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 マンションでの暮らしのポイントは占有のスペースが案外小さいという事です。そこでの暮らしを重ねると必然的に多くの物で溢れてしまいます。そういう事を含め断舎利という発想も生まれたのでしょう。


 私が改修工事で得意としているのは、生活に密着した収納を確保することです。今回私の得意技の一つと言える、小上がりの和室と引出しを組み合わせました。都合5個の引き出しと、畳下収納2ヵ所設けましたが、畳下収納は使いにくいので積極的にはお勧めしておりません。そこに物を収納されるものは、処分されたほうが良いかとも思います。引き出しをメインにお使いいただければと思います。

タイトルの『これでもか収納』とは、これ以上の収納は暮らしには必要ないと断言できるほど収納力という事で、逆に言えば今回作った収納、これだけあれば生活に困らないだけの収納力を確保されているように造りました。生活に即して必要なものがその近くに収納されている。そういうのが、コンパクトのマンション住まいの理想と思います。後タンスもお持ちなので十分すぎる収納を確保されたと言えると思います。


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又テレビをメインとして、そこに作り付けの収納と仏壇置場を大工さんに制作してもらいました。

今回リフォームに際して、少し不要なものを処分されたのではないかと思います。見せる収納と隠す収納をメリハリ付けました。何より地震で倒れないのが良いですよね!









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広島市内のマンションで 南がバルコニーの立地の場合、海からの風、南から北への卓越風になります。

その風を妨げないように壁に開口を設け、風は家を通り抜けるよう、その下にも有効な引出しを設けました。施主さんは夏は窓を開ければエアコンは使う事はないと話しておられました。東向き 西向きのバルコニーの場合殆ど風は入りません。

マンションの工事に際しては、収納を重視することにもなりますし、水回りを重視される場合もあります。両方を行うとかなり高額なものになります。

そのような場合が多いので、今回洗面台のカランは私が取り換えさせていただきました。


約2週間の工事でしたがお施主様には、一時ウイークリーマンションに移っていただいての工事になりました。
私も自分の家ならこうしたいと思うプランを提示させていただきました。私の設計のコンセプトは『これもか収納』です。ここまで収納があるのかという意味での命名です。何度か小上がりの和室を収納にしましたが、今回も設計して良かったと自画自賛です。