新築をして御引渡しした住まいの住み心地を確認しに訪問させていただいています。様々な住み方をされていて、昨日4件訪問したところ下記のような温度で生活されていました。
その時の広島市の温度は夜日が落ちてからは外の温度は8℃ぐらいで湿度は45%ぐらいでした。
家の大きさも断熱性も異なるので参考までに外皮平均熱損失係数Ua値も記載しておきます。

 。嘘の温度22℃ 2階の温度19℃ Ua値4.6
◆。嘘の温度21℃ 2階の温度19℃ Ua値2.8
 1階の温度20℃ 2階の温度19℃ Ua値4.6
ぁ。嘘の温度19℃ 2階の温度19℃ Ua値2.8


FLIR0184FLIR0184- 写真 この内の“屬硫箸世隠嘘のリビングに座っているとスースーと冷気を感じると話されました。私もリビングに座ってゆっくりしているとき、その冷気を感じました。他の◆銑の家は暮らしている温度差はあるもの冷気を感じることはありません。

その冷気を感じる原因を探るために赤外線カメラFLIRを使って色々調べてみました。玄関ドアが防火対応の為に断熱性能に問題あるとは思っていてそれをFLIRで調べると確かに低い温度の所がありましたが、玄関土間床を床下でつなげている事で土間床の温度は21.3℃もあって実際はその高い温度で冷気を止めている現象でした。この土間の冷気は室内で冷気を感じるものではないと判断しました。


FLIR0197FLIR0197- 写真
次に2階の少し大き目の引違い窓の所から冷気が階段を下りて1階のリビングに降りているのではないかと推測して検証してみましたが、その冷気もカーテンの下側でも18.6℃室温の19℃とほぼ同じなのでこの窓からの冷気を感じているのはないと判断しました。





FLIR0200FLIR0200- 写真

引違い窓は気密が取れにくく熱損失が大きいのでカーテンを開けてもう少し検証してみました。

この南向きの窓は樹脂ペアガラスアルゴンガス16mm日射取得型のガラスにしました。



 引違い窓の示し合わせの部分と窓枠の下側はかなり低い温度で一番低い所で8.8℃の所がありました外気とほぼ同じ温度ですが、カーテンを閉めたとき窓の冷めたい温度は希釈されて18.7℃あるので、19℃の2階室内温度と差がなく熱損失はありますが冷気を感じる原因ではないと判断しました。

 当方はこれまでも様々な性能の家の新築や断熱改修を行っていて、今回のように室内で冷気を感じるところには
必ず原因があるとしそれを究明し改善していています。
 これまでには色々な原因を経験しましたが冷気を感じる部分が複合的に重なっていることもありました。玄関ドアの性能不足からの冷気 窓の性能不足からの冷気 断熱不足からの冷気 それらを
暖房の方法や部分的に性能向上をして改善することで家の中の冷気を退治していますが、今回は今までとは一寸違うようでした。


 先に書いたように4件の家の調査をしてその,硫箸世盈箋い魎兇犬襪里呂覆爾世蹐Δ反А晃‐擇靴峠个靴新誅世錬慣錣箸癸桶の温度は19℃でほぼ同じで
1階の生活されている温度が一番高い“屬両豺脾嘘の温度が高すぎて2階の19℃が冷気になって感じているのだと検証しました改善策は下記のような事があるとお施主様にお伝えしました。

【 改善策 】

。嘘リビングの生活する温度を1℃下げて21℃にする。
■桶の温度を19℃から夏の冷簿用に設置したエアコンを暖房用として使い室温を1℃上げる。
1階の湿度を上げるのも有効だと思いますがまだ実証したことがない。
ず2鷽疊瓦云紊療形襦/疊瓦荏阿琉違い窓この2つの窓の熱ロスが原因で下の温度が22℃あっても2階の温度が19℃しか上がってないのでその窓の強化をして2階の室温をエアコンを使い1℃程度上げる。


 今回このような対応策案から2階の引違い窓の熱ロスを改善するために内窓をつけることを提案しました。また2階のエアコンを暖房20℃〜21℃設定で冷気を感じる前にそれを運転してもらうことにしました。実際には既にエアコンを21℃設定にして運転すると冷気は直ぐに消えました。そのエアコンを一晩かけると次に日の朝方の1階の温度は24℃に2階の温度22℃ぐらいに上がったそうです。施主さんは喜んでおられましたが、私は電気代が少し心配です。

 広島は蒸暑地と言われる地域で寒地よりも夏も冬も温度・湿度共高い地域ですが、広島県人は広島の冬はとても寒いと感じています。寒さを感じるのは外気温度や室内の温度差 外の風速 室内の湿度 換気からの冷気なども影響していて家の断熱性能を上げたから心地良い住み心地になるとは限らないと思います。私が床下エアコンを使う理由の一つは寒さを感じやすい床面の温度を室温より僅かに上げたいと思うことです。家の中でも今回のように3℃以上の温度差があれば室温の差で冷気を感じてしまいます。

 この“屬硫箸裡妝畸佑錬亜ィ苅兇任后I娉鍛杷をした0.28とは熱損失の性能はちがいますが、どちらの性能でもエアコンの使い方で寒さは解決できる広島の6地域といえるのではないかとも思います。北海道で建てられている家と広島の家は煖房の方法や夏の除湿対策等の微妙な違いがあります。北海道での暖房の主流はエアコンではありませんし冷房を必要とする期間も短いです。我々6地域の家では多少熱損失があったとしても夏冬兼用で使えるエアコンによる暖房の性能や方法を工夫するかで対応できるいう事になるのでしょう。当方が色々な断熱性能の家を造らせていただく事で今回室内の3℃の温度差による冷気発生という良い体験をさせていただきました。まだまだ私の高断熱への取組もこれからだなと感じた経験でした。


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