沼田に建設中の地下熱循環住宅が完成して、今日は完成見学会を行いました。このお住まいは、北欧に日本の建築様式が取り入れられた住宅が実存していて、その異国からみた日本建築のイメージをもって設計コンセプトにしています。
床はアルダーという節のある床材ですが、柔らかでナチュラルな感じが心地よさを演出してくれています。始めて採用してみましたがとても好印象でした。
インターネット以外の告知をしないで、見学会を開催したので、僅か3組の来場でしたが、地下熱循環住宅のシステム（ダクトレスの全館空調システム）の事を熱心に聞いておられました。
沼田の家は大工さんが製作した収納や広島の家具屋さんや建具屋さんが手作りで造ってくださったキッチン・家具・木製の建具など、手作りのもので製作されています。
上の写真は大工さん手作りのテレビ台と２階の吹き抜けの縦格子手摺の写真です。大きめの吹き抜けの下にはテレビ台、2階から見下ろせるリビングは魅力的な空間になっています。
この少し大きな住宅は2階に設置した、１台のエアコンで家中を涼しくしてくれます。高いレベルの高断熱住宅だから出来る事ですが、このような高断熱の住宅が増えれば、真夏の電気需要も減って原子力に依存しない安定した電気需要の基になると私は信じています。
人は年々熱くなる夏の暑さには耐える能力を備えていないと思います。少しのエネルギーでも家を涼しくする工夫は、現在我々が取り組んでいる高断熱の手法でも可能ですが、もう少し進化すればもっと少ないエネルギーでも、夏冬を快適に過ごす事が出来ます。
当社で建築させていただいたお住まいでは、地域によっては、今年の夏でもエアコンを殆ど使わずに暮らしておられるお住まいもあります。
階段の下に設けたトイレの手洗いです。ミラーは施主さんがインターネットで購入されて、今日私が取り付けしました。手洗いは家具屋さんに造ってもらったものです。清潔感のある気持ちの良いトイレに仕上がったと感じています。
施主さんの拘りの２ボールの洗面台です。この洗面台は手造りではなく、色々なメーカーのショールームに通われてパナソニック製を選ばれました。清潔な感じが心地よさを与えてくれそうです。また朝忙しい時間帯に洗面の混雑を防げそうです。
キッチンは、収納の充実、使いやすさ、お手入れのし易さ、価格等を考慮されて、ニの字型の手作りキッチンにされました。
世界にたった一つのキッチンです。ガスレンジ側の天板と流し台側の天板は高さを変えて使いやすく設計しています。
私は今日ステンレスの天板の汚れを妻と一緒に掃除をしましたが、ステンレスのメンテナンスの方法をご存じであれば意外に綺麗さを保てるものです。今回のステンレスの天板の仕上げはヘアーライン仕上げとしました。
新しいステンレスのヘアーライン仕上げの天板は何か語っているように、天井のダウンライトの光を反射させています。今回のキッチンだけでも、様々なテーマで別の機会にブログで取り上げてみたいと思います。
沼田の家は北欧に建つ日本の家というコンセプトをもって設計をした家ですが、古さと新しさを併せ持つ楽しいお住まいになったと思います。
木に拘り一つ一つの材料・設備機器に拘られ、徹底して暮らしを考えながら工事を勧めた建物で、工事期間も他の建物の2倍の工期もかかりましたが、その分心地よさを大きく感じる建物になっています。
家づくりは奥が深く、家づくりは生活そのものを創ることだと思います。生活には家族との心地良さを増やす工夫は日常からも必要で、今回の家づくりで、少しでも心地よさが増えることを願っています。
男は愛嬌・女は度胸でクリックをしていただくと嬉しいです
地下熱循環住宅のｶｵﾙ建設のホームページ
床はアルダーという節のある床材ですが、柔らかでナチュラルな感じが心地よさを演出してくれています。始めて採用してみましたがとても好印象でした。
インターネット以外の告知をしないで、見学会を開催したので、僅か3組の来場でしたが、地下熱循環住宅のシステム（ダクトレスの全館空調システム）の事を熱心に聞いておられました。
沼田の家は大工さんが製作した収納や広島の家具屋さんや建具屋さんが手作りで造ってくださったキッチン・家具・木製の建具など、手作りのもので製作されています。
上の写真は大工さん手作りのテレビ台と２階の吹き抜けの縦格子手摺の写真です。大きめの吹き抜けの下にはテレビ台、2階から見下ろせるリビングは魅力的な空間になっています。
この少し大きな住宅は2階に設置した、１台のエアコンで家中を涼しくしてくれます。高いレベルの高断熱住宅だから出来る事ですが、このような高断熱の住宅が増えれば、真夏の電気需要も減って原子力に依存しない安定した電気需要の基になると私は信じています。
人は年々熱くなる夏の暑さには耐える能力を備えていないと思います。少しのエネルギーでも家を涼しくする工夫は、現在我々が取り組んでいる高断熱の手法でも可能ですが、もう少し進化すればもっと少ないエネルギーでも、夏冬を快適に過ごす事が出来ます。
当社で建築させていただいたお住まいでは、地域によっては、今年の夏でもエアコンを殆ど使わずに暮らしておられるお住まいもあります。
階段の下に設けたトイレの手洗いです。ミラーは施主さんがインターネットで購入されて、今日私が取り付けしました。手洗いは家具屋さんに造ってもらったものです。清潔感のある気持ちの良いトイレに仕上がったと感じています。
施主さんの拘りの２ボールの洗面台です。この洗面台は手造りではなく、色々なメーカーのショールームに通われてパナソニック製を選ばれました。清潔な感じが心地よさを与えてくれそうです。また朝忙しい時間帯に洗面の混雑を防げそうです。
キッチンは、収納の充実、使いやすさ、お手入れのし易さ、価格等を考慮されて、ニの字型の手作りキッチンにされました。
世界にたった一つのキッチンです。ガスレンジ側の天板と流し台側の天板は高さを変えて使いやすく設計しています。
私は今日ステンレスの天板の汚れを妻と一緒に掃除をしましたが、ステンレスのメンテナンスの方法をご存じであれば意外に綺麗さを保てるものです。今回のステンレスの天板の仕上げはヘアーライン仕上げとしました。
新しいステンレスのヘアーライン仕上げの天板は何か語っているように、天井のダウンライトの光を反射させています。今回のキッチンだけでも、様々なテーマで別の機会にブログで取り上げてみたいと思います。
沼田の家は北欧に建つ日本の家というコンセプトをもって設計をした家ですが、古さと新しさを併せ持つ楽しいお住まいになったと思います。
木に拘り一つ一つの材料・設備機器に拘られ、徹底して暮らしを考えながら工事を勧めた建物で、工事期間も他の建物の2倍の工期もかかりましたが、その分心地よさを大きく感じる建物になっています。
家づくりは奥が深く、家づくりは生活そのものを創ることだと思います。生活には家族との心地良さを増やす工夫は日常からも必要で、今回の家づくりで、少しでも心地よさが増えることを願っています。
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