「めちゃめちゃイケてる」10年ぶりに極楽とんぼの山本圭壱さんが出演した「新ゴクラク少年愚連隊」より。


番組の終盤。メンバーの前に姿を現した山本さんと、岡村さんは本気の殴り合い(ボクシング)を行う。本来ならば圧倒的な体格差のため、岡村さんは非常に不利である。それを理解しながらも、岡村さんが殴り合いを選択したのは、何度倒れても立ちあがる姿を山本さんに見せ、何かを感じ取ってほしいという願いからであったそうだ。けれども、実際には山本さんはリングの上で一切拳を出さなかった。この日のためにジムでのトレーニングを重ねていた岡村さんはむなしさをにじませながら、リングを降りた。


自分にできることはもう何もない。

そう確信した岡村さんは、山本さんの相方である加藤浩二さんにバトンタッチする。

リングの上で山本さんと向かい合った加藤さんは、今日、この場に集まった全員の思いを代弁するかのように、山本さんへとぶつけるのだった。




加藤「おまえ…10年ぶりだな。こうやって、2人で、テレビの前で話すの。どういう気持ちだ」


山本「………


加藤「お前いなくなって10年ぶりだなぁ、カメラの前で喋るの。2人でこうやってカメラに映ってんの。お前どういう気持ちだ」


山本「…………


加藤「どうしていいかわかんないのか。さっきからずっと


山本「………」(微かに頷く)


加藤「俺もどうしていいかわかんねぇんだよ。今こういう状況になって2人で喋らされて。どうしていいかわかんねぇ、ここにいる全員どうしていいかわかんねぇんだよ!」


加藤「当たり前じゃねぇからな。当たり前じゃねぇからなこの状況ォ!!!!  『いつか誰かが』!『いつかめちゃイケが』!『番組にしてくれて』『おれ普通に戻れる』!!??  そんなことねぇからな!!??


山本「………


加藤「世間から何も受け入れられてねぇ人間がなぁ! テレビなんか出れねぇんだよォッ!!!


山本「………


加藤「どっちが先に動くんだよぉ!?  お前アクション起こさねぇと誰も動けねぇだろ!!  こっちか!? 動くの!!


山本「………


加藤「岡村は動いてくれようとしてボクシング始めたよなぁ!?


山本「………


加藤「なんで殴りに岡村は行ったんだよ!?  で、もう途中で『加藤さんもうエエわ』って、そういう気持ちになったんだよ!?  そういう気持ちにさせんなもうッ!!!!!  10年経ったんだからさせんなッッ!!!!


うつむいたまま加藤さんの言葉を聞く岡村さん


加藤「お前よぉ、野球場で歩いてきて、第一声、『すいませんでした』だろ!? わかれやもぉ!!!  照れ隠しでなんでヘラヘラしてんだよ!!!!   これ逃したらもぉ、何にもねぇんだよ俺ら!! 終わりだぞ!!??   このチャンス、この場を与えてくれたスタッフとか演者とかみんなによぉ、悪いって気持ちねぇのか!!!??


山本「いや、お前にもそうだし、めちゃイケメンバーにもそうだし、そりゃ今日来てくれている淳とか遠藤とか(涙で言葉が詰まる)……


加藤「泣けよ! 泣いていいんだよ!!  本当のお前じゃねぇだろ 出してんの」


山本「淳とか遠藤とか庄司(不明瞭で聞き取れず)だけど、どっか自分は、何があっても強い、人間でいなきゃいけないっていう……


加藤「しんどかったらしんどいって言っていいんだよ! 仲間だろ!? 仲間だからみんなこうやって助けてくれてんだろ!? お前この10年間、めちゃイケメンバーの気持ちとか考えた事あんのか!?  どういう気持ちで10年過ごしてきたか考えた事あんのか!? 一人一人の気持ちになって考えた事あんのか!!?? 『あいつら俺の事どう思ってるんだろう』考えた事あんのか!!??





加藤「岡村が病気で入院する前、お前メールしたろ。岡村に」


山本「(頷く)」


加藤「休むんだったら宮崎で休むか?ってメールしたよな? 宮崎くるかってメールしたろ? それずーっと岡村恩義に感じてくれてんだよ。次は俺がお前のことを救う番だって思ってくれてんだよ岡村は!」


岡村「正直、こんなことしたくないです。山本さんをどつきたいとも本当は思ってないし。でも、そう思っている人がいるし。……極楽とんぼのため、山本さんのために、僕は今日こうやって山本さんをどついたけど、こんなことは本当はしたくないです」


山本「……ありがとう」


加藤「俺らのためにやってくれてんだよ」



加藤「大久保はなぁ、芸人のお前は好きだってよ。面白いってよ」


山本(目を閉じて頷く)


大久保「私は、芸人としての山本さんがやっぱりかっこよくて好きで。で、そんな中急にいなくなって。今日でもやっぱり(涙声になりながら)野球場きてからの、山本さんを見てると、やっぱり人としてそのままじゃ、誰も受け入れてくれないと思うから


山本「ありがとう」


加藤「光浦、とぶくすりの時お前のこと大嫌いだったってよ。でも付き合ってくうちに大好きになったってよォ!」


光浦(涙を浮かべて)「違うんだよ。山さんが『変わらない』とか、そういう明るいまんまでいることは、私たちは(山本さんの気持ちが)わかるけど世の中にはいろんな人がいっぱいいて。それが通じるのは付き合いがあった人間だけで、付き合いが浅かったりとかちょっと距離がある人は、多分それでは伝わらないんだよ」


加藤「わかるか今の気持ち」


頷く山本さん。



加藤「紗理奈なんてな。ず~っとお前のこと待ってたってよ」


紗理奈(泣きながら)「多分、視聴者の人はもっと厳しい目やろうから。山さんに、みんなに許してもらって、いち早く戻ってきてほしいって、ずっと思ってたし。でも、そう思う反面、苦しんでるみんなを見るのも辛かったし


山本「………!」無言で深々と頭を下げる山本さん


加藤「雛形伝わったか?」


雛形「……」(涙をぬぐいながら頷く)


加藤「お前のために泣いてくれてんだよ!」



加藤「有野は一番ガッカリしてんだよ!!  反省してる人間がジャグジー風呂入ってお前、何してんだよ!?って!!!


有野(厳しい表情)「………


山本「…………」(また深々と頭を下げる山本さん)


加藤「濱口はな、ああ見えて正義感強いだろ。知ってんだろそれは。でもなぁ、ちょっとでもお前に早く戻ってきて欲しいから! お前の事一番いじってくれて! お前がいじられてる時、一番笑ってくれたのあいつだぞ!!??


濱口「………」(真っ赤になった目でじっと山本さんを見つめる)


加藤「考えた事あるかその気持ち!!!!


山本「……濱口すまん!! …ありがとう」頭を下げる。


濱口(微笑みを浮かべ)「めっちゃ待ってました。めっちゃ待ってましたよ、山さんの事。すっげぇ早く会いたかった



加藤「武田くんはなぁ(10年前のあの時に)『しんどいわぁ』でも、『誤解なんだ』でも、なんでもいいから一言欲しかったってよ! そしたらちょっとでも力になれるかもしれないって! そうずっと思ってくれてたんだぞ」


山本「……」唇を噛み締め何度か頷く


武田「言い訳も聞かせてもらえないくらい、僕たち頼りなかったですかね


山本「……」首を振る山本さん




加藤「矢部はやっぱりひっかかってるよ。ず~っと。なんでお前からアクション起こさないんだって」


矢部「10年よ!? 10年長いよね。俺結婚して子供2人おんで? ……でも、リングに上がって、もぉ言葉にならない感情が出てきて、なんか初めてな、うれしかったです。今。 この山本さん見れてすごいうれしかったです」


山本「矢部ほんとありがとう!」(頭を下げる)






加藤「あと5人(ロンドンブーツ淳・ココリコ遠藤・庄司智春・ワッキー・武井壮)来てくれてんだろ。お前と一番近い人間。軍団だよな。もう淳なんかずっと涙流してくれてるわ。……どういう思いであの5人がずっと支えてくれてるか。お前、気持ちわかってんのか!?  (めちゃイケの)メンバーじゃないこの5人は、ここに出てくることにリスクしかねぇからな。お前の事を好きだ好きだって擁護することは、世間でこの仕事やる中で、リスクしかねぇからなぁ!?  それなのに出てきてくれてんだぞ!!


加藤(武井壮は山本のおかげでテレビに出られるようになったという話を受けて)「テレビ出れるようになって、お前と一緒に番組で絡んだ事がないから、いつか一緒に出たいと思っていて。一緒に出たのがこんな形で良いのかお前。こういう企画で良いのか!?


山本「(かすれるような声で)「良いわけない」


武井(泣きながら)「あの今日の番組こういう風に、涙流してとかじゃなくて。見てくれる皆さんが、『山本もう一回出してもいいんじゃないか』って思えるように。許してもらえるように。一緒に笑ってもらえる番組がやりたいなって、今でも思ってます…!!


山本「……本当にありがとう。本当にその通りです」



加藤「遠藤なぁ、新しい家族に、お前と一緒にいることによって仕事も減る事があるかもしれないって。それ家族に宣言してんだぞあいつ。そんなやついるか!?


山本「………


加藤「『なんでそこまで山本さんの事想うんですか』って聞いたら遠藤、『優しいからです』だってよ」


遠藤(嗚咽しながら)「俺アホかもしれないですけど、もぉ……もぉ山本さんの事がホンマに好きなんで。今はほんまに……ホンマに真剣に!  今のこの状況を ちゃんと把握して………。僕も一緒に反省します。僕も悪いとこいっぱいありました!」



庄司(一度頭を下げてから)「あの(山本さんが座右の銘としていた)『なるようになる』じゃなくて、自分でなんとかして、これからは!反省して、芸人生活を送ってください


ワッキー「変えなきゃいけないところが、あるのかもしれないです。それは山さんが自分で、見つけてください! お願いします」


庄司・ワッキー 頭を下げる


山本「……




加藤「もう淳なんてお前、お前のこと『方位磁石』だと思ってんだってよ。だから今もお前に見て欲しくて一生懸命頑張ってんだってよ!! そんな後輩いるか!!  あんだけ優秀な芸人になって!!


泣きじゃくる淳さん 


加藤「若い頃世話してくれた! ご飯食べさしてくれた! それだけの思いでず~っとお前の味方だよ!!  淳なんかそれで何人敵作ったんだよォ!!?


山本(震える声で)「ごめんなぁ


淳(泣きながら)「すいません山本さん、今、みんなの話を聞いてて僕、山本さんのこと支えすぎたと思いました。でも、あの時山本さん、立ってられないくらいなのを近くで見てたんで!!……絶対、俺が……お世話になってる分、支えないとって思えました!!……だけど、その支え方が……俺、間違ってたなって、思いました! すいません…… かっこ悪い姿、俺たちに見せたくないでしょうけど……、そんなのもぉ、関係ないです。かっこ悪くても、僕、ずっと山本さんに付いていきますんで…… これからも、俺に、いろいろ教えてください……!


山本「ほんとうにありがとう」








加藤「もう一回全員に謝れ。こっち来て、謝れ」


リングサイドに移動するお二人


山本「みなさん本当に…10年間、すいませんでした!!!!


加藤(山本さんの背に手を添えて、ともに頭を下げる)「もっと深くだよ!  すいませんでした!!!  俺からも本当にすいませんでした!!!


山本(頭を下げたまま)「いいよお前はいいよ……


加藤(頭を下げたまま)「コンビだからしょうがねぇだろ。すみません!!!



加藤「あとスタッフ。こんだけの事をやってくれてんだよ。こんな時間に、こんな夜中になってもずーっとカメラ回してくれてる技術さん。そしてこのセットを用意してくれた美術さんも、制作の人間も、音声さんも、全員だよ!!  サンシャインFMの! わざわざ来てくれてんじゃん! いろんな気持ちあるよ、みんないろんな気持ちでやってるよ。それなのにこうして企画にしてくれてんだよ!!  全員に謝れ!!!!!


山本「みなさん!!  本当にこの10年間!!  どうもすいませんでしたッッ!!!!

加藤「すいませんでした!!!


矢部「加藤さん。もう十分に伝わったんじゃないでしょうか。スタッフはもちろん、めちゃイケメンバーも。後輩も」


加藤「矢部、最後にさ! 俺、見てくれてる人にまだ謝罪してないと思うんだよそれしていい!?

矢部「もちろん」

加藤「お前下降りて謝れ」


リング下で正座する2


山本「本当に、すいませんでした!!!!

加藤「すいませんでした!!!!


長い土下座をする2人。




矢部「あと山本さん、やっぱり一番……これ、もちろんやけど一番謝らないといけないの。加藤浩二でしょ」


加藤「……まぁ、俺はいいわ。俺はいいわ。人前では」



矢部「これね、山本さん。事件あって、なんかもぅ、ちゃんと話し合えなかったんでしょ? 極楽とんぼ。どういう話か」


頷く山本さん


矢部「で、そんな中もう次の日、加藤さんスッキリ出て、謝罪させられる。号泣してね。でも、そんな加藤さん、自分がこの(芸能界の)一線からいなくなったら、テレビから消えたら。山本さんが帰る場所が無くなるから、10年間必死で頑張ったん。必死で。だから、今の加藤さん見たらもうカッコイイもん。必死で頑張ってるんです」


山本「加藤……本当にありがとう」


加藤「いや、もぉ~、正直に言うけど……。どうしようもねぇわ! こいつは。どうしよぉもねぇ男ですわ! ………ただ、(涙を流しながら)もぅ一回やりてぇんだよ俺……


矢部「そやんな。だからこうやって頑張って喋ったんよ、加藤さんも」


顔を上げられない加藤さん


矢部「やねんて山本さん! もう呆れてんねんて、もぉ呆れ超えてるんやろね。……でもやりたいねんて。めっちゃ好かれてんもん山本さん」





【コメント】

放送を見ての率直な感想を言えば、「なんでこの人がこんなに愛されてるんだろ」というものだった。山本さんご自身よりも、相方の加藤さんや、岡村さん、後輩芸人の皆さんたちからの方が何倍も強く「山本さんを復帰させたい」という熱い思いが伝わって来たのだ。特に、リングの上で加藤さんが後輩芸人たちの『リスク』について諭す場面では、思わずもらい泣きをしてしまった。若い頃に受けた恩を、今自分の立場を危険にさらしてでも返したいという、そんな彼らの思いに胸を打たれたのである。だからこそ、後輩をそんな危険な場所に引きずり出してしまった(自身の力でもっと早く復帰することができなかった)山本さんが残念に思えた。


僕は10年前のめちゃイケが大好きだったので、当然山本さんのことも嫌いではなかった。今回の復帰の話が噂された時も、「10年間も大人しくしていたのだから、流石にもう許されても良い頃だろ」と考えていた。けれども10年ぶりにメンバーの前に登場した山本さんの態度は、そんな僕でさえがっかりするようなものだったのだ。


放送内でも再三触れられていたが、一番の問題は山本さん自身がこの番組に出演することの意味や、重大さをあまり認識できていなかった(もしくはあえて感じさせないよう振舞っていた)ことだろう。ニコニコ笑い、自分中心の話を繰り返す。それではダメなのだ。あまりに軽く見えてしまうのだ。「舐めてるのか」と言われてしまうのだ。


登場時のテンションを間違えたから、その後はグダグダになってしまった。岡村さんが当初予定していた「ボクシングで本気の殴り合い」が実現できなかったのも、山本さん自身が『自分の認識と周囲の空気のズレ』を徐々に理解し、とは言えどうしていいかわからなくなってしまったからではなかろうか。そりゃ誰だって、あんなに「自分が悪者」の空気の中で、自分よりも小さい相手にボクシングしろと言われても、どうしたら良いかなんてわからないだろう。だが、わからないからこそ、本音を晒して、拳と言葉で岡村さんにぶつかっていくべきだったのだ。


反省しているとか、悔しいとか、怒っているとか、辛いとか、でもどうしても復帰したいとか、もう一回やらせてくださいとか。


偽りのない自身の気持ちをリングの上でぶつけて、岡村さんやほかのメンバーと10年間溜まってしまった語れなかった思いを交わすべきだったのだ。

最近頻発している芸能人の不祥事関連の会見を見ていても、もはや模範対応が確立しつつあるではないか。それは「偽らざる本音を伝え、真摯に謝ること」。飾りはいらない。山本さんに求められていたのはそれだけだったのだ。究極的に言えば、それだけできればよかったのだ。


けれども、そんな言葉は、最初の薄っぺらい見栄で作られた笑顔の下に隠されてしまって、結局最後まで出てこなかった。リングの上で加藤さんに説教されても、「動け」「本音を言え」と促されても、初めに萎縮してしまった山本さんの口からでるのは「申し訳ない」という当たり前の謝罪の言葉のみだった。だから、わからない。本心では彼が何を考えてるのか、結局見ているこちらはわからない。加藤さんに言われて最後は皆に頭を下げたけれど、せめてそれくらいは自分で動いて欲しかった。「岡村をそういう気持ちにさせんな!!!」と吠えた加藤さんの言葉の意味は、あの時山本さんに伝わっていたのだろうか?


そういうわけで、冒頭の感想に戻るのである。山本さんの本心は正直わからない。そりゃ当然申し訳ないとは思っているのだろうし、復帰もしたいのだろうけど、それが後輩たちや加藤さん、岡村さんらめちゃイケメンバーに匹敵するほどに強いものだったのかはよくわからない。番組の構成を考えれば、山本さんの態度次第でもっともっと彼の追い風になるようなものなっただろうに。そう思うと加藤さんの「ほんとにこいつどうしようもねぇわ」という言葉や、淳さんがエンディングで語った「この人、たぶんすげぇバカなんです」という言葉も重く感じられる。



さて。この放送を終えても、彼はめちゃイケメンバーに戻るわけでもなければ、吉本に復帰するわけでもない。地道にライブから始めていくという。今後どこまで活動の幅を広げられるかは、世間の判断に委ねるというスタンスだ。芸能界のいつものお決まりのように強制的な復帰ではなく、あくまで世間の判断に委ねる形をとったことは素直に感心した。(僕は犯罪まがいの不祥事起こした芸能人が当たり前のように告白本出すのとか、しれっと復帰してくるのがすっごく嫌なのだ)


今後、彼がテレビの世界に復帰しようとしたら、バッシングとの戦いになることはさけられないだろう。山本さんを再びテレビで見たい。もう禊は済ませたはずだという思いと、もう彼を見たくない。彼を出演させて欲しくないという思いは、ある意味ではどちらも正しく、またどちらも明確な根拠を持たないのだから。正解はない。正解はないからこそ、視聴者それぞれの考える「正解」は同意を求め、ネットへの書き込みやクレームの電話、あるいは出演番組を見ないという行動によって示されていくのだろう。少なくとも、今回出演した方々はその行動の標的となるリスクを覚悟している。


よくネット上でフジテレビを批判する際に用いられる「嫌なら見るな」という言葉があるが、今回は本当の意味で「嫌なら見るな」である。見ないことは意思表示だ。山本さんを拒否する人は「見ない」という行為でその意思を示せば良い。決定権はもはやこちらにある。ただ、山本さんが『許すか、許さないかを判断される場に立つ権利』だけは、奪ってはいけない。そういう意味で、今回のめちゃイケの番組作成を僕は支持したい。