長期優良住宅で進行中の大洲の家の屋根が出来ました。
長期優良住宅では、維持管理を計画的に行うことが義務付けれます。屋根もその維持管理が必要な大切な一つです。今回の屋根はアスファルトシングルという屋根材を使用しています。この屋根材は、製品の保証が30年ある商品ですが、難点は屋根で結露をおこす可能性があるということがありますが、それは施工の方法に問題があることで発生します。その結露しやすい欠点を補うために屋根の下地板の下に通気層をつけます。
今回は長期優良住宅で屋根の水平構面の耐力を確保するために210の垂木の上に24�个凌僕媼�合板を張り付けて、その上に写真の204材を打ち付け、その上に１２mmの合板を貼り通気層を確保しています。屋根の合板を２回貼る為に大工さんは大変です。一般的な家と長期優良住宅の大きな違いあるのが屋根だと思います。
屋根は寿命の長い石州瓦だとしても、約４０年では葺き替えを余儀なくされます。瓦の場合悪くなり始めると急速に表面が劣化していきます。アスファルトシングルは３０年の耐久性しかありませんが、貼り換えるときは、以前の屋根材をそのまま残して、その上から再び新しい屋根材を葺く事が出来るので、寿命を迎えた屋根材の廃棄処分の費用も無く、長い期間のメンテナンスの費用を考えると建築当初屋根合板を２重にすることにコストアップしたとしても十分もとはとれる思います。
葺き終えたアスファルトシングルです。色はオニキスブラック、３台も取り付けられた天窓との相性がとても良いと思います。又天窓の水仕舞も瓦屋根より確実に行える利点もあります。
隣に高層のマンションがあるので、窓からの採光ではなく天窓からの採光をとるように計画しています。どんなに狭小地に家を建設したとしても、大切な採光は確保する必要があります。
↑ ホーマープレート
↑ リベロ
屋根は構造的には、軒の出がまったくない場合は、金物での補強は義務つけられませんが、先週おきた竜巻や台風に屋根が飛ばされることがないように、自主的にリベロ金物で補強しています。又建物に変形がおきた時に梁のつなぎ目が絶えるようにホーマープレートで補強しています。
最近は地震や風水害などの自然災害が猛威をふるっているので、地下室や半地下室はシェルター役をしますし、屋根もこれで台風などで屋根が飛ばされることが防げます。もしも大きな地震や竜巻が発生したとすれば、地下・半地下に避難していれば命を守ることが出来ます。
５月連休明けに茨城・栃木での竜巻で中学生が家の下敷きになって死亡しました。地震や風水害に対処する家づくりはこれからももっともっと必要になると思います。
家づくりには、コストも大切な要因ですが、安全に安心して暮らすには、建築基準法を満足させた家づくりでは、様々な自然災害から命を守るに至らないのが現実だと思います。長期優良住宅は一般の建築基準法の１．２５倍の構造耐力を必要とします。現在広島での家造りでは、安心して暮らせる家づくりの最低限度の仕様が長期優良住宅の仕様になると私はおもいます。
大洲の家構造見学会を５月１９日 ５月２６日に開催します。詳しくはカオル建設ホームページまで
長期優良住宅では、維持管理を計画的に行うことが義務付けれます。屋根もその維持管理が必要な大切な一つです。今回の屋根はアスファルトシングルという屋根材を使用しています。この屋根材は、製品の保証が30年ある商品ですが、難点は屋根で結露をおこす可能性があるということがありますが、それは施工の方法に問題があることで発生します。その結露しやすい欠点を補うために屋根の下地板の下に通気層をつけます。
今回は長期優良住宅で屋根の水平構面の耐力を確保するために210の垂木の上に24�个凌僕媼�合板を張り付けて、その上に写真の204材を打ち付け、その上に１２mmの合板を貼り通気層を確保しています。屋根の合板を２回貼る為に大工さんは大変です。一般的な家と長期優良住宅の大きな違いあるのが屋根だと思います。
屋根は寿命の長い石州瓦だとしても、約４０年では葺き替えを余儀なくされます。瓦の場合悪くなり始めると急速に表面が劣化していきます。アスファルトシングルは３０年の耐久性しかありませんが、貼り換えるときは、以前の屋根材をそのまま残して、その上から再び新しい屋根材を葺く事が出来るので、寿命を迎えた屋根材の廃棄処分の費用も無く、長い期間のメンテナンスの費用を考えると建築当初屋根合板を２重にすることにコストアップしたとしても十分もとはとれる思います。
葺き終えたアスファルトシングルです。色はオニキスブラック、３台も取り付けられた天窓との相性がとても良いと思います。又天窓の水仕舞も瓦屋根より確実に行える利点もあります。
隣に高層のマンションがあるので、窓からの採光ではなく天窓からの採光をとるように計画しています。どんなに狭小地に家を建設したとしても、大切な採光は確保する必要があります。
↑ ホーマープレート
↑ リベロ
屋根は構造的には、軒の出がまったくない場合は、金物での補強は義務つけられませんが、先週おきた竜巻や台風に屋根が飛ばされることがないように、自主的にリベロ金物で補強しています。又建物に変形がおきた時に梁のつなぎ目が絶えるようにホーマープレートで補強しています。
最近は地震や風水害などの自然災害が猛威をふるっているので、地下室や半地下室はシェルター役をしますし、屋根もこれで台風などで屋根が飛ばされることが防げます。もしも大きな地震や竜巻が発生したとすれば、地下・半地下に避難していれば命を守ることが出来ます。
５月連休明けに茨城・栃木での竜巻で中学生が家の下敷きになって死亡しました。地震や風水害に対処する家づくりはこれからももっともっと必要になると思います。
家づくりには、コストも大切な要因ですが、安全に安心して暮らすには、建築基準法を満足させた家づくりでは、様々な自然災害から命を守るに至らないのが現実だと思います。長期優良住宅は一般の建築基準法の１．２５倍の構造耐力を必要とします。現在広島での家造りでは、安心して暮らせる家づくりの最低限度の仕様が長期優良住宅の仕様になると私はおもいます。
大洲の家構造見学会を５月１９日 ５月２６日に開催します。詳しくはカオル建設ホームページまで
