愛知県の豊橋市歯科医師会は19日、厚生労働省内で記者会見し、同市内の歯科医院がインプラント(人工歯根)治療で、一度使用した後に抜けるなどして回収したインプラントを、別人に再使用している疑いがあると発表した。

 取り扱い方法などを記載した添付文書では、インプラントの再使用を禁じている。愛知県と豊橋市は医療法に基づき、同歯科医院を近く立ち入り検査する方針を決めた。一方、同歯科医院側の弁護士は「事実無根だ。使い回しはしていない」と説明している。

 同会によると、昨年、同歯科医院でインプラントの再使用が行われているとの内部告発があった。同会の聞き取り調査に対し、複数の元職員らが再使用が行われていると証言したといい、そのうちの3人がこの日の会見に匿名で同席。「少なくとも1日に1本は使用済みのインプラントを使っているのを見た」「使用済みのインプラントのストックは、多い時で20本あった」などと話した。

 同会では「使用済みのものを別人に埋め込むと、感染症にかかる恐れもある」としている。

 会見した理由について、同会の朽名正也会長は「この歯科医師は歯科医師会を退会しており、直接指導できない。歯科医師会として、被害の拡大を防ぐ必要がある」と説明した。

 医療法では、医療機関は清潔を保持し、衛生上の安全を保つ義務があるとしており、県などは立ち入り検査で診療記録などを確認し、設備や器具類の使用状況も調べるという。

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