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March 15, 2009

普遍的な理論

ラッセル幸福論 (岩波文庫)
ラッセル幸福論 (岩波文庫)
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ふと古本屋で見かけた一冊。

 

ラッセルの幸福論を読みました。

 

病んでるよね、多分。

 

だって今の自分が幸せならこんな本読んでる暇もないもの。

 

きっとこの本に何か希望とかすがりを求めていたんだと思う。

 

内容は、すごく難しい。

 

でもわかる部分もあるし、共感できる部分もある。

 

でもしかしというべきか、この人が網羅した「幸せの定義」への研究は、幅広い知識と経験からしか得られないのではないだろうか?

 

少なくともこれを読んだだけでも誇らしく感じることすらできる。

 

素直に出会えて良かった本だと思う。

 

すごい本だと思う。

 

人それぞれが生きている時代とか、文化とか環境が変われど、人の持つ感情は変わることはない。 それは普遍的なものだ。

 

だからこの本を読んでなんの古臭さも感じることがなかった。

 

むしろ、とうの昔にこんなことを書けたのか、っていう斬新さと驚き。

 

自分の目の当たりにして触れているものが何かの延長と副産物であるということに。

 

この本を読んだからって幸せになれるわけじゃない。

 

でもちょっとだけ、肩の荷が降りた気がする。

 

 

  

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January 14, 2009

最近面白かった本

 ここ最近読んだ小説で久々にヒットした本が伊坂幸太郎の「魔王」。

 

アヒルと鴨のコインロッカー」もそこそこ良かったんだけど、こちらの方が設定の濃さとか自分の現状と照らし合わせても面白かった。

 

政治の話しをメインに、主人公の特殊能力。 展開は主人公が途中で変わる2部構成。

 

期待していた展開はハリウッドのような王道なストーリーだったのだが、伏線を散りばめて回収しないあたりの意外さに驚いた。 でも不完全燃焼とは違う後味。

 

この設定ならもっと違う展開にもできたろうにと、読んだ人はいろいろ考えられるのではないか?

 

あえて投げちゃうような、タイトルほどすさまじい展開はおこさないあたりも作者の意図か。

 

過去の歴史人や文学者のフレーズをいくつか散りばめられているあたりも、手ごたえと奥深さを感じる。

 

大切なのはこれを読んで自分は何を感じて、何を「考える」か、だ。

 

魔王 (講談社文庫)
魔王 (講談社文庫)
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July 05, 2007

アヒルと鴨がなんだって?

はぁい、梅雨の中みなさんどうお過ごしですか〜?

こちとら夏が近いってのに相変わらず孤独まっさかりですよ!

ってなわけで関係ないけどひさびっさーに読んだ本の紹介ですよん。

題名はアヒルと鴨のコインロッカー。

まずこの本を買おうと思ったきっかけは、なんとなくゆるい話しを読んでみたかったこと。

 殺人事件とか緊迫感のあるミステリーではないものに出会いたかったのだ。

そこにこんなワンフレーズで飛び込んだタイトル。 ジャケ買いならず、タイトル買い!

で、なんとなくで言うとね、ボブ・ディランの曲が出てきて、セックス狂いのイケメンが出てきて、ブータンって国の少年と、色白無表情な美人が出てくるわけ。

 確かにゆるい。 だがそこにあるのはゆるさだけじゃなく、過去と現在を行き来しながら語られてゆくため、ただ平凡なだけでなく、読者が先の展開を予想しうる要素がある。 話しもちゃんと結末まで伏線を引いてるあたりに拍子抜かれ。 この作品の持ち味は、小さな出来事をかなり大げさな比喩で表現しているあたりだろう。 細かい描写がクスッとくるね。

 トータル的にいうと、ラストはちょっと切ない。 ちょっと変わった作品を読みたいならぜひ。


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映画版:アヒルと鴨のコインロッカー

 

  
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April 25, 2007

出会いの可能性は自分の中にある

 こんなブログでも、毎日10人ちょいの人が見に来てくれてるんですよね。 内容はさておき、まぁそれだけでも書く価値はあるものです。

 相変わらず人付き合いが下手なので、こんな本を読んでみました。

ん、つーかこんなの読んでるってことは、下心あるんじゃないの?

あるに決まっているじゃないですか!!!

これからも、がっついてがっつきまくるぞー!

で、本の内容についてですが、読破後、自分の中にある変に力の入った部分が軽くなった気がします。

 本書では、どうやったら・どうしたら「いい人と出会える」か、ということにはあまり触れていません。

むしろ今ある環境や自分自身の気持ちや考え方の持ちようを再度見直し、そこから少しずつ状況の変化や関係を良い方向へ持っていこうという試みなんです。

「じゃあいい人と出会える本じゃない」ってなりますよね?

そんなことはありません。

この本を手にしているあなたは、いい出会いがない現状に不満を持っているからだと思う。

それって自分の中に何か否定的な気持ちを前提にしているからですって。 読んでみて自分がそう思っていたことがすごく当てはまりました。

いままでマイナス思考で生きていたんだから、そう簡単にプラスには変わらないけど、少しずつでもがんばるぞ!

 

  
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April 03, 2007

心えぐられる

 えー、大沢在昌の「心では重すぎる」という本を読みました〜。 もともとハードボイルドがメインの彼、というか初読でしたので、なるほどこういうものなんだね〜、という感想でした。

舞台が渋谷ということで現代を語っているのかとちょっと興味があって読んでみたのです。 が、描写としてはさほど今っぽい情景は描かれていないかなぁ〜ってカンジでした。

 しかしこれを読んでいる間は、タイトル通り気分が重くて仕方なかったです。 特に派手なシーンや驚くような展開は見せず、ベテラン探偵の内側の心情と心理表現、今の風景と社会を繊細に描写している辺りはとても奥が深い。 何分ここまで見通せる景色っていうのは年を重ねないと見えてこなさそうでした。

 そして気分が重いながらも最後まで付き合ってみたい辺りは、主人公の現役から後退しつつも危なげな橋を渡っているにも関わらずどこか安定感のある魅力あるところでしょうか。

本書に限っていえばハードボイルドは事件や展開よりも、人間の中身や関係を深く掘り下げているあたりですね。

大人になるといろいろと嫌な事(今でもたくさんあるけど)があるけど、この不器用で逃げ出さない覚悟っていうんですかね、そこに確かに存在してもおかしくないリアリティー溢れるお話しでした。

 

  
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February 14, 2007

ちょっと気になったこと

 ハリポタ第6弾「謎のプリンス」のレビューしまっす。

RPGオタクなオレがまず気になったのは、彼らにMP(マジックポイント)の概念はないのか? ということ。

杖さえあればバンバン放ってるようなカンジなんですよね。

さて、今回は最終巻目前ということもあり、ストーリーも佳境に、より厳しい展開になっていきます。

なんと言っても今回の見所は謎のプリンスの正体と、ついに明かされるヴォルデモードの秘密!

っていうかまだそんな秘密が隠されていたのかぁ〜、みたいなカンジ。 いままでの展開も含め、伏線的要素が散りばめられているのには、スケールの大きさにおどろき〜。

ファンタジーなのに面白い理由は、やはり推理的な部分が含まれているからですね。 読者にも想定したくなるような展開を持ち込むことによって、あぁだこうだと読む楽しみができるわけです。

1巻から6巻まで読み比べると彼らの感情の成長っぷりも伺えます(読者も共に成長していますから)。

ちょっと難点なのが、登場人物が多すぎて誰が誰だか区別つかなくなってきたこと・・・w

でもでも、これ本当に7巻で終わってしまうのだろうか? ここまで世界観も濃いんだし。 なんだかもったいない気がする。 スピンオフで別のシナリオを読んでみたいな〜ってカンジですね。

 

  
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December 12, 2006

返事返してやりなよ

 東野圭吾の「手紙」のレビューです。 なんとなく書店をフラつき、気持ち的にナーバスだったので泣ける本はないかと探していたところ、帯に「100万部突破!感動大作」みたいな表記があり、「まいっか。」なノリで読んでみたのですが・・・・。

 結論から言うと、泣ける。。。っつうか、重いですね、非常〜に。

 父親と母親が死に、兄弟2人きりで生活を送る中、兄貴が強盗殺人でムショにぶちこまれた後の人生を描いております。 弟のためとはいえ殺人を犯した兄貴はまだしも、「殺人犯の弟」というレッテルを張られながら世間的に否定され生き続ける弟の境遇と苦悩の日々を淡々と描いており、読んでいて胸が詰まってきます。 もし自分を取り巻く環境がこんなだったら・・・?と思うとゾッするくらい怖いですね。

 兄弟愛がテーマかと言えばまったく違い、客観的な社会の視線と周囲の状況を描いているあたりの、視野の広さが奥深かったです。 殺人犯の兄はいないにしても、自分の立場に置き換えると「こうしなくちゃいけないんだな」って思いやられる場面がいくつかありました。

  
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November 16, 2006

ふむ、なるほど

どーもども、ひさびさに本家でレビューしちゃいます。

R25に掲載されていた“女性100人に聞いた「魅力ある男」の条件”です。

まぁなんていうかこんなん読まなくてもモテる男は全部実行に移しているんでしょうね。

それに引き換え、女性不信の自分にはとっても勉強になることが書かれていました。 ん、たとえば“たったひとことで彼女の心をつかむ方法”。ほんとにあんのかと疑ったけど、なるほどうーん、こんなセリフもあるのかと、ちょっと試してみたくなりました。

本書では女性の意見を取り入れているので裏づけがしっかりしていますし、成功の方法論と、やってはいけないNG集も載せてあり、自分の行動や考え方も再確認できるかと思います。 さらには女性に対しても“こんな男を選べ”というアドバイスも載っています。 なれるかな? う〜ん。。。

男女問わず彼女いる方でもいない方でも楽しめる一冊でプッシュしちゃいます。

 

  
Posted by berotty at 21:15Comments(0)TrackBack(0)

August 15, 2006

泣きたい時・つらい時に

 ちょっとレビューは控えてたんですけど、本当にいい本に出会ったので、紹介します。
 
 恋愛の悩みをいろんな人と相談して、話し合っても、結局家に帰るとひとりぼっちなんですよね。。。
 
誰かと話してそのときは気が楽になるんですけど、ひとりになるとまた「ダメだぁ〜」ってなってしまうんです。
 
いままではその負荷に対してなす術も無かったんですが、今は本に頼っています。 ダメなのかな?こういうの。
 
で、今回の本は「失恋のおくすり」
 
オレはこの本を探すために大きい本屋へ行ったんですが、どうしても見つからなくて店員に聞いてしまいました。 すげー恥ずかしいから・・・。 でもどうしても読みたかったし。
 
 
読んだ感想。
 
すごい感動できます。
 
 
一言一言にすごい重みとやさしさが詰め込まれているっていうか、その場面を全部自分に当てはめてみるんですよ、そうすると自然と納得できるっていうか。
 
恋愛に限らず過去の偉人たちの名言集をもとに、筆者が失恋に対するコメントを寄せております。
 
切なくて、悲しくて、やさしくて、それでも前向きに生きようとする姿勢とその言葉たち。
 
ネガティブでダークサイドで、汚れた感情しかないオレには打ちのめされました。
 
いつも失恋といったら“憎しみ・怒り・悲しみ”しか残らなかったんで。
 
だから今の間近の失恋を自分に当てはめました。
 
いつも悪い結果で終わりにしてしまったから、
 
今度はいい気持ちで、いい思い出のまま残しておきたいって思ったので。
 
ほんとうにかわいくて純粋で素敵なコだって思っていたいんです。
 
オレにもうちょっと相手の気持ちを知ってあげることができて、相手のためになることをできれば良かったのにって思う反面、どうしてこうしてくれないんだって怒りもあるんです。
 
そのどちらの感情もオレです。
 
でも好きな感情を持ったままこの恋を終わらせたいです。
 
はっきりフラれたわけじゃないけど、もう終わりにしないと。
 
 
だから失恋して寂しい人、この本を読んでおもいっきり慰めてもらって。 思いっきり泣いてドン底に落ちきったらきっとそこからまたやり直すことができるだろうから。
 
 そんな希望の一冊です。
 
 
  
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July 24, 2006

もし本当にデスノートがあったら

DEATH★NOTE
デスノートを途中まで読んで展開がよくわからなくって挫折したU1です

もうご存じかと思いますが、殺したいやつの名前をノートに書き込むことで、その人が死んでしまうという死神界からの恐ろしい贈り物。

 

もしこのノートが本当にあったら…

「あ〜、ノートがあったらアイツの名前をまっ先に書き込むんだけどなぁ〜」

 なんて思いを巡らせたことはないだろうか?

 

さて、このノートが本当にあったとしたら、だれの名前を書き込むだろうか、ちょっと想像してみた。

 あんたは誰の名前を書くだろうか。

オレはとりあえず死神の目を手に入れ、その場の怒りや勢いで書いてしまいそうな相手がほとんどだ。 で、こんな感じだろうか。

 

・混雑してる駅で周りのことを一切気にせず、肩とか思いっきりぶつかってくる奴。

・電車の中でビール飲んでるやつ

・リーマンの格好で、どうせ大した書類なんか入っていないのに、やたらでかいショルダーバックをぶら下げて人目も気にせず思いっきりぶつかってくるおっさん。

・電車の中で「ぁのクラスの●●くんチョ〜かっこょくなぃ?」とか黄色い声で騒いでるやつに限ってすごいブサイクで「ね、とられちゃうからはゃくぃっときなょ!」なんて言ってる2人組み。

・クソ暑い屋外でTシャツ一枚も着たくないくらいの温度なのにすんごいピタッとハウスなカップル。

 

 

世界が平和でありますように・‥…。

 

  
Posted by berotty at 12:06Comments(2)TrackBack(0)