに使われている圧着金具ですが、良く見ると方向が難しそうで、あえて使わない手法もあるような気もしますが、使ってみないとわからない所でしょう。


このワイヤーの使い方はとても面白いと思いました。一寸したことですが、ここの折鶴タワーを生かしている一つの大きな部材だと思います。












最後まで読まれた記念にポッチトをお願いします。

広島ブログ


 地下熱循環住宅のカオル建設  会社のホームページにもお越ください。