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昨日午後から、西日の当たる会社の駐車場の所に30mm通気層を設けて5種類の遮熱部材を通気層の中に張り付け、その効果を実験してみました。








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通気層の構成は日射の当たる面5.5mm合板→30mm通気層 →効果のありそうな遮熱部材→9mm合板です。


通気層を構成する日射を直に受ける表面の5.5mmの温度は≒50℃です。






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その通気層付の実験に使ったパネルの裏側の陰になる部分に設置した、温湿度計は。36.4℃を示しています。これは今日の気温が36.4℃であるということを示しているとして良いと思います。

気温が36.4℃ということは、遮熱効果の実験をし、その裏側の温度を計測してもこの気温に左右されるので、この温度より低い温度になることはないということが、すべての実験を行って気が付きました。単純な事ですが、忘れてはならない重要なポイントだと思います。


8月17日の気象庁の気温 その気象庁の気温より高い温度を示しています。

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,了邯蛎痢ー命燭里茲Δ聞柔です。通気層の中の室内側にタイベックを設置しています。

日射を受けるベニアの5.5mmの表面温度は49.5℃です。
日射を直接受けない裏側の温度は38.4℃です。気温より若干高いです。




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△了邯蛎痢ー命燭里茲Δ聞柔です。通気層の中の室内側に鉛0.5mmを設置しています。

日射を受けるベニアの5.5mmの表面温度は49.5℃です。
日射を直接受けない裏側の温度は37.6℃です。気温より1℃高いですが若干の遮熱効果はあるのかと思います。日射を直接受ける時の裏側の温度は46.8℃でしたから、この通気層の効果は大きいということが解ります。

 


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の試験体 遮熱部材を通気層に何も入れない場合です。

日射を受けるベニアの5.5mmの表面温度は47.6℃です。
日射を直接受けない合板裏側の温度は36.6℃です。全く気温通りです。


本当に以外ですが、タイベックも何も入れないものが気温通りになりました。遮熱部材は通気層があると効果がないということに繋がりそうです。



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い了邯蛎痢…無ち悗亮柴眤Δ縫▲襯潺ッキングファイルを張り付けしたものです。

日射を受けるベニアの5.5mmの表面温度は46.4℃です。
日射を直接受けない裏側の温度は36.8℃です。ほぼ気温通りでです。

外気温に近いのは、日射遮蔽の効果が在るのか否かは気温に左右しているので解らないということになると思います。




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セ邯蛎痢…無ち悗亮柴眤ΔXPS30mmにタイベックを張り付けました。


日射を受けるベニア5.5mmの表面温度は44.6℃です。
日射を直接受けない裏側の温度は36.6℃です。全く気温通りです。

これは断熱材を施しているので気温通りになって当然と言えば当然です。



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今日検証をしたときの道路のアスファルトの温度は≒50℃でした。

気温は前述のように36.4℃です。今回は、中国製の放射温度計を使っての計測ですから、微妙な温度差はあります。








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再度放射温度計で すべての日射を受ける合板の温度を計測してまとめた写真です。 銑イ歪無ち愼發棒瀉屬靴燭發里任后

日射面の表面温度に差があるのは、ベニヤの色によるものか他の原因があるのかは判りませんが、僅かな温度差はありますが
概ね50℃近くあるということです。






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同様に再度放射温度計で、全ての通気層の裏面の合板の温度を計測しました。


イXPS30mmは断熱材なので、通気層があると少ない断熱厚でも気温になるということがわかりました。アルミクッキングホイルも遮熱効果は若干ですがありそうです。最後まとめて計測した温度と、単独で計測した温度が低いのはまとめて取ったほうが時間が遅く日射量が上がったのだと思います。



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この 銑イ了邯蛎里魴彗したのちタイベックの日射の当たる所の表面温度を計測すると41℃でした。色による表面温度の違いが10℃位あることが解り、合板だけの試験体にタイベックを日射を受ける側に張ることにしました。







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試験体の遮熱部材のないものに、タイベックを日射の当たる側に張り付けて、その日射側の温度を測定しました。色によるものだと思いますが、日射を受ける表面の温度は37.8℃でした。コンパネだけの場合と≒10℃の温度差があります。

白い色は10℃遮熱効果が在るということになります。






CIMG6991その時の通気層の裏側の温度は36.8℃ほぼ気温です。
気温より表面温度は下がることはないので、この白い色の温度が室温に影響するなら、僅かな断熱材でも好みの室温がキープできるということになりそうだと思いました。

色による日射面の遮熱効果は実に高いと言えます。アスファルトとの道路面より白いラインは10℃温度差がありまがそれと同様の効果があると解りました。ただしタイベックの白い色を張った日射面は10℃下がっても通気層を介しその裏面の温度は張ってないものが38℃で張ったものが36.8℃でその差は僅かです。


 実際の現場では、この通気層と、最低でも透湿防水シートタイベックや、ルーフィング材を設置しますが、色による温度の差は10℃あったとしても通気層を介すると、その断熱材を通しての室内側の温度差は僅かなものになりることが解りました。今回の色による日射遮蔽を利用すると夏の断熱材の厚みは冬程はいらないということにもなりそうですが、冬には必要な断熱材ですから、夏には有効な通気層は絶対に必要で、通気層の中に設置する遮熱部材は不必要ではないかという検証になったと思います。

 実際の現場では、エアコンを効かせて室内の温度を28℃ぐらいにキープさせます。その時にその冷房のエネルギーの差を計測すれば、実際の遮熱効果の差が解かるのかと思いました。


 夏の屋根の温度は75℃になっていたのも体験しました。その時の屋根下のCFの断熱下の温度は34℃でしたそれはその日の気温だったと思います。その時のブログをリンクしておきます。

 今回のように気温36℃以上を室温28℃前後にキープするには有効な通気層と、冬のための断熱材と窓の日射遮蔽を徹底すれば、今まで以上暑くなる夏の気温でも室内は断熱材で適度な温度にキープできることが解ります。日射を受ける表面温度だけを観て遮熱を謳う部材というものは効果が在るというのは、通気層を設けた時点でその効果はなくなるということは解っていただけると思います。

 解れば当たり前のことですが、室温以上に室内の各部の表面温度は下がらないことが理解できました。窓の日射遮蔽の計測をするときに、エアコンの効いていない部屋で、もう少し遮蔽して温度が下がらないかと思いましたが、ドアを開け冷房が届くようになればそれは解決したのかなとも思いました。それも含め窓の日射者遮蔽の検討ももう少ししてみようと思います。



PS: 昨日 通気層内の室内側に遮熱性能のありそうなものを設置して表面温度と通気層の裏面温度を計測してこのブログを書きましたが、夜寝ながら考えたことは、今回の実験結果は無駄だったのではないかと感じました。

 それは、ブログにも書きましたが、外であれば通気層があれば、遮熱材の効果の有無ではなく ほぼ外気温になろうとする現象がある事や、窓の遮熱効果であれば二重構造の窓であれば遮熱効果の差があったとしても冷房の効いた室温近くなろうとする現象があるという事に気づきました。又冷房の利かない届かない部屋の室温はその窓の内側の温度近くになろうとする現象があるのではないかという事です。

 夏に内窓や遮熱性能の無い単板ガラスの場合、いくらエアコンを効かせても室温に影響を与える高い温度になり遮熱性能がないことは体感として感じますが、ある程度遮熱性がある場合その遮熱性能差はその室温にさせるための冷房機器のエネルギーの差を計測しなければ遮熱性能の差は測れないのではないかといういことで、表面の温度の計測だけではその遮熱性能の差は計測しがたいといこともあるのではないかという事に気づきました。

宇宙の空気のない真空の所から地球に降り注ぐ太陽の熱の実験をまる一日かけて行いましたが、一番大きな成果は上記のことに気づいた事ではないかと感じました。