CIMG0037
会社の前で進行中の新築の現場ですが、久しぶりに本格和室を施工させていただいています。それもご実家の古い欄間も再利用して造っています。

←写真は火災になっても延焼を防ぐように和室の天井板を貼る前にプラスターボードを貼ってから木の天井板を貼ります。
昔ながらの施工法では、柱は廻縁を収めるために廻縁欠きといわれる柱をカットしてその廻縁を収めていますが、私が構造も重んじるため、廻縁カキはしてはいけませんと指示しています。

CIMG0043

天井と廻縁の納まりですが、今回は底目地で納めています。上の写真をご覧いただくと欄間の鴨居天端より少し上の高さの壁と天井の接点になる柱面に底目地になる板を取り付けて、その板の和室側に廻縁を取り付けるので、柱はまったく欠くことはしていません。長押の部分も出来るだけ細く小さく柱を欠きそこは間柱で補強します。




CIMG0044ある程度確りした真の和室に設えましたが、構造耐力を持たせる柱は欠かない事で納めます。
そういう工夫をして家の耐力を守るべきだと思います。
安易に大工さんに任せると、柱のかなり断面を削り取られます。それが大工さんの常識です。
当方はこれまでも何度もこういう方法で仕上げていますが、結果的には綺麗に丈夫に収まっています。



CIMG0045
一番上の写真から、廻縁を入れて、天井を張り付けた写真ですが、古い欄間もギリギリ寸法を抑えて入れる事が出来ました。又こちらの和室の入口は、アウトセット引き分け戸を使います。大工さんは私のそういう納まりに驚いております。それでも私の思うように次第に仕上がっていくさまは面白いです。現場が会社のすぐ前なので、毎日少しずつ指示が出来てOJTが出来て嬉しいです。

大工さんたちの腕の見せ所である和室はこれからも残したいと思うところです。



最後まで読まれた記念に広島ブログをポッチトお願いします。

広島ブログ


地下熱循環住宅のカオル建設  会社のホームページにもお越ください