昨日私が尊敬していている不動産業の人が来社してくれました。当方が不動産で困ったときはその方に相談させていただいています。様々な経験から不良な土地でもそれを最大に生かし、しいては近隣を活性化させるような事を実践されています。建売なども多く手掛けておられます。

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 私にとっては色々相談できる不動産の神様のような方ですが、ご自分が手掛けられる建売が最近等級4を取るようにしていると言われました。等級4というのは長期優良の断熱性能等級4を示すことだと思いますがそれは、外皮平均熱貫流率Ua0.87で国の示す最低基準になります。まだ省エネ基準が義務化されていないのでそれでも進化しているとは思いますが、私が最低基準のおいているのはギリギリ全館空調が可能なるヒート20のG2グレードUa0.48は確保したいと思っています。

それは当方のこれまでの経験から、又新住協のQ1住宅グレード4もそれぐらいのUa外皮平均熱貫流率になります。鎌田先生から最低のQ1のグレードとして示されているものです。


国が定める基準ですから建売住宅がその国の示す次世代省エネを達成しようとするところまで進化しているのですから国の狙い通りに進展していると思いますが。省エネで全館空調を確保するにはUa0.48は最低必要だと思思っています。全館空調を行うことで家の中のすべての温度が一定に保たれそれでなければ室内に寒い所と暖かい所が出来、高気密・高断熱の意味がないと思います。

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又最も肝心なところですが、写真は既存住宅の省エネ改修ガイドラインのP56ページの写真の気流止めに示されているように断熱性を確保するには、断熱層の空気を動かさない事で、断熱材の性能は担保されます。

 現時点では多くの建売住宅の施工は断熱材は入れているだけで、床下から階間部そして小屋裏に空気の抜けている施工がなされています。

 冬場床下の冷たい空気は、外壁・間仕切りの壁内を通り小屋裏に抜けるために壁は冷房をしているような状態になります。コンセントから冷気がかんじられる場合は前述のように断熱の施工に問題があるということです。
 
 広島の建売住宅は全国的にみてコストは低い方かと思いますが、県外の業者がもっと安い住宅を提案提供して来ています。単純にUa値がいくらだとか、長期優良住宅の等級4だとかでその性能が評価できないのがその施工性によって計算された断熱性能になっていない事があるということです。

 国の示す次世代省エネのUa0.87にも問題がありますが、それよりも壁内、断熱材の入っている壁等の空気を動かなくさせるために効果的な気流止めの施工が有る無で、断熱性能は大きく変化していることを知っておくことが必要だと思います。

 建売業界は広島市内で大きなボリュームの戸建て住宅を建設しています。そういう業界が断熱材の施工方法を真摯に学んで実行して欲しいと思います。

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