2006年04月05日

誰か 宮部みゆき3

誰か ----Somebody

■やぎっちょ評価コメント 先にワンクリック・プリーズ!
オビにね、「事件は小さいけれど、悩みは深い」とあって、その通りだなーというのが読後感です。
複雑奇怪なトリックを使っているわけでもないし、犯罪目的でもない。ミステリーっていうよりは謎のあるヒューマンドラマという感じでした。

それにしても宮部さんの本はいつも思うのですが、バックグラウンドが細かい。情景描写ももちろん細かいけど、今考えたことはそういえばおふくろが昔言っていた中のこの部分だ、とかそういう表し方の量が多いですね。
書く立場からしたらこれが結構続くのは尊敬に値するなあ。
でも、慣れれば普通なんでしょうね。きっと。

そんなにドッキリしたくないし、普通の感触ってのが好きな人にはこの本はとてもいいと思いますよ。

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この記事へのコメント

1. Posted by 苗坊   2006年04月05日 21:27
TBありがとうございました。
情景描写は上手いと思うんですけど、この作品は、後味の悪さを感じました。
それ以外の展開はいいと思ったのですが。
2. Posted by やぎっちょ   2006年04月05日 23:47
苗坊さん

こんにちは!
みたいですね。いろんな人の読後感を見ていると、後味悪いというのが多いようですね。
僕はそれほど気にならなかったのですが・・、まあ、特段良かったわけでもなく、ありかなぁという気がしました。

TBいつもありがとうございます!!
3. Posted by yori   2006年09月16日 17:44
優しげな文章で、実はとても残酷なストーリーを展開する、この本は宮部みゆきが過去に描いてきた代表作と同じ匂いがしますね 笑 但しこの作品は少しばかり地味でしたが・・・笑
4. Posted by やぎっちょ   2006年09月17日 00:03
yoriさん
こんにちは。同じ匂い!しますね。そしておっしゃるとおり地味でした。
yoriさんの書評は相変わらず哲学的で、考えさせられますね。同じ本を読んでも人によって視点が異なるということがすごく良くわかります。
5. Posted by Credy   2007年01月14日 15:24
はじめましてCredyといいます。
ブログ初心者です。よろしくお願いします(^^;
私も宮部さんの作品は好きでよく読むんですが、この作品は恋愛小説だなぁと感じました。まさしく「恋におちて」が主題歌だった「金曜日の妻たちへ」を思い出しました。
6. Posted by やぎっちょ   2007年01月14日 21:20
Credyさん
はじめまして♪
マイペースでブログやっていきましょうねーー★
今自分の感想を読み返してみるに、短いですね〜。うーん。実はあまりよく思い出せない(笑)。。。
7. Posted by the salaryman   2008年01月05日 00:54
こんばんは。
特に僕は『模倣犯』の印象があまりに強烈だったもので、この作品はずいぶん地味に映りました。
そう、まさに「普通の感触」ってのが好きな僕には合ってたようです。。。
8. Posted by やぎっちょ   2008年01月05日 01:05
the salarymanさん
こんばんは〜♪
「模倣犯」・・・あ〜〜読んでない。。長いので(苦笑)
聞いたところによりますと「ものすごい」らしいですね。映画は見たのですが「あんなのはダメ」と断定されてしまいました。。。
読まなきゃなぁ。
で、「模倣犯」からすると地味ですか。最近は歴史物が多くなってきていますよね。宮部さん。現代物は地味で行きたいのかなぁ。

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