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前真之さんの著書エコハウスのウソという本を読んでいます。
以前より感じていた、エアコン暖房や冷房の事をエコハウスのウソという本の中で丁寧に解説されています。

2020年東京オリンピックの年に、省エネ法が義務化(低いレベルになりそうですが)される中で、建設業者の間では、高断熱化の重要性は少しずつですがアップしていると感じる状況です。その高断熱化と共に大切な事は、気密・換気・暖房の方式・除湿・冷房それを踏まえた省エネ性というものを、その地域において我々建設業者は確りと確立しておくことが大切です。

その様に考える建設業者の方には、このエコハウスのウソという書籍は、住宅の断熱・気密化・暖房のバイブルにもなる本だとおもいます。私はQ1〜Q41に対して感銘を受けたり、その通りと同感したり、又なるほどと新たな気づきをいただいています。良い本だと思います。

DSC01600これから家を建てようと思われる方で少しでも高断熱・高気密住宅に興味のある方にはぜひ読んでもらいたいと思う本でもありました。

この本は前先生が検証されたQ1〜Q41を書かれていますが、日本で現在まで建設されているエコハウスといわれる実際に建設されている建物を検証されています。そしてヒートポンプによるエアコンの冷暖房の活用法に対して鋭い視点で書かれている所が面白い!

写真で紹介したページは、暖房による電気ヒーターと エアコンのエネルギー消費の事が書かれているページですが、電気ヒータ600Wで暖房する為に造る電力は発電所では、1690W(1次エネルギー)のエネルギーを使っています。

又エアコン暖房の場合は5000Wの効率のエアコンの電力を1次エネルギー(発電所で電気を造る時のエネルギー)換算すれば2570Wで動いています。エアコン暖房では1時エネルギー換算すれば約2倍の効率で暖房をする事が検証されています。

前述の電気ヒーターであれば1次エネルギーで換算すれば600Wの暖房熱を造るには1690Wも使う事になります。又電気式床暖房では、熱ロスが多い為それ以上に大きなエネルギーが必要になります。ヒートポンプ以外の床暖房が省エネになり難い事が数字の上でも理解できます。
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エアコンのヒートポンプはコンプレッサーによって圧縮と膨張によって熱を交換して熱を創ります。その効率の良い熱を造るシステムは他の暖房システムより省エネでその能力を発揮します。

又熱の移動の 「伝導」 「対流」 「輻射」に対しても検証されて、エアコン暖房における送風と暖房効率の因果関係が解説されています。


現在日本の住宅建設の専門家とよばれる人でも断熱や、気密、そして窓の性能等には拘りますが、エアコンによる暖房方法には確固した拘りを持った人は少ないと感じます。

しかし前述のエアコンによる暖房を効率よく使うには、エアコンによる冷暖房の方法を詳しく理解する事が必要です。
ペアガラスを使っている、住宅でも結露を起こしている家も多いとおもいますが、コンビニ、ファミレス、そしてガラス張りの飲食店、そしてそこそこのボリュームのマンション以外のビル建築では、空調・エアコンのプロが窓の結露防止を含めて空気の流れ湿度の調節、そして風速等を計算して、大面積のシングルガラスの窓でも結露を起こさない空調の設計を日常的にしています。

そういうある面、力づくの空調の仕組みも理解して、高断熱の住宅の設計施工を省エネ性に立ち戻って行う必要があるのではないかと思います。ルームエアコンの一番の欠点は、掃出し窓の上に取付けられる所にあります。窓にむけてエアコンの風を向けるだけでも窓の性能不足を補いその効率と窓の結露そして窓からの冷気を感じる事は無くなります。

ヒートポンプによるエアコンが効率が良い事は前先生のエコハウスのウソを読み込めば理解出来ると思います。それ以上に我々高断熱住宅を実践して創るものは、このエアコンのメカニズムを元に例え性能の悪い窓であっても、多少の省エネ性は不足しても快適に暮らせる提案が出来るビルの空調屋さんの知識と経験が必要だと思います。


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