今年のゴールデンウイークも後一日になりました。晴天の今日は昨日遅く帰ってきた息子を連れて墓参りに行きます。

 これから後1か月もすると湿度も増え蒸し暑くなりますが、この天気の良い季節でも湿度が少し上がると観えない所でカビが生える季節にもなります。時々床下を覗いてみることも必要な季節です。
 これから暑さが増してきますが、私が気密を意識することと、防風層を意識することは、換気を思うようコントロールすること、隙間風を無くし暑さ、寒さを防ぐ層を意識していること、又当然ですが湿気を断熱材に入れないようにとの劣化対策からです。

 防風層を意識することは暑さ対策に顕著に表れます。2017年5月1日書いた私のブログがその施工法と効果を示していますのでリンクしておきます。建築関係者は何でこんなことをするのと思われる方も少なくないと思いますが、タイベックの貼り方一つで夏の暑さは随分変わります。気密と換気のバランスを図らなくては冬暖かい家は成就しません。昨年夏のそのブログの家では2階は暑さの無い快適な暮らしを提供することが出来ました。今年の冬は寒さのない暮らしも提供できました。2階の天井断熱下や屋根断熱下を熱くしてしまうと輻射熱で日が落ちても暑さはおさまりません。

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←写真は新住協の金沢の会員西川さんのところのスイッチの気密施工ですが、気密シートより部屋側に電線を入れています。

 私がこれを観たとき素晴らしいアイデアだと思いました。彼は自分で熱損失の計算も確認申請も大工工事もする人なのでこのアイデアが生まれたのだと思いますが、この方法だと室内が換気によって負圧になっていてもコンセントやスイッチが給気口になることはないだろうと思います。


 高断熱にしたけど冬寒い家の多くが、換気・給気と気密と断熱の何処かバランスの取れていない家が多いと思います。外に出した空気は必ず同じ量何処から室内に入ろうとします。気密はそれを押さえて隙間風を防ぎますが、寒くないような給気の計画が必要になります。その延長上に換気のシステム1〜3種があります。実際はコンセント・スイッチから寒さが侵入している家は少なくないと思います。
 新築後数年しかたっていない高断熱の家で冬寒いと相談を受けた家でも結構な量の冷たい空気がスイッチ・コンセントから漏気していました。




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階間(1階と2階の間)からその電線が入線されるところです、この方法だと、断熱材の中に電線も入らず気密もとれ、電気ボックスからの冷気はカットできるでしょう。


又構造の梁の下側をカグことも少なくなります。私は梁の下側にカギをすることは構造上安全が確認できる部位であれば問題ないとしています。h150个領唾婆未芭匹そ蠅烹茖隠牽悪个領造鯑れたときは30mmは梁下のカギを入れても良いと思います。梁カギを絶対的にダメだという方は梁の許容範囲のわからない方だと思います。ただし梁カギは梁のわれを促進することもあるので間柱・柱の位置からそれを促進しない位置に梁カギするような配慮は必要でしょう。


 こんな方法があったのかと、本当に西川さんのアイデアには頭が下がります。脱帽です。


 気候変動からか北海道でも夏の暑さ対策が必要な日があると言われるようになりましたが、私の所、広島市では、暑さ対策 湿度対策 寒さ対策の3点が揃ってお客様は初めて満足されます。暑さ対策は日射遮蔽と暑さを防ぐ断熱層+防風層+棟換気を正常に働かすことだと思います。それが出来て初めて天井屋根からの輻射熱を防ぐ事が出来るようになると思います。


 又壁外部側に貼る防水シート(タイベックやラミテクト等)は壁の断熱材の間の空気を動かさなくさせる事で断熱材の厚み分の断熱性能を発揮させる事が出来ます。一般的には透湿防水シートは1m幅のものを重ね貼りしますが、断熱材の性能アップを計るには3m幅のものを使うか重ねの所はテープ処理する方が良いです。2012年12月20日私が初めて100mm付加断熱を施工した時のタイベックシートを張ったブログをリンクしておきます。

 壁の外部に貼る透湿防水シート1m幅のものを使う建設会社さんが多いのですが、快適な暮らしを追求する会社の多くは3m幅のものを使っている理由は今日私の書いた事を体験されている工務店さんだと思います。断熱性能の良い会社を選ぶ一つのポイントかと思います。


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