ハードボイルド・エンターテインメント

　シン・シティ観ました。

 

　前情報がほとんど無い状態で、ＣＭのインパクトの勢いで映画館に駆けつけた始末です。

 

　白黒と赤、劇中で使っている色数がかなり少ないです。　それでも古臭さを感じさせないこの感じはいたってなんなのだろう？

 

　全編アクションの連続。　手が吹っ飛とんだり大袈裟なモーションの数々。　元々はコミックが原作らしく、マンガチックな表現が多々ありました。　それにしても思わず「痛そ〜っ！」な描写がたくさんありました。

 

　ストーリーは主人公が語り口調で自分の心情を語って進む感じ。　１人たりともまともな奴はいない、異常者ばかり。　彼らの語り口はとっても重く渋い。　物語の展開自体はベターな感じもするんだけど、なぜか納得がいってしまう。

 

　さしずめハードバイルドのエンターテインメントと言うものなのだろうか？

 

　主人公が３人いるのはちょっと見る側に面倒さを感じるけど、普通のヒーローアクションモノに見飽きた方はどうぞ。