山本邸

  広島市は寒さが本格的になってきていますが、もう今年も終わろうとしています。そんな師走の中ですが、玄関・廊下の断熱改修工事を行っています。23年前に新築した断熱性能は殆どない寒いRC造の建物ですが  これまでに窓は樹脂の内窓を設置して、最低限暮らす場所だけは寒さを押さえて  蓄熱暖房機で暖かく暮らせるようにしていましたが。玄関とつながるトイレ 洗面+脱衣は玄関戸を改修していなかったので冬はとても寒かったです。
 大変な工事にはなりますが玄関のドアを断熱ドア取り換えて断熱性能の向上をはかりました。

  改修前の玄関はアルミと単板ガラスの外気の温度がそのまま室内に入るようなドアでその上部にはフィックスの単板ガラスの明り取りまで入っています。断熱性能は無いに等しい性能です。

 ↑このレポートは改装前のFLIRの温度写真です。玄関ドアの下側は5.6度になっています。ほぼ外気温のままという感じです。


改修後


 このレポートは、改修工事後の12月29日のものですが、改修前の一番低い温度の玄関ドアの沓摺のところは以前は5.6℃でしたが8.3℃になり、そのほかのところも、6℃〜7℃だった玄関ドア部分は13℃〜14℃台に平均して上がっています。玄関の土間部も下からXPS50ミリを貼って断熱を行いました。

改修前のトイレの前のドアの温度は9.8℃は14.3℃に上がっています。このあたりの温度がほぼ室温だと思いますが、これまでは玄関ドアの低い温度が冷気に感じていましたが、現在は冷気は感じられれません。




FLIRの画像を観ると改善されていないように観える方もおられると思いますが、レンジに騙されないように温度を読み取って下さい。エアコンの設置によっては玄関廊下を一番暖かくすることもできます。

CIMG2530

 その様な考えで玄関ホールにはエアコンも設置しました。施主さんは、エアコンつけなくても寒くなくなったと私に言われますが、折角配管経路を色々と考えてしてドレンも何とか配管して取りつけたエアコンです。電気代も少ないので寒さをこらえないで つけっぱなしで使って下さい。と伝えています。


 最近の私の考えは、その家で一番寒い所に向かってエアコンの暖気を向けることを考えています。

 写真は以前ダイニングと寝室を断熱化をするために、エアコンの下は樹脂のペアガラスの引き戸で仕切っていました。

玄関廊下が暖かくなった今は、もうこのペアガラスによる断熱区画は無くてもよくなりました。本当に不思議だと思いますが2.2KWのエアコンでこのほか8帖+6帖の和室続き間までも暖かくなりました。すべての窓は2重構造(アルミシングルガラス+樹脂のペアガラスの内窓)にしていますが壁天井の断熱改修工事はしていません。僅か25ミリのウレタン吹付けだけです。

CIMG2526
 以前のドアが幅の広い親子ドアでしたが、今回は断熱性能を向上させることが目的ですから、気密性の良い一枚ドアにして、その余った部分は断熱をして、少し大き目な枠で収めました。塗装の補修は削減して費用は少なく効果は高くを実現するためです。

 今回は昨年2016年発売のYKKのInnoBest50(熱貫流率1.35W/孱法砲鮖箸い泙靴拭
最近は玄関ドアの断熱性能もかなり上がり使えるものが増えました。年々高性能なドアが増えていくのが嬉しいです。

 この住まいは、何度かの断熱化改修工事を経て今回玄関のドアの断熱化をしましたが、一番先に行うべき工事が玄関ドアの断熱化工事だと強く強く感じました。


 改修前は冬には一寸した冷蔵庫になるような玄関ホールでしたが、改修後は冷気は感じられなくなるぐらい激変しました。多くの家で寒い玄関に通じて廊下があり、その廊下にトイレや洗面+脱衣+風呂がつながります。トイレや洗面+脱衣+風呂を暖かくするには、玄関部分を断熱化しなければそれは叶いません。いくら面積が小さいからといっても玄関ドアや玄関土間が冷たいのはいくら暖房をしてもドアや玄関土間が暖房より強烈な冷房をしているようなものです。今回の改修工事で暖かくなるそのメカニズムの解析が私にとても良い経験をさせていただきました。

工事を行う前は必ず暖かくなると確信していましたが、本当に暖かい玄関ホールになって良かったです。

最後まで読まれた記念に広島ブログをポッチトお願いします

広島ブログ

地下熱循環住宅のカオル建設  会社のホームページにもお越ください