【プロフェッショナル登場】

 「“抗糖化”の機能性素材『AGハーブMIX』がようやく認知されるようになりました」。アークレイからだサポート研究所の内藤淳子(ないとう・じゅんこ)さん(41)は、穏やかな表情でこう話し始めた。

 人体での糖とタンパク質の結合を「糖化反応」といい、最終産物として糖尿病合併症や老化進展の成因となるカルボキシメチルリジンなどの糖化生成物(AGEs)を蓄積する。

 抗糖化は糖化反応を抑制する作用で、アークレイからだサポート研究所は抗糖化効果の高い機能性素材として、ドクダミやセイヨウサンザンなど4種のハーブからの抽出物を混合したAGハーブMIXを3年前に開発、自らもこれにかかわった。

 それがアンチエイジングやメタボリックシンドローム対策への関心の高まりを背景に、注目を集め始め、「化粧品や健康食品素材などとして普及を図りたい」と意欲をかきたてる。

 ただ、「これまでの道のりは決して平坦(へいたん)ではなかった」と振り返る。2003年にアークレイに入社以来、糖尿病対策関連製品の研究開発を担当し、AGハーブMIXはその一環として開発。しかし、糖尿病関連だけでは市場性に限界があるため、模索しの結果、選んだのがアンチエイジングやメタボ対策向けの機能性素材。「当初は商品化を目指したコラボレーションの相手先から『何それ?』と相手にしてもらえなかった」と言う。

 それだけに抗糖化のパイオニアの評価を得つつある今、苦労の時期に取り組んだ「地道なエビデンス(効果の証拠づけ)の積み重ね」に加え、「用途も現在の化粧品中心から糖化抑制食品素材へと広げていきたい」と夢は膨らむばかりだ。(立山篤)

【関連記事】
パナソニックに2度入社 海外部門の美人スペシャリスト
台風や雷でも「365日24時間」電力安定供給
セラミック製ナイフの達人 石射孝之さん
老後の蓄え全投入 マンションに「酒蔵」作った元気社長
ダイヤづくりの名人“スジ屋” きょうも新しいスジを引く

普天間の海外移設、軍の機動性に影響…米駐日大使(読売新聞)
普天間移設「あらゆる選択肢」=答弁書を閣議決定-政府(時事通信)
<横浜死傷事故>飲酒の容疑者、子供を病院へ連れていく途中(毎日新聞)
総務相、名古屋市の住基ネット離脱に反対(読売新聞)
<株主代表訴訟>西松建設元役員らを提訴 違法献金返還求め(毎日新聞)