リフォームの現場では、私が良く使うものはアウトセット引き戸である。これは戸建て住宅でも マンション ビル建築でも使います。中にはドア枠を残しそのドワを引戸として改良して使う事も過去に何度か行いました。そのことを書いたブログ2011/12/5のブログ  2017/2/5のブログをリンクしておきます。

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 既存の階段の枠を残して、ダクト壁とアウトセット引き戸の取り合うヵ所です。既存の開口枠も残したままアウトセットの引き戸の鴨居を取り付けました。既製品の建具を組み合わせてこういう微妙な納まりは出来ないと思います。

 白い枠は既存の階段出入り口の開口枠です。それを寒さ暑さを防ぐように引き戸を取り付けるようにアウトセット建具を取り付ける事にしました。機能もデザインも重視して後のメンテも可能にするのは高度な配慮が必要になります。













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 和室の欄間の敷居と取り合う部分はインセット建具にして取り合わせました。こういう納まりも既成建具ではできないディテールです。以前の鴨居や敷居の柱の掘り込みも隠すように10mmの縦枠を添わせました。色々なディテールが考えられますが、施工のスピードとシンプルな納まりには薄い縦枠を添わせるのが良いでしょう。
















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 和室の床の間を収納にしました。落とし掛けは既存のまま残しその下に敷居を設置し、長押は雛止めにして建枠を取り付けて、柱の欠けは建枠で隠しました。

床の間を収納にするのは我々建築屋からすれば実はすごく抵抗がありますが、現在の若い人には床の間よりも収納の方が必要で喜ばれるようです。造るのに最も気を使い手順を考えて造られている床の間を収納にするのは そこに集約される手仕事の複雑さ手順の解る我々には、少し残念な気持ちにもなりますが、最近はそのような要望に応える事が増えているように感じます。





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以前は、組み込み式の引き出しや洋服入れがあった部分ですが、そこを3枚引戸にしました。建具枠を付けるのに、壁の垂直も直した下地が必要になります。

建具のレール金物は、上から突っ張るタイプの金物にしました。こういう収納の縦枠は少しでも開口を広くとるために15个曚匹稜枠にしています。以前床のレベルが1センチ以上差があった所にはレールをレベル調整をして取り付けたこともあります。その時の私のブログ2018/12/7の動く壁という考え方をリンクしておきます。





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もっともオーソドックスな既存枠を残してのアウトセット引戸のディテールです。

リフォームの現場では建具枠は極力既存を使います。それを壊すと、あちらこちら壊すようになります。あくまでも壊すのは最小限と現場では毎日のように指示していますが、毎日軽トラック一杯ほどの残材が会社に持ちかえられています。




 今日現場では、様々な下駄箱などの家具類が取り付けられていました。もう少しで大工工事が終わります。
 もう壊すところはなくなりました。小さな工事ですが、工事範囲は多岐に渡り中も外も高い技術レベルと経験も必要です。私は何通りも結露計算をした現場でもあります。


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