3月28、29日に開催されたB1第29節。秋田ノーザンハピネッツとの戦いはサンロッカーズは2連勝で終わった。
GAME1は最終的に相手のラストショットの成否に勝敗を託される、薄氷の勝利だった。シーズン序盤に嫌という程味わった胃がキリキリするような接戦の感触を思い出す、まさに『死闘』。そこまで試合がもつれてしまったことには、チームとしての反省(ミスの多さやフリースローの成功率など)もあっただろう。対する秋田が流れるようなパスワークと、戻りの早いディフェンス、そして何よりプレーオフ争いから振り落とされまいとする高いエナジーで良いバスケを展開していたこともあり、翌日に不安の残る内容だとも感じた。
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji秋田との試合はいつもベンドラメと中山のバチバチのやり合いが面白いんだよなぁ 見ていて熱くなる
2021/03/28 17:49:39
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiしかし、ほんとにコート内で指示を出す伊藤駿はカッコいいな…
2021/03/28 18:00:32
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji渋谷と秋田の同地区対決は前半終わって47-44とわずかに渋谷がリード。見始めたのは2Q途中からだが、お互いが高い運動量でバチバチに噛みつき合うDF合戦がめちゃくちゃ面白い。その堅守を上回るほどのチームワークでワンゴールを奪う戦い。… https://t.co/S9cM0B62QT
2021/03/28 18:09:51
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiターンオーバー前半9は多いな。後半減らしていきたい!
2021/03/28 18:22:23
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiジャクソンのリバウンド、関野の全力疾走、石井のクレバーさ、ケリーの個人技。チームとしての連動…とまではいかないが、一人一人の持ち味でなんとか秋田を押し戻そうとする渋谷。頑張れ
2021/03/28 18:31:38
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji解説の松島さん、両チームのケミストリーや選手のプレーについて、褒めるべきところを様々な切り口から挙げてくれる。選手の時も好きだったけれど、解説者としても好感を覚えた。
2021/03/28 18:39:31
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji3Qも秋田はいいバスケをしてた。渋谷は辛くもリードを守り切ったな。最終Q試合が荒れないか少し心配だ
2021/03/28 18:49:29
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiマカドゥ、インサイドで強さを発揮している。頼もしい!
2021/03/28 18:55:33
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji久しぶりだ。このひりつく感じ…
2021/03/28 19:10:32
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiこんなシーン何度も見たわ
2021/03/28 19:14:34
大丈夫!
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiあまりにも長い11.1秒
2021/03/28 19:17:48
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiシーズン序盤に嫌と言うほど味わった接戦のドキドキが蘇るような死闘でした。疲れた…
2021/03/28 19:22:11
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryojiラストワンショットに託された死闘。渋谷と秋田の試合は、わずか1点差で渋谷が勝ち星を手にした。しかしそこに実力の差はなかった。むしろ秋田はカーター、古川、伊藤らが集中とチームメイトへの信頼を切らさずに渋谷へプレッシャーをかけ続け、その猛追をなんとか(運良く)凌ぎ切ったという印象だ。
2021/03/28 19:35:53
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji試合後に伊佐HCとベンドラメが口を揃えたように、渋谷にとっては良い内容のゲームとは言えなかったかもしれない。だが、それでもこの死闘を勝ちきれたことこそが、リーグ終盤では何より評価されるべきだろう。良かった。ありがとう。今日のインサイド陣は本当に頼りになりました。
2021/03/28 19:35:53
しかし、そんなGAME1での不安要素を払拭するかのようにGAME2はサンロッカーズが20点近い差をつけて快勝した。関野(この試合で通算1000得点を記録)やケリーが鮮やかにスリーポイントを決め、マカドゥがインサイドの柱として躍動する。成長著しい西野もますます積極的なプレーで会場を湧かせてくれた。何よりも第3Qでは激しいプレッシャーで秋田の攻撃を全てシャットアウトするような、「サンロッカーズらしいディフェンス」の時間帯が見られたことがすごく嬉しかった。
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji渋谷怒涛の連続得点で一気に点差を離していく。解説の松島さんはこの良い流れの原動力を「田渡のオフェンスリバウンド」「盛實のドライブ」そして「マカドゥのオフボールでの動き」と分析していた。
2021/03/29 20:49:10
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji夢のようなディフェンスタイムだった…(恍惚)
2021/03/29 20:51:52
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji秋田、次は富山なのか。ものすごくタフな日程だな。この試合の残り時間で何を試してくるか。何を次節に繋げるのか。それも見ておきたい。
2021/03/29 21:21:13
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji渋谷と秋田のgame 2決着。前半は秋田の堅守に苦戦するも後半からギアを上げた渋谷が20点近い差で勝負を決めた。特に3Qには見事なフォーメーションと献身性で秋田の攻撃をシャットアウトし続ける素晴らしいDFを展開し、このシーズンで渋… https://t.co/0BvbeYPwlr
2021/03/29 21:48:13
杉田亮二(バスケ用)@sugitaryoji奪ったスティールは18、関野の通算1000得点や西野の活躍、しれっとチームハイ24得点のケリー、ダブルダブルのマカドゥと今日はポジティブな要素が多く見られた。過酷な混戦は続くが、この先の戦いは自分たちのバスケをどこまで信じ完遂でき… https://t.co/mvAr4558g2
2021/03/29 21:48:14
GAME2でリクシル賞を受賞したマカドゥのスタッツは22得点10リバウンド4スティール。だが、彼はこの数字に対しても「全員が結の精神で戦い、セルフィッシュにならずにプレーができた結果」と語った。自身が量産したスティールについても、ガードがハンドラーを苦しめてくれたおかげだと言い切った。
そして同じくLIXIL賞を手にした関野は、持ち前の明るさとユーモアで1000得点という記録を誇りながらも、今後も自分はディフェンスで会場を湧かせたいという思いをはっきりと語った。
マカドゥと関野。彼ら二人の言葉に共通するのものは、目指すものの明確さだと思う。シーズンも残すところあとわずかとなった今、サンロッカーズの強みはここにある。今、何をしなければならないか。それが個人レベル、チームレベル共に明確化されている。だから一人のスーパースターがあれもこれもと役割を担う必要はない。ガードが、シューターが、ビッグマンが、そしてベンチメンバーが。それぞれが自分の戦場で、自分がやらなければならないことをひたむきに実行しているのだ。
それはシーズン序盤…あるいは昨シーズンから、伊佐HCが頑固なまでに貫いてきたスタイルのおかげでもあるし、今節の解説を務めた松島良豪(元レバンガ)さんが言っていたように、プレーが止まるたびに選手たちが自らハドルを組んで次に何をするべきかを確認し、タイムアウトでは試合に出ていないメンバーも含めて全員でHCの意見を聞くほどの『強い主体性』によるものでもあると思うのだ。
マカドゥもインタビューで言っていたように、試合に出ているか否かに関わらず、サンロッカーズは常に全員で戦っている。その高い主体性と激しい運動量のディフェンスというスタイルが、いよいよ磨き上げられてきた。
この先は、自分たちの積み重ねてきたものをいかに信じられるか。そして遂行できるかという戦いである。そこで「結の精神」を持ち続けることができれば、きっとどんな難敵とも戦えると僕は信じたい。なんか毎回同じようなことを書いている自覚はある。でも、そう思うのだから仕方ない。見るたびに思うんだもの。そういう風に。
今週はあまりブログを書いている時間がなく、秋田との激闘をあっさりとまとめるしかないのが少々もどかしいけれど、チームの勝利と頼もしさを感じられる僕の喜びが少しでもテキストとしてここに保存できていれば嬉しい。
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