快適な暮らし応援隊

住まいは暮らしそのものものです。健康に暮らせる住まいに拘り、住宅創りの仕事を通してチャレンジした事を日々の私の楽しみをお伝えします。 又学生時代から続けているレスリングの事や趣味の料理の事もお伝えします。

壁体内結露

 健康に毎日を楽しく暮らすことは、誰もが願っていること。 寒さ暑さ湿度によるストレス少なく 良質な空気 適度な太陽光の日射を取得する住まいに暮らす。そして毎日の健康になる食事 健康を助ける活動量の最低3つがそろって、健康で楽しい暮らしは実現します。 3つをそろえて健康で楽しいを生涯にわたり貫き、楽しく愉快にPPK(ピンピンコロリ)を実現したいものです。

定常計算 非定常計算 結露

 以前鎌田先生にモルタルによる気流止めという手法は成り立たたないかかと相談した時 先生に叱られました。先生はそれが成り立つか否かより、『そんな面倒で手間のかかる方法をする必要があるのか』それは当然と言えば当然ですが圧縮グラスウールの気流止め考案者である先生の応えでした。

 断熱層の空気は動いてはいけません。通気層の空気は動かなければいけません。高断熱&劣化対策でこの2つのことは、基本中の基本だと思います。断熱には気流止めの概念は絶対に必要な項目です。劣化対策には通気層と言う概念が必要です。当方の個人的な考えですが通気層と断熱層を区分けする防風層という概念も合わせて大切だと思っています。

CIMG3195
 当方は手間のかからない効果的な方法としてモルタル気流止めは成り立たないかと今も模索しています。先生から衣川は変な事を言うと時々言われます。今回広島での会員の勉強会の時に、当方が現在考えている、RCやALCの改修時に断熱工事を行わなくても結露のしにくい方法は無いかと自分なりに模索していていますが そのことを相談すると、新住協の会員なら、断熱改修を提案してくださいと ごもっともな回答でした。




IMG_2108

 私もお客様にはまず断熱改修を提案しますが、壁天井を全部壊して断熱を新たに施して改修することは様々な面でハードルが高く、マンションなど部分的な改修工事の場合や、断熱改修を行えない予算の時でもコストを抑えながらも、出来るだけ結露を防ぐ施工方法を行いたいと考えてのことです。今回の会員の方に見学いただいた現場の一つがそれになります。ビル建築でも気流を止めるという考えは必要です。

又先生には、私が以前結露の計算をしたものを送付し相談した時に、結露の計算は出来ているのに壁体内の温度の変化は計算は出来ないのかと指導され、それは私にはできませんと応えました。

 そういう悶々とした中でも、結露の発生予測を何らかのソフトで行おうと考えて長期優良住宅の申請に使う結露計算シート(定常計算)で様々なパターンで計算しました。今回個人的な相談に留めましたが、結露の計算と壁体内温度の計算が私が考える設定温度や設定湿度にて行ってよいのかを相談させていただきました。又先生には定常計算と非定常計算 何方で計算すればよいのですかとお聞きすると、どちらで計算しても計算されるように現場が出来ていなければ、どちらも信用できないとも教えていただきました。RCでも気流止めという考えは必要だとも指導いただきました。

 静止空気層の空気が動くとそこは外気になることになると考えれば先生の言われることが解ります。計算の出来るような現場になっているかどうかを、見極める技術力がなければ計算の根拠は根底より崩れてしまいます。またそれが高額な非定常計算を導入しても、その計算がどのようになされているかを理解していなければ意味の無い計算結果が出るのでしょう。それが高断熱 高気密の難しい所だと改めて感じました。いかに気流を止めるという事が大切かという事にも繋がります。



CIMG6387 長期優良住宅認定等に係る技術的審査マニュアルに添付されているエクセルの内部結露計算シートでは、室温10℃ 湿度70% アメダスの示す冬の温度で内部結露計算をし それで結露判定が出なければ防湿シートを省くことも出来ます。結露のし難い側の計算になると思いますが、私は実際に暮らしているに近い室温20℃以上 湿度60%で内部結露の計算を行うほうが現実に近くなると考えています。特に気密の良いビル建築ではそのほうが良いと思います。

☜写真は土屋先生から教わった結露防止ガイドブックです。古い本ですが結露のメカニズムの事がわかります。気流止めの施工法は若干現在には即していないようにおもいます。

 改修工事では窓は2重構造(内窓)給気口は寒さを感じない位置に移動させることや冷気の冷気が直接人を直撃しないタイプの吸気口に変える事を勧めます。

 気密の高いマンションの中部屋では内窓と給気をコントロールすれば室温は安定しエアコンの連続運転での暖房をある程度省エネで可能にするようになります。
 外皮が外気に面するところが多い最上階 1階ピロティーの2階や角部屋は断熱構造は検討され断熱強化をされることをお勧めします。

 定常計算では、一時的な結露の現象を察知しますが、非定常計算では、材料の含水率の変化の繰り返しも考慮する結露計算になるようです。簡単に言えば結露するまでもなく木材等の材料が湿り、乾燥し、また湿るという繰り返しを考慮して結露判定をするようなものだとおもいます。

 前述のような現象があることから、壁体内結露の定常計算の室内温度の設定は10℃ 湿度は70%という事になっているかと思いますが、私は24時間連続暖房をするものとして、実際暮らす温度・湿度で計算したほうが良いのではないかと考えています。

 私も解らないことは多いのですが、この定常計算は、壁体内の温度変化も表示されます。会員の皆様にもせめて定常計算でも結露のメカニズムの話ができるようになっていただくと もう少し突っ込んだ実務の話が出来るかなと感じてブログに書きました。そして我々プロからすれば多少断熱性能や省エネ性能に難があったとしても、それをよしとする方の今現在暮らされている家を否定はしたくはありません。その中で価格を含めより良い改修と暮らし方を提案したいと考えています。そういう考えは如何でしょうか?


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長期優良 内部結露計算シートの検証

 ALC100mmの壁にNDボード+GL工法ではALCが水分を含み今まで沢山の現場で結露してカビが生えている所に遭遇しています。その結露している壁の構成を定常計算でしましたが室温10℃では結露判定が出ませんが室温20℃では結露判定が出ます。(外部側には吹付仕上げの透湿抵抗を予測考慮してますがもう少し高い透湿抵抗の吹付材もあります)

 長期優良住宅の内部結露計算シートで室温10℃湿度70%という条件の設定を信じると結露しないとなりますが、実際の現場では結露をおこしています。

 外部側がコンクリート場合は10℃でも結露の判定が出ました。多くのコンクリートの現場でNDボード+GL工法は結露していて、殆どのビル建築で使われていたNDボードは現在ではGL工法ではなく躯体にボンドで接着する接着工法になっています。NDボードとGL工法の組み合わせの施工法はカビが生える代名詞となっていてGL工法はプラスターボード単独の施工になっています。

 私はこの長期優良住宅の
内部結露計算シートでの結露判定は申請とは別に、実際の現場に沿った温度・湿度の環境で結露判定をする方が妥当だと判断しました。特にリフォームの現場では、今回のように固いタイル面 ALC素地の面等複数の構成がある場合、固く冷たいほうに水蒸気は集まる傾向があります。そういう事からもかなり安全側になるように計算する必要はあるでしょう。私の想定ですが、木造の防湿シートがきっちり施工してある場合の温度  湿度設置なのかと思いました。



10-70ALC

☜室内側10℃

 湿度70% NDボード GL工法 ALC100mm 外部吹付け透湿抵抗0.025程度 もっと透湿抵抗の高い吹付材もある。

結露判定無し










26-70ALC


☜室内側26℃
 湿度70% NDボード GL工法 ALC100mm 外部吹付け透湿抵抗0.025程度 もっと透湿抵抗の高い吹付材もある。


結露判定あり









コン20-70結露


☜室内側20℃

 湿度70% NDボード GL工法 コンクリート150mm コンクリートは透湿抵抗が高いので吹付材は考慮せず


結露判定あり






 今回の私のこの検証は、この内部計算シートの使い方を検証したもので、結露判定の申請はあくまでも室温10℃ 相対湿度70% 外部側アメダスのその地域の最低気温の年平均 相対湿度70%で結露判定しなさいと定義されています。その判定基準より、室温22℃ 50%で暮らされるとか、 外部側は地域によってはもっと低い温度で、湿度も90%を超える場所もありますのでその地域と生活をされる温度 湿度を想定することが必要だと考えます。また壁体内への漏気の考慮も必要だとおもいます。

又この結露計算シートは定常計算で方位や日当たり漏気なども無視されているソフトですので単なる判断基準にしかならないと思います。もっと詳しくは非定常計算でするべきものと思っています。

 また、木造住宅の断熱化と異なるのはコンクリートでもALCでも外側の透湿抵抗が高い事から、部屋内側に水蒸気を返すという考えが必要です。木造を中心に行う会社さんは防湿フィルムを部屋内側という概念がありますがその概念をビル物に用いると繰り返し結露をおこし下地材が腐り内部結露、そしてカビという情けない結果になることもありますし、壁体内に水漏れをおこしてもそれが乾かない現象も起きてしまいます。外壁躯体が透湿抵抗の高い場合は室内側に湿気を返すという概念や、躯体を連続させて途中に密封空気層を造らない、躯体面に密着した断熱施工をするという概念を確りもっていなければ高い確率で壁体内結露をおこしますと警鐘しておきます。


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