快適な暮らし応援隊

住まいは暮らしそのものものです。健康に暮らせる住まいに拘り、住宅創りの仕事を通してチャレンジした事を日々の私の楽しみをお伝えします。 又学生時代から続けているレスリングの事や趣味の料理の事もお伝えします。

スマートウエルネス

 健康に毎日を楽しく暮らすことは、誰もが願っていること。 寒さ暑さ湿度によるストレス少なく 良質な空気 適度な太陽光の日射を取得する住まいに暮らす。そして毎日の健康になる食事 健康を助ける活動量の最低3つがそろって、健康で楽しい暮らしは実現します。 3つをそろえて健康で楽しいを生涯にわたり貫き、楽しく愉快にPPK(ピンピンコロリ)を実現したいものです。

床なめエアコン

耐震・断熱改修工事を行った現場に昨日 床なめエアコンの調整と、玄関のシューズボックス下に、人感のLED照明を 取付に行ってきました。

P1290116LED照明は、取り付ける位置によって人感センサーが作動しなくて、 又取付架台を作成して後日に取り付けになりました。
 

結構難しいのですが、人が入ると足元を照らしてくれる人感センサーのLEDは魅力的な空間を演出してくれそうです。
完成したらまたお見せします。




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玄関ドアをYKKのイノベストにしたこともあり、既に1階 2階は開放的に生活をされていました。
床なめエアコンが冷たい風が来るので、今はDKのエアコンを使っているとお聞きしていて、その原因を探るために、温度カメラを持参して、室内の温度をはかると、室温は概ね19度 ですが、エアコンのセンサー部分の温度が23℃位ありました。



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写真は、工事前のものですが、今回はカウンターの出が500以上あるので、その幅の加減でエアコンのセンサー(本体の右側) に熱が少しこもるようになっていたようです。取りあえずエアコンの温度を26度に上げていただいて、使ってもらうようにしました。後に温度センサーの位置を交換するようになりそうです。




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ドア フィックス フィックス の3連続の窓はハニカムサーモスクリーンの2ウエイタイプを取り付けてもらいました。

このタイプは 上も下も開ける事が出来ますが、断熱性を求める場合下側を閉めることが必要です。

素敵なダイニングテーブルとソファーが設置してありました。床なめエアコンの所は、まだ片付いていないので写真は今度です。

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 洗面台は800×800のミラーを当社の佐々木が取り付けてくれましたが、シンプルで素敵でした。私の経験からは、洗面の収納はミラー部分にはない方が素敵だと思います。


お客様から、壁のスカイブルーは、一度天井に貼られていて、それに気づかれてすぐに壁に施工し直してくれたとの事でした。

天井の白と壁のブルーが 反対になるより今の方が落ち着きのあるインテリアになると思います。

 





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ダイニングの写真の奥は洗濯室です。南側の一番良い場所が洗濯干場になりますが、このプランにして良かったと思いました。

断熱改修工事の場合は、必ず洗濯をするスペースを検討するようにしていますが、概ね1階の南側にそのスペースが欲しいと言われます。なにかを犠牲にしなければ得るものが少なくなるというところでしょう。 

お客様からは、他2階にいる時に下のキッチンを使う音や、新聞をめくる音が大きく聞こえると言うことを聞きました。吹抜けがあるので以前よりは聞こえると思いましたが、今回の工事では耐震性を向上させるために、タイガーグラスロックを外周面に貼りましたが、それは普通のプラスターボードより硬いのでそれが反響している可能性があることに気づきました。強度は出るが反響もある材料なのかもしれません、次に訪問するときには仮に吹抜けに蓋をしてみて、吹き抜けの影響も確かめてみたいと思います。

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断熱改修を効果的にするには

今日は山陽木材の米田さんが、セルロースファイバー無結露保証書を持参してくれました。
米田さんはスマートウエルネスの広島の事務局を担当してくれています。
彼がある工務店で聞かれた話で、断熱改修をしてもあまり効果が表れないという事で、私はどのような点に注目して断熱改修の施工されているのかと質問されました。
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←写真は、今回の暖房の要、床なめエアコン(AC)設置しているものです。今日完成した現場です。窓の日射取得と共に室内はこのAC1台で穏やかな暖かさでした。今回の断熱改修の例を思い浮かべながら米田さんの質問に少し応えてみました。


断熱改修は新築工事と異なり予算の都合上、部分的な改修もあります。この度施工の建物でも、2階部分は窓の取り換え+内窓設置+天井のCF断熱はしましたが、壁の断熱工事は行っていません。
断熱的にはある面中途半端でも、下記に列記したことを考慮すれば断熱改修は劇的に成功するよと応えました。

■平面プラン上断熱改修後の効果が上がるようにする。例えば断熱区画内にトイレ・脱衣・風呂を設ける。断熱区画内は出来るだけ広く開放的なプランにする。

■費用を抑えて効果的な断熱改修を行う手法として基礎断熱の選択肢は有効です。ただし床下の結露対策は高レベルな手法を組み合す必要があります。

■暖気を動かすために、断熱区画内には吹き抜けも活用する。出入り口建具の上部は開放する。開放することで室内が暖かくなります。断熱区画外は、出来るだけ断熱戸で区画する。

■より高い気密性の確保 窓 床 壁 階間部 等 (気密シートはCFであっても漏気を防ぐという面と結露を防止する上でかなり有効です)

■換気の経路を効果的に取る。例えば基礎断熱にし3種換気を採用した時は、排気の経路を基礎断熱の床下を経由して外気に出すことで、床の表面温度を室温と同じにする。(床面の表面温度が室温より僅かでも冷たいと、人は寒いと感じてしまう。)

■南面の窓は夏庇による日射遮蔽をする。冬は日射透過率の高いCVDクリアガラスを使い日のある時は窓からの暖気を取り入れる。(冬場は南側の窓は積極的に日射取得をする考えが断熱改修の効果を劇的にあげる。)

■エアコンの設置位置を工夫して寒い所を無くする等の配慮をする。例えば掃出し窓にむけてエアコンを設置するとか。トイレが玄関にあるプランの場合玄関にエアコンを設置して階段から暖気をあげ2階の暖房を行う。(この場合は玄関廊下の断熱改修は必要でしょう。)

■台所の換気扇レンジフードは、電動給気連動式にする。(断熱改修で最も注意がいるところです。冷たい空気が侵入する給気側を意図することが大切)

■お風呂の換気扇は単独として電気シャッター付にする。(風呂に入っている時は、換気を止めるので一般的なシャッターの換気扇の場合、換気扇が給気口になり冷気を取り入れてしまう現象が起き風呂に入ると寒い。)

■玄関ドアの断熱性能はかなり高いものを選ぶ、又玄関土間の立ち上がりにはXPSの断熱材を貼り結露や冷気の侵入を防ぐ。土間も断熱施工したほうが良いが、予算の都合上省くときもあります。温度カメラを使い室内の温度をみると、玄関の温度が最も低くなります。現在販売されているメーカーの断熱ドアの最上位の断熱ドアを設置してもそれでも熱ロスは大きいです。今回の改修ではYKKのイノベストを選びました。

上記のような様々な配慮プラス施工者としてもっとも必要不可欠な考えが、外壁・間仕切り壁・ユニットバスの気流止めを確実に行う事です。断熱を効果的にするには、断熱を施工している部分の空気を動かないようにすることが大切です。天井断熱の場合桁上にタイベックシートを貼って空気を静止させると、断熱材の厚み分の性能は発揮されますが、それをしない場合は厚みの80%ぐらいしか効き目がないようなイメージが必要でしょう。気流止めを含め静止空気をイメージすることが効果的な断熱改修をもたらすでしょうと応えました。

私の場合はこれまで体験した成功は生かして、もう少しだと思うところは改善点(エラー)として、エラー→検証→改善→トライと積み上げた結果様々な事に対応できるようになりました。

又、住宅の施工を行うものは、案外エアコンの効果的な設置方法を理解されていません。特に一般的に出回っているルームエアコンは、掃出しの窓の上やその付近に設置されますが、概して窓の断熱不足を助長するように冷気を室内に押している現象を起こしています。店舗設計では、業務用のエアコンは天井に大きなエネルギーの業務用エアコンを取り付けて、窓からの冷気を防ぎ結露も完全に防いでいます。ファミリーレストランやコンビニのガラスが1枚ガラスでも結露をしていないのがそれにあたります。

又有能な空調屋さんは冬でも外気に面し出入りの多い店舗でも微弱なエアーカーテンで冷気の侵入を防ぐ事も可能にしています。そのような空調屋さんのようなエアコンの設置方法を取り入れ、断熱改修や、窓やガラスを高断熱しなくても冬に暖かい室内環境ができる事を知っていなければ断熱改修は成功しないのではないかと思います。空気は怠け者ですが、少し風で押してあげると凄い力を発揮するのも空気の特性です。人のやる気を引き出すことに似ています。

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そのような事を考慮して完成したお住まいの写真を少し紹介しましょう。

←日射取得を考慮した南側の窓です。写真では見えませんが60センチほどの庇が窓上に取り付けられています。日中太陽光でとても暖かで、私もここに座ると、ここから逃げたくありませんでした。












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←テレビ台と併用した、床なめエアコンの設置方
ここは仏壇も乗せられます。床暖房のような暖かさを提供してくれます。
但しエアコンの正面の木製建具は、反る可能性が発生するのでそこはよう注意です。






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断熱区画内に設置された、トイレ+洗面+浴室、寒さはまったく感じられません。トイレも小さな部屋で区画しないほうが、生活も豊かで、寒さも無くなります。断熱改修に成功すると、部屋は区切る必要はなくなります。

大工さん手づくり+リーズナブルな既製品の洗面台を合わせて予算の削減と機能の充実を図りました。断熱改修には予算という乗り越えにくい高いハードルが潜んでおります。それでもお客様にとっては高額な施工費がかかります。








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←キッチンのレンジフードと連動する、換気連動式の給気口、換気扇が回っている時は写真の給気口が電動で開き、天井面で冷たい空気が動き、寒さを感じません。キッチンの換気扇は力が強いので、必ず近くから空気を取り入れる事が必要です。














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写真のエアコンは、夏冬兼用のものですが、冬はこのエアコンからの暖気は吹き抜けを通り2階の寝室まで暖かくしてくれます。そのために開放的な間取りにしています。

少し断熱不足に対応するように、1階の床なめエアコンとこのエアコンの2台のACで暖房を計画しました。殆どの日はどちらか1台のACで暖房は可能だと考えられます。

私は暖房はルームエアコンに拘っています。それは最も多く使われているエアコンが夏冬通して省エネであり、最近は除湿の効果が少なくなっているように思いますが、冷房除湿が備えられている事又故障して取り替えるときも最もコストが抑えられるからです。業務用のエアコンは強烈ですが、壊れると一般の家庭ではそれを取り替える費用の負担が大きすぎるからです。



当方は、記事に列記したような事を頭に入れ、断熱改修工事を行っています。そうすると必ず大きな効果は表れます。断熱改修で効果が表れないのは、私が列記していることの何かが不足していることだと思います。まったく断熱改修をしなくても、ビルの空調屋さんのような知識があれば電気代はある程度必要になっても、温かい部屋を造ることは可能であることを私たち住宅を建設するプロは知っておくことも必要だと思います。

自分のまとめにもなるので、少し長いブログを書きました。


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温度センサースイッチ

我々高断熱を建設するものは、目に見えない空気や温度が観えるぐらいに感じている方も多いと思います。

以前ブログで小屋裏のカビの事を書きましたが、そういう事態でも露点温度に達して結露を初めることを理解していることも大切です。
DSC_0419昨日はインターネットで買った、DC12Vで作動する温度センサースイッチを組み立ててみました。

これは一般家庭の電気交流100Vを直流12Vに変換する直流安定化電源を通してその温度センサーを作動させました。

台湾から送られてきた温度センサースイッチの温度は正確でした。写真では大きく見えますが、穴あきシナ合板の穴の@が30ミリですから50ミリ×40ミリぐらいの大きさで安定化電源も60ミリ×80ミリぐらいのものです。

私が考えていることは、このセンサースイッチが1個400円ぐらいなので、壁の中のポイントに埋め込みその壁の温度分布を測ってみたいと思っています。 またポンプや換気扇のスイッチとして使いたいとも考えています。
おんどが高くなると、循環のポンプが作動するとか、ファンや換気扇が作動するなどいろいろ考えられます。

ただしこのスイッチだけでは電流が足りそうもないので別の物が必要になりそうです。
太陽光で発電された電気は直流になります。それをその直流のまま家庭のエアコンや冷蔵庫がつかえるようになればますます省エネ性は向上すると思っています。

テスラーが今までにない安い価格でリチュウム蓄電池を発売しました。家庭に電線から電気を送らないで暮らせるオフグリッドな住まいも夢ではなくなりました。取り組みたいと思います。

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断熱・耐震改修工事

現在、スマートウエルネス補助対象(120万円)の工事進行中です。
断熱+耐震で工事を進めておりますが、耐震は2階を行わないので実際は現行の耐震基準には合致しません。
1階は内側から壊しているので、現行基準に合致した補強にしています。壁は外壁全面にタイガーグラスロック2.1倍を貼ります。

断熱化も2階の壁は、既存のままで現在のグラスウールの効き目を良くする気流止めと2階の天井にセルロースファイバー250mmを施工します。存在壁量は足りているのですが金物の施工が出来ない所があります。実際の施工には、予算という壁もあり、パーフェクトに現行基準にすることが困難な事も生じます。
DSC03827そのような状況でも、様々に工夫を凝らして、出来るだけ安全で心地よく快適に暮らして行けるように設計施工しています。

高気密、高断熱化を図るには、それだけではなく気密や換気が必要になります。

今回の床の断熱仕様は、セルロースファイバー178mmを計画しました。床下が狭く侵入しにくくなるのが気になるところです。断熱工事の前にはホウ酸で木部の防蟻処理もします。


DSC03834ホウ酸による防蟻処理の後は、セルロースファイバーを吹き込む木下地を造り、そこに不織布を設置して、又床根太の上にも不織布を設置して。その間にセルロースファイバーを吹き込みます。結構複雑で大変な作業です。

浴室だけは、基礎断熱にして、ユニットバス周りの壁と天井はプラスターボードを貼り気流止めを確実に施工します。断熱改修の絶対的ポイントは、ユニットバス周りの気流止めの施工です。



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山陽木材さんによるセルロースファイバーの施工です。いつも見慣れている光景ですが、綺麗に凛として不織布を設置してくれます。

暖かな新聞紙の布団に包まれれて床材も人も喜んでいる姿が見えるようです。
セルロースファイバーは新聞紙ですが、こういう写真を眺めていると、私が若い頃徹夜の店舗の工事現場で、新聞紙に包まって仮眠をしていたことを思い出すようです。冬の寒い時でも大量の新聞に体を包むと暖かく仮眠ができたのを思い出します。

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セルロース吹き込みの後、気密性と、家の耐久性を延ばすために、防湿シートを設置します。床下を外気に開放する場合この防湿シートは施工しなくて良いとされていますが、隙間を少なくするという観点では、防止シートは施工したほうが良いです。これを施工しない場合、気密測定をすると、2を超える状況になるのではないかとおもいます。断熱化工事で最も難関なのが、気密化工事といえるのではないかと思います。



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写真は、キッチンを設置する予定の個所ですが、150Φのレンジフードと、給気連動をさせるために、キッチンの窓を挟んで両方に鋼板ダクトが設置されています。写真のように、台所の換気は風量が多いので、近くに必ずレンジフードと連動する給気口か、最低でも同時給気排気の換気扇にする必要があります。私が設計する場合、台所には、給気の効果の高い三菱製の給気連動をつける事が多いです。




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天井断熱は、後から、点検口から侵入してセルロースファイバーを吹きこぼす予定です。ボードを貼る前にこの部分にも防湿シートで包んでもらっています。

この現場は2×4であることもありますが、2階の壁は断熱化の工事は行いませんが、このように防湿シートを施工すると改修工事であっても気密性能は1は切れると思います。



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床にも天井にも点検口を設置しますが、床下の高さが高く取れないため、将来の点検のために、多くの点検口を設置することになりました。断熱点検口は高額なので頭の痛い所です。配管の所は気密化の施工の為に床断熱材の上端下端に構造用合板を設置しています。高断熱工事の手間のかかる一つです。

又断熱化と共に暖房の計画も大切です。今回は床なめエアコンでの暖房計画をしています。熱効率の良いエアコンで床面から温めようと考えています。高気密・高断熱を成就するには、断熱・気密はもちろん換気と暖冷房の計画が確実に施されて初めて快適な暮らしが可能になります。

お客様から預かっている、大切な費用を、これから出来るだけ安全・安心して暮らせるように耐震化をはかり、出来るだけ寒さ・暑さを少なくするように施工していきます。断熱・耐震化工事後は、お客様から今までとはまるで違うと喜んでもらえます。そこが仕事として面白い所です。ただし予算という大きな壁もありますので、許される範囲で最大の効果を出すことが大切ではないでしょうか。

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204工法の耐震・断熱改修工事進行しています。

DSC03773スマートウエルネスの補助金を申請しての耐震・断熱改修工事の現場が進行しています。今回のスマートウエルネスの補助金は、断熱改修の現場での自由度を加味して、補助対象は断熱工事は対象とせずに、すべての窓と高効率給湯器の2種で申請しました。計画している断熱はセルロースファイバーで床は180mm 壁90mm 天井250mmです。

204構造で、耐震設計をして、現場をすすめています。
断熱改修をするため、外側のモルタル壁は残し内部の壁天井のプラスターボード、そして1階床の合板は撤去してセルロースファイバーを内側から充填するように計画しています。

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全ての窓は、樹脂枠のAr Low-Eに取り変えます。写真の窓は、南側ですので、庇を取り付けて、日射取得率の高いCVCクリアガラスにしています。又樹脂サッシを連窓すると太い枠が目立ちすぎるのでの大開口の樹脂枠が見えないように柱を取りつけてみました。

現在の204工法は、筋違を使う事は少なくなっていますが、この現場では、写真のように18×140の筋違が入れられています。バランスよく入れられていたので、撤去せず0.5倍の耐力壁としてカウントしました。

外周部の耐力壁は、シージングボード12ミリを壁 倍率1 タイガーグラスロックを壁倍率2.3合わせて3.3としてカウントしています。又2階は地震力でなく風圧力のほうが必要壁量が多く必要になりました。実際に耐震の改修工事を行う場合は、新築に置き換えても壁量計算をするようにしています。その理由は軽い屋根の多くの場合、地震力では無く風圧力のほうが必要壁量は多くなります。Weeによる耐震診断〜改修を実施へと進める過程では同時に新築に置き換える事の両方が必要だと思います。

耐震改修では、壁強さ倍率(そのままの耐力)、新築では壁倍率1.98=1倍と少し異なる考えをするので、その所は、理解すればどういうことはありませんが、若干複雑な感はぬぐえません。

DSC03819今回は外周部全面にグラスロックを施工することで新築の必要壁量に対して存在壁量は約2倍近くになっています。建築基準法で必要とされている壁量の2倍の強さがあるという事になります。強さとしては十分です。ただし基礎がそれに耐えるかは不明の所です。

私はツーバイの改修工事の場合は、外周部の壁の強さを出来るだけ均一にするように考えて、引き抜きと圧縮をバランスを取り基礎への負担を出来るだけ少なくさせるように考えています。今回は、基礎が比較的良好な鉄筋コンクリートであることから、基礎補強なしで進めています。そのように均等な耐力壁にするように配慮しても、枠組壁工法住宅たて枠上下端の必要接合部倍率 簡易計算法で計算すると最大15KNの引き抜きがかかるところが表れました。100KNのケミカルアンカーを使い1/6低減として15KNに耐えると考えています。
写真のようにアンカーを打ち込む時に鉄筋やスタット自体にドリルが当たるので、偏心金具は必需品になります。
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またホールダウン以外の金物補強の個所ではS-65それと同等強度のシナーコーナ強度6.1KNを使い2S-65の所は、それを2個使います。一般的な204の場合は、外部からS-65若しくは2S-65 SW67を使い金物による接合部の補強をしていますので、不足するところはこのS-65同等のシナーコーナーにて補強します。




DSC03821柱上部のS-65による補強個所です。
204(ツーバイフォー)工法は、地震による倒壊を防ぐ考えからは、水平構面の補強では床合板が確実に貼られているので在来より強いと思います。又天井のプラスターボードも根太に直接貼られている場合は、それも水平構面の補強になっていると思います。今回は省令準耐火を視野に入れて強化石膏ボード12.5mmを貼ります。

又気流止めという断熱の基本の考えも自然にそれが整うため耐震+断熱+気密という考えは在来と比較して構造的には適しているとは思います。ただしこの建物も工事前は冬には随分と寒い建物で、既存の断熱材は黒ずんでいました。一寸した気流止めの施工のコツがわからない場合そのように寒い家になります。
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金物補強で2S-65の個所は、スタッドへの負担を考えて、出来るだけ左右にシナーコーナーを打ってもらいました。

土台と、床根太の接合不足が懸念される個所には土台と大引きを接合するようにオメガプレートSDの金物で接続部を補強をしています。
204の引き抜きに耐える金物の基本は、帯金物S-65(6.1KN)であると私は思っています。それと同等の体力のシナーコーナは使いやすいです。又SW-67(10KN)の個所はシナーコーナーを2個使いしています。金物は1種類で施工できるのが現場では迷いがすくなくなって嬉しいです。

シンプルに確実に行うように現場を進行しています。204構造の場合はあえて強い所を造らず均等に耐力壁を配置する、そういう事に気をつけたいと思っています。グラスロックとシナーコーナーの組み合わせは相性がよさそうです。

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スマートウエルネスと2×4構造の耐震改修

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現在スマートウエルネスの補助金を申請しての、改修工事が進行しています。スマートウエルネスでは、工事前の冬に健康調査に協力いただいて工事後の寒い時期に再び健康調査に協力をお願いします。


高断熱住宅が、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ事のエビデンスを取ることが一つの目的になっている補助金ですが、人が健康で長生きするには、最も怖いのが、長期間不自由な体で過ごすようになる脳梗塞や心臓の病気になりにくい暮らしの環境を整える事は必要な事だと私は実感しています。

今回は204の建物で、耐震改修も視野に入れての工事になります。当方が耐震改修をするときは、まず写真のように地盤の調査と基礎コンクリートの劣化度の調査をします。

今回の建物は一部2mより深い所で自沈層がありますが、1986年に完成した建物ですでに30年現在の基礎は使われていてその基礎や建物に目立ったクラックはない事もあり、自沈層も25cmであることから安定した地盤であると判断しました。

地盤の強い所と弱い所の差があるので、予算があれば補強する方が良いが、狭い所で鋼管杭をうつのは結構な費用がかかりますので、今回は1階の壁を補強することで地盤の悪いのを多少補うように考えました。施主さんも予算を重視されました。耐震改修工事はいつもの事ですが予算と競争です。

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畳の所を剥がして家の中央部も地盤調査をします。

写真は地盤調査のロットを抜いた所ですが、重い機械を建物の中に運んで地耐力検査をしています。3人がかりでの搬入搬出になりました。



















PA100547今回は断熱改修工事をCFで計画しているので、部屋内側のプラスターボードはすべて撤去して、改修します。2階は殆どそのままの状態で断熱も耐震も改修はしませんが、アーキトレンドを使い新築に置き換えて存在壁量と必要壁量を出した所、すでに現行の基準に合致しています。

現行の壁倍率は、外部はインシュレーションボード12mm壁倍率1、プラスターボード12.5mm壁倍率1で合わせて壁倍率2になります。筋違は140×18が要所に入っていますが、壁倍率0.5を加算しました。


ただし、金物は外部側にあるため外壁側を剥がさないために、その金物は確認することが出来ません。1階は内部側から金物補強を施し現行の基準に目に見えるところで行います。外部に金物がある場合、複合した金物補強になります。

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外壁側に貼られているの大建工業のインシュレーションボードです。壁倍率は1になります。







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ツーバイの建物は、気密性能も良く壁の気流止めも、構造上自然に整う形ですが、コンセント周りは、水蒸気によって黒くなっていました。工事前に気密測定をしましたが、約5Cm2/屬魘呂に超えるところでした。

在来の場合102/屬鯆兇┐訃豺腓發△襪里如気密・断熱・構造上の利点はツーバイのほうが在来より優れているところも多くあります。
構造の計算の仕方も在来とツーバイは異なります。



PA100551
この写真の奥の筋違の上部は中央にエアコンの冷媒配管の穴がど真ん中にあいていました。時々こういう場面に出合います。今回はこの部分は減築するのでこの筋違は無くなります。

1階は金物補強を施し、外壁側はタイガーグラスロック12.5mm2.3倍 全周に貼り補強します。インシュレーションボード1倍+グラスロック2.3倍、合わせて3.3倍になります。1階は建築基準法の約2倍の存在壁量になりました。


ツーバイは外部側から金物を取り付けているので内部側から、それを確認することが出来ません。1階は内部側から現行基準の金物を取り付けます。外部側に基準の金物が取り付けられていると、ダブった金物補強になりますが、基準値より大きな耐力の金物になりますので、補強上は安全側になります。確認できない金物ですから、確認できる範囲で補強を行うしか手立てがないため、過剰になるかもしれませんが仕方ないことです。

耐震改修工事は、見えない所が多く発生するので、責任のある仕事をするのは結構ハードな仕事になります。
毎日現場から解決を要する課題がよせられます。

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リフォーム改築前とその後

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←改装後の建物
この建物は、スマートウエルネスの工事で断熱+1階のみ耐震改修工事を行った現場ですが、下の写真が工事をする前の写真です。

駐車場を広く取るように。以前の塀や庭やブロックは撤去しました。そのほかは無用な出窓と窓を撤去して壁にしました。

この建物は、基礎や木構造が確りしていたので、リフォームをすることにしましたが瓦や樋はそのまま使う事にしました。

P7300001←改築前の写真

今回の改築後、改築前の写真は同じ建物ですが、雰囲気が随分異なるようになったなと感じます。壊す前は少しもったいないような、日本庭園がありましたが、思い切って抜根し給排水もやり替えて駐車場にされました。

又以前の庭の一部は、家庭菜園用の畑に変化しました。最近は今回のように庭をこわして、畑やガレージにする方が増えてきたように感じます。庭を眺めるより自分の畑で安全な食べ物を作りその過程を楽しもうという考えが勝るのでしょうか?

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←以前の玄関ファサードの木製縦格子

以前の玄関ファサードは和風の雰囲気でしたが、これを少し現代風にも感じられるように変化させたいと思い考えてみました。





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たてストライプにあわせた玄関ドアとその玄関ドアに合わせて木製の縦格子は、弁柄弁慶の2番を塗って玄関の雰囲気の延長になるようにカラーコーディネートしています。







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←以前のアルミの玄関ドア

見るからに寒そうな感じのドアです。





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←新しく取り換えた玄関ドアとそのファサード周り

張り替えると案外と費用の掛かる土間のタイルは以前のままにしています。





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ユニソンのラディーというポストです。モスグリーンの混ざるグレーの色がとても滋味な感じです。玄関に設置するものでポストは、デザインにおいても機能においても重要な存在です。それが気に入ると毎日がうれしくなります。

ポストは色々なタイプがありますが、インターネットで買うと、安いのもありますが、それなりの品質のものが来るようだと感じています。
今回も色合いと質感が玄関ドアや他のものとマッチしてくれてよかったです。

リフォームには『ポイント』がある、少し紹介してみます。

『余計な物はなくす』今回は余計な窓や出窓は撤去して壁にしました。

『庭はオープンにする』 庭は開放的でガレーの台数もしっかり確保しながら、ゆとりの感じられれる演出をする。そうすることでセキュリティーの面も強化される。

『楽しみを増やす庭にする』庭の雑草の生えるところは出来るだけ少なくする。自分が育てられるだけの畑のエリアを確保する等、その人その人の価値観を妥協せずに形にしていくことはリフォーム成功の要因でしょう。

『必要のないところには費用を使わない』費用は抑えて快適な生活空間を確保する。外見はお金をかければかけるだけ良くはなりますが、抑える事も出来るのがリフォームでしょう。

『必要なものには費用を掛ける』ポストは妥協しないのが良いと思います。リフォームでは、大事なところを選んでお金をかけ、そうで無い所を選んで費用を削減することが出来るという面白さが潜んでいるように思います。ただし将来のメンテナンスサイクルも考慮することは大切な要因です。

『家の寿命をよむことが大切です』家はメンテナンスしながら寿命を延ばします。新しく家を建てても今回のようにリフォームをしても、それをほっておいても生涯メンテナンスがいらないという事にはならないということです。今回は瓦の吹替え外壁の全面的な塗り替えはしませんでした。瓦は淡路の瓦で、瀬戸内海沿岸の比較的温暖な地域にリッチしているので、雨を防ぐ瓦としてはまだ寿命をむかえておりません。外壁も吹き替えられてからまだ寿命をむかえてはおりません。ただし塗装は約10年から15年ごとには葺き替えの時期を迎えます。瓦は私が遭遇した淡路の瓦は呉では80年以上風雨に耐えた瓦もありました。この地域が急に冬寒く0℃以下になり瓦が凍るような気候になれば凍害で瓦が早くだめになることもありますが、まだ耐える力は残っています。

瓦や外壁をやり替えるに高額な費用が必要になります。その費用をいつの時点でかけるのかは重要なファクターになります。リフォームをするからついでに全部綺麗にするという考えになりがちですが、まだ耐える力のあるものは、出来るだけ頑張ってもらうそういうものを大切にする考え大事だと思います。



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スマートウエルネス 断熱・耐震改修工事終了しました。

DSC01745今日は、スマートウエルネス事業で補助金申請している断熱・耐震改修工事が完成したので、監督のSさんと同行して訪問してきました。

こちらの現場は、床は無断熱から基礎内側での基礎断熱にして、壁セルロースファイバー100ミリ 天井セルロースファイバー200ミリ、全ての窓を樹脂製のペアガラス内窓か撤去して新しく樹脂アルゴンLow-Eの窓にとりかえました。

スマートウエルネス事業では、最もシンプルな仕様では家中の全ての窓を内窓を取付け2重構造の窓にして、高効率給湯器エコキュートを取付ければ補助対象になります。手すりを取り付けてバリアフリーの対策をすれば、120万円の補助金の対象になります。
DSC01747その二つの要件を達すれば補助対象になりますが、確りとした断熱工事を行わなければ実際に冬に暖かい家にすることは出来ません。そういう意味では、簡単に補助対象にはなりますが、スマートウエルネスの趣旨である脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ温度差を少なくするための断熱性能の効果は少ないと思う所です。

高断熱と省エネを効果的にするには、暖房・換気のシステムと断熱性能を調和させるかに左右されます。
そういうことを含めて私はFLIRを持って床下や室内の温度の分布を確認させていただきました。測定中に24換気が動いていないと気づき早速2階と1階の階間部に設置したデマンド換気のスイッチを入れてきました。FLIRとKestrelは室内の環境を測るにはとても便利なアイテムです。

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 広島市の場合は、エアコンによる暖房のシステムがもっとも省エネだと考えていますが、そのエアコンの取付方にも工夫が必要です。出来るだけ寒い所を無くすように考えているので、床を基礎断熱にする場合、床下を換気の経路にする事が床面の温度を上げる上では効果的だと考えています。その様な換気経路を床下にとる場合は、出来るだけエアコンは連続運転で行う事が床面の温度を徐々に安定させ効果的な暖房になります。

断熱改修の場合、断熱性能・暖房・換気を効果的に設置して寒いところを無くすという考えが大切です。トイレや浴室の入口は暖かい部屋側に設ける事も必要です。そういう意味でエアコンも連続運転し、窓側の壁に取付けるのではなく、窓や寒さを感じる所にむかってエアコンの風を向け部屋の空気をサーキレーションすることが効果的だと考えています。今回もリビングのテレビの上にエアコンを配置しています。

又この家は2階建ての少し大きめな床面積がある為、あえてコンパクトなマンションのようにワンフロアーで生活できる空間を創り、1階で生活が完結出来るようにプランしています。リビング、キッチン、寝室にもなりえる2畳のほどの小上り和室もキッチンの横に計画しました。押入れも含めて3畳ほどのスペースしかないので、押入れを少しだけ浮かせて足が十分伸ばせるように工夫してみました。当初は手前のキッチン側に1畳分張り出していましたが、吊り押し入れにすることで収納も含めて3畳のスペースに抑える事が出来ました。

DSC01690これは施主さんのアイディアですがナイスでした。又リビングは、壁にキャットウォークを設け、猫ちゃんが遊びながら活動量を確保するようにしています。このスマートウエルネス事業では、寒さの少ない室内で活動量を多くすることで脳梗塞や心筋梗塞を防ぐことになると考えています。この写真のリビングのキャットウォークはネコちゃんにとっては暖かい部屋になって、活動量がかなり増えて元気になるのではないかと感じる所です。


今日で今年度申請した3件のスマートウエルネスの工事が完了したので、先週から3件の完了報告書を作成しています。今日の日曜日はこちらのお住まいの完了報告書をメールに添付する事が出来ました。
3件のお住まいが、それぞれ異なる方法で断熱改修をおこなえました。改修工事はそれだけも我々は活動量は増えます。そして補助金の申請では頭の活動量も増えます。我々施工者側も活動量が増えて元気になるのではないかと思う所です。

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スマートウエルネス断熱改修とセルロースファイバー

スマートウエルネスの断熱改修工事は終盤にむかっています。こちらのお住まいの断熱性能は外皮平均熱貫流率1.31 冷房期平均日射取得率2.3と決して高い断熱性能ではありませんが気密性の向上と効果的な暖房を合わせる事によって温度差の少ない寒さを感じない住まいを実現しようとする私の考えです。

当方では、3つの現場を一斉に工事をしていますが、私が担当している、ここの現場は土壁を残しての断熱改修工事です。年末までに2階の断熱改修工事を終え、年明けから1階の断熱改修工事を薦めていました。出来るだけ費用を抑えるために、1階の床は殆ど壊さずに、天井は弱い天井板の部分を壊して新たな下地をくみ、床150ミリ 天井200ミリをセルロースファイバーによる断熱改修を計画しました。

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断熱工事は、幾重にも方法がありますが基本は、断熱材の厚みを確保すること、次は気密を良くして、出来るだけ隙間風の入らないようにすること、そしてその気密化と同時に、室内の湿気の移動を物理的に考察することが必要になります。

これは広島の山陽木材さんが床を壊さず床下に侵入して根太と大引きの間にセルロースファイバーを施工してくれた写真ですが、熟練した断熱施工を行う人でもかなりハードな施工になりました。

20160112_051455055_iOSこの写真はその施工中の写真ですが、セルロースファイバー吹き込みのホースを床下に引き込み3人かかりで施工をしています。

山陽木材の当方の担当者の人は、『社長、こんなことが出来るのは言わないで欲しいと』言われますが、今回はあえてブログにアップさせていただきました。やればできますが、出来るだけ避けたい仕事の一つになると解釈してください。

床下の場合は、下に湿気が抜ける事で、防湿シートを省略することが、出来ますが、その場合でも隙間風の原因の気密を確保することは、別に配慮する必要があります。

床の部屋内側からの防湿シートの省略は色々な面で有効です。床に防湿シートをした場合、水をこぼした場合には、その防湿シート(ビニール)が水を溜め込み乾燥することを妨げ、木材や畳を腐らせることにつながります。そうであっても前述の気密は必要になるので、透湿防水シートなどの湿気を通すもので気密を取ることが必要になります。

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天井も同じように、矢切から空気が抜けるので、実際は防湿シートの施工はいらないと思いますが、今回は気密の確保と共に防湿シートは施工しています。

天井のセルロースファイバーの施工は、既存の古い天井板はセルロースの重みに耐えられないので壊しましたが、断熱材より先行してプラスターボードを貼って、天井に設けた、気密・断熱点検口から施工をします。

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又今回は、2階の壁と1階の屋根の中に三角形の矢切部が断熱不足になることが判っていたので、その矢切壁にもセルロースファイバーの施工をしてもらいました。

山陽木材さんは、断熱の事をよく理解されたスタッフなので、私の発する言葉をタイムリーに理解していただくことが出来てとても安心して施工してもらっています。


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この場所以外にも、天井や、壁にセルロースファイバーを施す場所がありますが、そこに侵入して到着できない場所は、点検口を取り付けて、断熱施工をしていきます。

又その点検口は高気密・高断熱用の点検口が必要です。私はJOTOさんの商品を使う事が多いのですが、今回もこの現場では都合4個の点検口を取り付けしました。又今回は写真の場所は、和室になり、白い縁の気密点検口は和室には相応しくないと施主さんのご指導があり、私が寝ずに考えた結果ビスキャップ止めの合板にクロスを巻き込んでもらうことにしました。

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点検口を取付ける場所は一番見えにくい場所への設置なので、白い縁の点検口でもそんなに目立つことはありませんよとお伝えしましたが、施主さんの要望に応えて挑戦しました。最初の1枚目の蓋は、厚みが11mmの合板を貼っていたたためPB12.5mmと段差が出来ていて、再度作り変えてもらいました。

その造り変える時にその隙間を何ミリ開けるのが良いかを検証しましたが、これは3亞けて、クロスを巻き込んで2〜2.5mmの隙間になるのがジャストな隙間だと検証しました。

JOTOの高気密高断熱の点検口の縁は白色しかないので、今回は施主さんの要望を聞いて点検口の新しいディテールが出来たようにも思いますが、施工のしやすさは縁枠のある点検口に軍配は上がります。又私も目地幅ディテール等考える事無く商品化されているので安心できます。

CIMG0415断熱・改修工事は結果的には、相当に手間がかかり経験に裏打ちされたノウハウも必要です。ビジネスとして考察すれば、施工に関する管理も必要な工事になり効率よく利益を追求するには遠い仕事になりますが遣り甲斐のあるものでもあります。


今日はすべての工事を終了して後は来週気密測定を行います。工事前に測定した時は9.9c/屬箸いΨ覯未任靴燭、私はスマートウエルネスの基準c/屬任老箚屬世蕕韻巴箸くならないと判断しています。今日は畳の裏側に透湿防水シートによる気密シートを貼りました。来週の気密測定では、最低2c/屬鮴擇詬縦蠅任后それでも既存の土塗壁を残した改修工事では、結構ハードルの高い工事になります。

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今日は、赤外線カメラを使い、各部の温度の分布を計測して、ケストレル室温の変化と湿度と露点温度も確認しました。

押入れの断熱材は、施工の結果一般的な壁の部分と比べ2度ほど温度が高くなっていました。2度というと僅かと思われる方も多いと思いますが、その2度は、ギリギリ結露をしていたところは、結露をしなくなります。かなり重要な2度になります。

今日の室温は、表替えをされ搬入された畳がダニを殺すために熱処理をしていて畳の温度が20℃を示していた事もありエアコンをかけてない状態で室温は20.8℃もありました。又露点温度は6.3℃でした。

先に露点温度を説明すると、今日の部屋の温度・湿度の場合窓や壁が6.3℃以下になると結露を始めるということで、押入れの結露対策で壁の11℃近辺の表面温度を確認したので、押入れ内部は結露をおこさない事も確認できました。

湿度は38.9℃でもう少し高めに推移したい所です。これは窓を開けて建具を搬入したり、畳を搬入したことで外気の湿度になっていることが起因しているのでしょう。冬の生活を始められて、室内の湿度は50%前後を目指すように、換気を調節していただくようにお願いしました。湿度を高くすると低い温度でも寒く感じないようになりますが、4人家族では60%を超える湿度では室内の空気が汚れてくる現象にもなります。また露点温度が上がって押入れや窓枠が結露をおこす現象も起こります。

断熱改修に成功した住まいでは、今までの気密性の悪い家とは異なり今度は換気を計画的に行う事が必要になります。冬でも窓を開けてお風呂を乾燥されていましたが、これからは窓を閉めてお風呂の換気扇を使って換気をしていただくと、お風呂も寒くなくなります。

それでも、お風呂は今までの窓を開けて乾燥をしたいと思われる場合は、トイレの換気扇を使って換気するのも有効です。どちらが良いかは選択をしていただくようになります。
トイレの換気扇の方が流量が少ないのでお勧めです。

これまでの生活と異なる、断熱性能の家に生まれ変わるので、頭の中を少し変えていただく必要もあります。
エアコンは1階で1台、2階で1台18℃位の温度設定で1階、2階共つけぱなし運転にして室温を18℃より下げないようにして必要なとき必要な温度にあげて生活をされる様にお願いしました。電気代が上がる事を心配されましたが昨年より上昇した電気代は私が補うと約束しました。ぜひ挑戦していただきたいと思います。

又断熱改修を行っていない、玄関ホールのエアコンを使い2階までを暖める方法もあります。ある程度の断熱性能が確保された場合一番寒くなる玄関から階段を通って2階への暖房の計画は有効です。暖かい空気はなまけものやアリクイのようにゆっくりと一番高い所に上るという性質があります。一番寒い所になる玄関にエアコンを設置して室内全体に暖気をまわす方法も有効です。この場合は、2階の間仕切りの扉は開けてもらう必要はあります。2階のロフトが暑くなりすぎるとも聞きました。各所に取付してあるエアコンを色々使って、どのエアコンがもっとも快適性を実現するかを試して欲しいと思います。

既存住宅の断熱改修で面白いのは、断熱、暖房のシステム、換気の方法がマッチした時、今まで体感をされた事のない寒さを感じない広々とした生活空間が生まれるところです。ぜひ色々試して欲しいと思います。そして寒くない室内で塩分をとりすぎない健康に配慮した食事と室内での活動量を多くして健康な生活を続けて欲しいと願うところです。人は動いて元気になります。これが本当のスマートウエルネスの意義だと改めて思う所です。


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スマートウエルネス工事中の1期工事完了しました

スマートウエルネスの補助金申請をしている、断熱改修の現場1期工事を年末ぎりぎりになりましたが完成しました。
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昨日は午前中はクロス工事、照明器具をつけたり、塗装、棚板などを取り付けたりした後、協力業者の方にも手伝ってもらって工事の為の養生をあげて、施主さんと軽く掃除をして、箪笥を3棹セットして今日ハウスクリーニングを行ってもらいました。


工事中は組み立てた行程通りにすすまなく、年末ぎりぎりに一期工事が完了しました。

年末は、ハウスクリーニングの恵飛須君たちは大変忙しいのですが、何とか来てもらいました。恵飛須君は背が高いので、梁の上もらくらく手が届いて、綺麗にしてもらいました。






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施主さんは、早速テレビの設置と設定をされています。最近はテレビの台数の多い家が多くなりました。今回も各部屋ごとにテレビのアンテナの設置工事をして大目にコンセントを取り付けました。
リフォームでは施主さんの細かな思いが実現するのが長所でもあります。

新築の場合は、使ってみないとわからない事も発生して、工事完了後こうすればよかったと思うこともあるようです。
自分の暮らしに合わせたテレビやエアコンの位置を細やかに想定できるのは、リフォームのほうが勝ると思います。


もとの部屋は。4本の連続した柱のところで土壁で区切られていましたが、今回一部屋になりました。4本の連続し柱は最も屋根の荷重を受ける梁が、もとの土壁の巾に合わせて斫り取られていたためその補強と、和風のデザインをアップさせる目的で取り付けました。
斫り取られた梁を樹脂モルタルで復旧させた私の最も愛着のあるところでもあります。(復旧の工事過程をリンクしておきます)


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この家のリフォーム前に埃だらけの屋根裏の調査を行った時撮ってもらった私の写真です。この調査した時に、原爆も体験しているこの家の小屋裏を見せるプランを思いつきました。




耐震や断熱改修をするときは、インスペクションのため床下や小屋裏を調査します。埃は沢山堆積していても美しく見える小屋裏に過去にも何度か遭遇しましたが、ここもそうでした。この一見汚そうな小屋裏が美しく見えるのです。(笑)







DSC09445この部分の天井裏は過去にリフォームされていて比較的綺麗ですが、梁の部分をよく見ると埃が堆積しているのがわかると思います。

この丸太の面白い組み方の小屋裏を調査した時に使っていない、ほぞ穴やシロアリの食害のある梁を使っていることを見て移築されたとわかりました。
この様に移築された建物は、木にも思いがあるのか、それを表しにすると魅力ある建物になることを体験しているので、勾配屋根にしてこの梁を見せたプランすることを考えました。



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プランの段階で、収納の為にロフトを造りたいとの要望もあり、ロフトを計画しましたが、そのロフトの高さはロフトへの昇降など私の経験からはもう少し下げるように薦めましたが、ロフト下の天井が低くなるのは好ましくない所から、私と施主さんの思いの中間辺りにこの床は組まれています。工事中このロフトに寝る事もできる事がわかり、固定階段を採用されました。勉強部屋や寝室としても使われるのではないかと思います。

丸太の梁が、ロフト床から出ますが、それが又いい味を出してくれました。このロフトは前述のように工事前には床のレベルを随分検討しましたが、出来上がると床から飛び出た丸太はさも当然のように存在しています。大工さんたちは、相当苦労してここに、針葉樹合板を貼ってくれました。
このロフトで勉強すると、落ち着いて勉強するようになりそうです。そして友達をよんでも喜びそうです。

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このロフトへの昇降は、固定階段を取り付けましたが、手すりの高さは25cmです。私はこんなに低い手摺をつけたのは初めてでしたが、階段を這うように昇降する時には、このように低い手摺も役立つことが解りました。今回の手すりの高さは実際に体験しないと解らない事だと思います。

又エアコンも階段手すりとギリギリな所に取り付けられました。部屋内に冷媒、ドレンを収納するカバーがでますが、将来のエアコンを替える事が出来るように想定しています。

階段を出来るだけ安全に昇降するためと、窓側からギリギリに昇降できるように1段目は箱型にして、2段目を窓の壁の所から始めましたが2段目は他の段より広く取っています。タハラの階段を使いましたが、営業担当の人と打合わせの甲斐があり、図面の通りにフルカットしてもらって、現場では微調整だけで設置することが出来ました。

窓には安全のために2枚の幅広の手すりを設けました。足を滑らせてもガラスに突入しないためです。ただしそんなことにならないように十分に注意をしてくださいと付け加えておきます。

DSC01457階段を設計するのが得意と自負している私ですが、今回はそんな私でも結構手こずりました。ロフトへの固定階段の最上部ですが、1段落としても少し狭い高さになっています。このために手すりの高さ25cmになりました。

この階段は、ササラ桁は、柿渋仕上げ、踏板と手すりは、オスモのウッドワックスのウォルナットを塗っています。ロフトの床はチークを塗っています。このオスモの塗装は、1回目を塗った時は、色が薄く施主さんからもう少し濃くしてほしいと連絡がありました。ウォルナットの2回目を塗るとかなり色が濃くなって施主さんは満足されたようです。


色の薄いのを好まれる方や、濃いのを好まれる方もおられます。またカラフルを好まれる方もおられます。現在は色々な色で溢れる時代になりましたが、色の好き嫌いは、これまでの時代よりこれからの時代のほうがもっとハッキリしてくるのではないかと予測しております。

色の組み合わせは建物にとってはとても需要なファクターになります。この階段の色の組み合わせが変わっただけで全く別物の雰囲気が幾通りもできます。
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建具はすべての部屋を引き戸にしました。空間を有効に使うには、引き戸が良いと思います。又耐力壁を確保するためと、土壁を出来るだけ壊さない事も考慮して、アウトセット引き戸で設計しています。

2階のリフォームなので2階の床のレベルを調整するとなると、殆どの根太をやり替える事になります。建具を吊り戸として、床のレベル差があっても建具の開閉をスムーズにすることを可能にしています。

引き戸でありながら、耐力壁も確保する上吊り式アウトセット引き戸は、すばらしい考えだと思う所です。建具枠は私の独特の余分なものの無いシンプルなディティールで製作しました。

楢の節ありの銘木合板と、オスモウッドワックスのウォルナットの相性が良く素敵な色合いで仕上がっています。この建具の前にルームエアコンを設置したいと施主さんの要望でしたが建具が反るから他の位置にしてほしいとの私の要望は受け入れされず。そのためこの2枚の建具の心材は、スチール製のものを使ってもらいました。普通の木製建具よりかなり重くなっていました。それでも反る可能性が大きいです。反らない事をただ祈るのみです。

木製建具は、西日やエアコンの風があたるところでは、必ず反りが生じますので、そのような所にエアコンを設置する場合、『施主さんの反ってもいいよ』との寛容の心と理解が必要な所でもあります。
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屋根断熱の場合、屋根の高い部分が夏に暑くなる可能性があります。
私は当初入母屋の矢切部分に換気扇を設置し排気しようと計画をしていましたが、施主さんから矢切に換気扇取付したくないとの要望で、ダクトで排気することにしました。この換気扇の設置個所は随分検討した結果、案外良い場所に機能的に設置できたと思います。これからも採用したい考え方です。

夏には小屋裏 ロフトは大変暑くなっているところが多いとおもいます。それを暑くしないように熱気を排出する工夫は、このロフトを常設として使う事が出来るかどうかを左右します。小さな換気扇ですが重要なアイテムだと思う所で、今回も何としても排気を取ろうと思って提案したところです。


断熱改修が成功すると、夏冬を通して家の温度差が少なくなります。エアコンの台数も少なくなります。夏の瓦の温度は60℃を超える事もあります。それを27℃位の生活する温度にする妥協しない工夫は必要です。その一つがこの換気扇による熱気を溜めないうちに排気する考えです。一年中の季節に使えるロフトでないと、いつの間にかいらない物を収納するだけのスペースなっているところも少なくないと思います。成功した断熱改修の良い所は、夏も冬も快適に過ごすことが可能だという所です。今の冬の季節では、必要性を感じない排気ですが、夏にはつけてもらってよかったという言葉が聞こえてきそうです。

今回の様な改修工事は、取り壊して新築をたてるより地球環境には随分優しいことになります。壊して廃棄して、また新しい材料で家を建てると、沢山の二酸化炭素CO2を出すことになります。地球環境にも人にも優しい古民家再生です。現在の家づくりのポイントの一つはCO2の削減もあります。造るときもCO2削減、断熱改修をしてエネルギー消費量を少なくしてCO2削減。そして家に対する愛着は増えて地球に人に優しいが形になったと付け加えておきます。

お正月を前にギリギリになりましたが、何とか1期工事を完成させることが出来ました。年明けそうそうからは1階の2期工事になります。

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傷ついた丸太の梁を補強しました

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写真の傷ついた丸太の梁を補修しました。

この梁は、戦後の改修時に壁にされた時に土壁の下地にする時に土壁の厚みを残して、削られていました。

削られたままでは、最終的に仕上がった時に力強さと、バランスの欠ける丸太の梁になるので、命を注入しようと考えました。

私がスウェーデンに北欧住宅の視察に行った時、若い女性の現場監督の自宅にも訪問しましたがその時古びいても整備されている椅子が一脚存在感を醸し出して存在していました。
おばあちゃんから引き継いだ大切な椅子だそうです。

現在の日本は、ものであふれた時代といえますが、スウェーデンで私が観たように限定した一つの椅子それを守ると決めたものは徹底して大切にする、捨てると決めたものは、悔いなく感謝を添えて捨てる、その様なバランスを持つ事が大切だと感じています。
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今回のこの改修工事は、かなり高額な断熱改修工事になります。丸太の構造を残して良かったの思えるような工事をしたいとの思いから自作で私の経験からのアイデアを駆使して梁を修復してみました。樹脂モルタルを使ったり、セレフレベリング剤を使ったりもして失敗しながらの修復になり不完全な所もありますが、私の心を注入して完成しております。先に書いたように、残すと決めたこの家の構造をこれからも長く使って欲しいとの思いです。


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様々な材料を駆使して、松丸太の傷ついた梁に命を注入できました。後はベンガラを塗って色を合わせますが、水性のシーラーは塗る必要があります。この松丸太の復旧は私の注文を受けてくれる人がいなかったので、自前での施工になりましたが、次回からは誰かにお願いできる人を育てたいと思うところです。

丸太を見せる改修工事では、傷んだ所を、出来るだけ時間をかけずに、耐力も元に戻すように修復する必要があると考えます。改修工事の現場では、柱や梁の断面が欠損していて、それを取り換える事も良くありますが、元の素材を残して修復するのは、取り換えるより数段手間がかかります。手間がかかるという事は費用がかかる事になります。その費用を最小限にして最大の効果を出す修復の工法を確立したいと考えての工法になりました。


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スマートウエルネスの改修工事 古民家

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写真に刻まれた丸太の梁に、命を注入させねばなりません。
頭の中で全て構築していますが、思ったようになるかが心配です。反面たのしみでもあります。ロフトの階段、梯子から固定階段にされたいと、昨日も日が暮れて、階段の寸法を出しにいきました。




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工事用の照明器具の明りがロフトから、漏れて素敵な空間になっています。
土壁に防湿シートを貼って気密を確保、静止空気を断熱性能アップに使います。気密と断熱性能の関連を実践中です。防湿シートを貼ってから暖かさが増えました。2階の改修なので、1階の暖房の熱が上がっているのだと思いますが、屋根の断熱がされていないのに暖かく感じるのは土壁の影響なのかな?
こんな日に限ってサーモカメラを持ち込んでいません! 屋根にセルロース吹きこむ日とても楽しみです。

3か所のSWの工事進んでいます。気流止めによる、断熱改修の工事のお客様から玄関を暖かくしたいとかの暖房計画に対するご質問もいだ抱きました。

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3人の大工さん防湿シートを貼ってすぐにボードを貼ります。

壁の中の気密確保するために、現場発砲ウレタンを暖めて吹き付けてくれています。実際の現場では、光ケーブルが不調になり、テレビが観れなくなるなど色々な事態も発生します
がテキパキと確実に現場が進む気持ちが良いですね。


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私の注文の防湿シート気密 現場発砲ウレタン コーキング等目に見えない空気を留める工事に頑張ってくれている大工さんに感謝です。その積み重ねが、暖かさを確保します。





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『土壁の古民家』 耐震補強と断熱改修とロフト

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土壁の古民家の改修工事が進んでいます。
おもに2階の改修工事ですが、特に2階の耐震性能が乏しい建物で、筋交いを入れて、補強をしています。







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土壁を傷めないように柱のうち面に取付けられる筋交いプレートを取付けました。出来るだけ、既存の柱や梁は、活かして補強をしていきますが、以前のブログに書いたようにこの建物は、原爆の時傾いてその後それを補強されています。その当時は傾きを直す程度の補強で現在の基準にするとお粗末な補強になっています。





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又この改修工事では、丸太の木組みにロフトを組み立てる予定です。床を組み立てるのは、24mmの針葉樹合板を貼って水平剛性をアップさせるように考慮しています。水平な所のない丸太組みに、二人寝る事も出来るロフトを造ります。あまり真剣に考ええも前にすすまないので、すすみながら考えています。

その上、私が考えた事をベースに大工さんは、工夫を凝らしてくれています。施主さんも出来るだけ丸太の梁を出して欲しいと注文されています。結構難しい所もありますが、楽しい仕事です。

このロフトに床が貼られると、又違った景色になります。私に与えられている課題は、傷ついて疲れている丸太に力強く生きる力を与える事でしょう。

天井にヒッソリと隠れていた丸太たちが、少しずつ元気を取り戻してきているのが感じられています。このロフトが出来るのが楽しみです。そして、その上には250mmのセルロースファイバー断熱を吹き込みます。そして人が元気に楽しめるように変化していきます。


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防風層の確保

古民家再生の現場で防風層を設置してもらいました。

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東雲の現場では、屋根の断熱厚み250mmのセルロースファイバーを計画していますが、今日は透湿防水シートによる防風層を設置してもらいました。

早朝より山陽木材の担当者の米田さんと藤中さんにそれを施工してもらいました。小気味なタッカーの音が少し寒むくなった空に心地よく響いていました。

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小屋梁をみせるので、結構透湿防水シートを張るのが難しい所がありますが、確実に張り込んでくれています。白い紙を貼ると、家が明るくなります。


通気層と断熱層の間は、この透湿防水シートによる防風層を設けて断熱性能を確保します。断熱層に直接通気の動く空気が接すると断熱の効き目を落としてしまうからです。


新築工事では、簡単にできるところが、改修工事になると乗り越えなければならないハードルが表れてきます。
難しい作業なので安全な作業をお願いします。











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この2階床の天井と床下の間も空気が通りぬける空間になっています。この部分で断熱区画を設けて外部屋根側は天井点検口を設けて、断熱材を設置する予定です。一か所ずつ気密化を図り工事を進めて参ります。

一つ一つハードルを乗り越えてゴールを目指します。







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古民家の断熱改修 スマートウエルネス

スマートウエルネスの補助対象工事で、古民家の断熱改修工事を進めています。
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この家は、原爆を体験した家です。原爆の後その影響で傾いていたそうです。

その後何回か改修工事をされています。この当時の建物は、小屋組みがとても魅力的で長い間天井にふさがれていた、力強く美しい構造体は、建築後初めてその姿を見せる事が出来たようです。

写真の小屋組は、解体時に埃を落とし、一昨日に塗装屋さんの丸山さんが一日ナイロンたわしと釘抜きと格闘してかなり綺麗になっています。

今回の断熱改修の大きなポイントは、この入母屋屋根の断熱改修にあります。屋根は200ミリセルロースファイバーの断熱を施工します。
少し残念な所があります。それは上の写真の小屋梁を受ける梁をみていただくとその下側にその梁をハツリ取った後があります。この梁を活かす事が重要なポイントになるのですが、それの両側に大きな傷が刻まれています。

このような状態は過去にも色々ありましたが、これを修復するのが私の本領の発揮する所です。

DSC00985
先に書いたように原爆の時傾いたこの家は、元に戻す工事をされた時に筋交いが入れられて、傾きを直したそうです。
我々が構造を計画するときに、3角形のトラスは、変形をしにくくなる原理を使って筋交い構造を使いますが、その当時は厚み3センチの筋交いに釘3本で止められています。

この筋交いも出来るだけ、現在の基準に近いように接合部を補強して、バランスの良い筋交いの配置をして補強をします。

この家にあるものは、全て活かします。出来るだけ良いものは残し強度を増して、そして冬に暖かく、夏に涼しくなるように改良していきます。

これまでは、冬に寒い隙間の多い家でしたが、その隙間を塞ぎ気密の性能を上げていくことが大きなポイントになります。
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