押し入れ日記

人生は失敗の連続だ! だから恥ずかしい部分を晒しちまおう。 押し入れに隠した「陰」の部分を今ここに綴ります。

2006年01月

そうでなければなんなのだ?

 ここ数ヶ月、奥歯がたま〜に痛むことがあり、
おそらくそれは、昔詰めた部分の中で、虫歯が育ってしまったのであろう、
と考えておった。

 神経を抜く、なんつー非道徳的行為を受けたくはない、と思い、
歯科へ出向く。

 あたしは歯科が好きである。というか、かねてから発表しているように、
医療器具フェチなのであり、小道具をよく使う病院といえば、外科、歯科。
外科など、手術をしたとて、小道具を見る暇もなく麻酔を打たれるので、
やはり、小道具を思う存分見られるのは歯科、ってことになる。

 であるから、皆一様に、
「あの、キーンって音を聴くだけで嫌んなっちゃう」なんて言うのだが、
あたしは逆に胸躍る。歯科で使用する道具は工房で使用する其と、ほぼ同じなんである。
しかし、歯科で使用、と思うだけで気が滅入るようだ。

 どうでもよろし。

 本題。

 で、行った訳である。このめんどくさがりが。歯科に。デンタルクリニックに。

「虫歯のせいじゃないですね」

 うーむ。

 では、一体、時折「ピキーン!」と痛むこの歯は、何が原因だというのか。

 わからん。歯科医も、いろいろな例を出し、あたしを納得させようとしていたが、果たして。

 今まで、神経を抜く程の虫歯になったことがないので、神経に到達するような歯の
痛みがどのようなもんなのかがわからぬ。わからぬので、あたしのこの「ピキーン!」は、
虫歯の其ではないのかもしれん。知れんけど・・・。

 結局、次回は歯のクリーニングだけで終わりそうである。

 

韻を踏め!

 連日、ニュースはライブドア事件(ってこういう事件名がウケル)。
耐震強度偽造問題は一段落したのだろうか?してないと思うんだが、
ライブドア事件の方が面白いんだろうね。

 あたしが使っているブログは、奇しくもライブドア。
会社が潰れる訳ではないらしいのでまぁいいとして、
なんだか汚れた感じになっちゃったのは確かか。

 で、あたしが気になった人物がいる。
おそらくニュースを見ていたみんなが気になったであろうその人物。

「大きな古時計」(しかも平井堅バージョン。これがめちゃ気持ち悪い)の替え歌を歌っていた、
サンプラザ中野を太らせたような男。

 なにアイツ。

 あの人物が、なにやらインタビューのようなものを受けていたが、
誰しも
「っていうかオマエは誰やねん?」
と思っただろう。
調べてみるとこの男、フリーのプログラマーだという。
趣味程度に替え歌を歌っているというのだが・・・。売名行為もええとこやろ。

 なんであたしがこの男に引っ掛かったか、と言えば、
替え歌があまりにも愚かな上に、さして歌がうまくなかったからである。
あまりにひどいので、てっきり、宴会好きなライブドアの社員かと思っていた。

 まぁ、読んだ記事によると、あの替え歌は、ライブドアの社員が考えたものを
ただ、彼が歌っただけ、ということだったのだが、それを差し置いたところで、
かなり品のない男とみた。

 彼にはブログがあり、そこで多数の替え歌を発表している(とかなんとか書いてあった)らしいが、
彼が作った替え歌は、ちゃんと韻を踏んでいるのかいないのか。非常に気にはなる。気にはなるけど
察しがつくな。

 替え歌ってのは、原詩の韻を踏みつつ、詩を替えることで初めて「替え歌」と言えるのであって、
単純に、考え付いた詩をメロディーに乗せて歌う行為は、替え歌とは言えない。
ただ、作曲を怠っただけ。そんなん全然うまくないからね。笑えもしないや。

 もし、この男が本当に「替え歌」を愛しているのであれば、
幾らギャラを貰えたとしても、
ライブドアの社員が作った、あの脳味噌カラカラなヒドイ詩を
歌ってはいけないだろう。
「ちょっと、ここのところ、変えてもいいですか」ぐらい言わないとウソだ。

 まぁ、そんなプロ意識、ないんやろうけどね。もともと。
「遊びなんで」って言われたら「そうですよね」って言うしかないし。

 そういう仕事のやり方するヤツが、あたしは嫌い。
いくら本職でないとはいえ。



心穏やかな通勤キボンヌ。

 2ちゃんねらーなタイトルつけちまったけど、
本気でそう望んでいるのである。

 心穏やかな通勤。

 いくら自分の気分が良くても、
かよわいチャリ(しかも乗っているのは乙女)に幅寄せして
高速で抜きにかかるトラックがいる。

 いくら自分の気分が良くても、
横断歩道を渡るチャリ(しかも乗っているのは乙女)の
通過を待たずして、かぶせるようにして左折してくる車がいる。

 車に乗っている。
それだけで、生身の人間より、強くなっているのである。
なのだから、生身の人間をおびやかす必要など、微塵もないのである。
強い人間は、自分の強さを知っているから、弱い者には寛大な筈。

強い乗り物に乗っても尚、自分を強くみせたいヤツって、アホなんでしょうか?
よっぽど普段、己を誇れない生き方をしているのでしょうね。

 車に乗ると、なぜか人間イライラする。それはあたしも少なからずある。

横断歩道をチンタラ歩いている歩行者、
「はよ渡れや」って思います。

隅に寄らずに抜かしにくいポジションで自転車をこいでいるヤツ、
「もうちょっと寄れや」って思います。

 しかし、生身の人間が悪気無くとっている行動に対しては、
たとえイライラしたとしても、運転には出さない。
 イライラしたからと言って、あおる必要性が全くないからね。

 あたしも普段は自転車に乗るし、歩きもする。
だから、そういう時にさんざん、車には恐い思いをしているから、
自分が車に乗った時は、相手に恐い思いをさせるわけにはいかないし、
どう考えたって自分のが恐ろしい乗り物に乗っているわけだから、
わざわざそれを証明する必要がないし。

 なのに、ここぞとばかりに歩行者や自転車をいじめるドライバーの人ってのは、
自転車に乗ったことがないのだろうし、
ましてや、歩いたこともない人なのでしょう。

 

5年前、5年後。

400e35cf.JPG

 自動車免許の更新に行った。

 めんどくっさいなぁ。
杉並区に住んでいた時は、新宿の警察署に行ったのだが、
その時も、駅からえらく歩かされ、非常に疲れた。
しかも、冬。当たり前だが、誕生日が冬だと、更新するのもいつも冬。
であるから、冬空の下、さんざん歩いてからし室内に入れば、
顔は赤く火照ります。
 で、その火照った顔の熱も冷めやらぬ間に、5年も携帯せねばならない
写真を撮られちゃうんだから嫌になっちゃうよ。

 そして今回。
府中の試験場が近くなった。これは楽。
でも、めんどくさいのは同じ。仕事しているものには、土日しか時間がなく、
しかも土はやっていないらしく、そうなりゃ貴重な日曜を費やすしかないのである。

腹立たしい。

 で、写真撮影。

 やはり、鏡などという親切なものは無く、座った時にガラスに映る自分だけが頼り。
これはなんででしょう?不親切すぎる。
やっぱり、5年間も携帯せねばならないものだし、何かと証明に必要なアイテムであるのだから、
もう少し、髪型、服装等の乱れを直せる場所を確保していただきたい。

 おかげで、イマイチキマッテネーじゃねーかよ。

 ていうか、うーん、あたしも年をとったもんだなぁ、なんて、
5年前の免許証写真と比べてみたが、比べてみると、
5年前のあたしの方が、明らかに厚化粧で鼻持ちならない顔をしている。

 ちょっと、毒が抜けてきたのかしら?

 それがいいのか悪いのかわからんけど。


 

蟹雪化粧

1012ff93.JPG 布団のトンネルから抜け出ると、外は雪国だった。

 うーん。今日はお出かけしようと思っていたのに。
休みの日は、あたしの厨房はお休みなので、昼も夜も
外食をする。
 
 しかし、こんな雪の中、出掛けたくないな。
と言ったら、雪国の人に叱られてしまうが。

 なので「辛ラーメン」を食べる。
このラーメンは、本当に美味しい。
本気で辛いし。体も温まるってなもんだ。

 しかし、午も過ぎると、やはり出掛けたくなってきた。

 で、蟹食べに。

 蟹って、なんであんなに美味しいんやろか。

蟹を食べる度に、
「こんなに身がサワサワした感じで、よく生きてるなぁ」
と思う。

 店のオヤジが、やたらと「毛蟹の刺身」を勧めてきたが、
あたしは蟹の刺身は、あまり美味しいと思わないので、
違うメニューを頼んだ。
ちょっとすねた。オヤジが。

 すねるなよ、んなことで。

 でも、毛蟹が一番美味しいと思う。
美味しいとは思うが、いかんせん、その姿が
あたしの大嫌いな「蜘蛛」に似ておるので、
ちょっとびびる。

 たらばは、やはり焼くのが一番なのだろうが、
大味なので特別好きではない。

 しかしなぁ、蟹食べて、手がベッタベタになるのは
どうにかならんかな。
どうやって上品に食べてみたところで、絶対ベッタベタになる。
おしぼり一枚では足らぬ。



 

生日快楽

 無事、今年も誕生日を迎えることができた。

 良かった良かった。

 毎年思うことだが、ほんと年齢に自分がついていけてないな、と。
「いくつ?」と聞かれて、自分で答えてからビックリするもんね。
「あ、そんなに生きてたんや」って。

 しっとりしたいい女。
永遠のテーマになりそうだな・・・。

「恭喜」言ってくださった皆様、

 多謝!!

貧乏家の食卓

 松屋、オリジン弁当、西郷亭(コロッケ屋)、富士そば、笠置そば、
コンビニ弁当、カップラーメン、パン。

 あたしが東京に来てからの、毎日の一人の時の晩御飯ローテーションは
こんなところ。
 
 ちょっと女の子らしいところが垣間見れるのが、コロッケ屋、くらいだな・・・。

 とにかく、料理ってのをしなかった。
台所が1口コンロ(しかも電気)だから、ってのもあるが、そんなの言い訳にならん。
それでも、やる人はやるらしいからな。

 自分一人の時は、たまーに作ったりもしたが、鍋やらシチューやら野菜炒めくらい。

 それがどうだい。今となっては週4回も作っているのだ!(威張れる?4回って)

 ご飯を作るようになると、時間も規則正しくなる。

 そうなると、火曜日は「伊藤家の食卓」をみることになる。
「みることになる」って別に、じゃあみなけりゃいいのだが、
たまに便利な「裏ワザ」を、庶民が紹介してくれたりするので見てしまう。

 でもアレだ。「裏ワザ」はいいとして。

 あの「裏ワザグッズ」は、イタダケナイ。

 はっきり言って、ビンボーくさい。

 あたしは、若い折(って今も若いけど)、ずーっとバンドをやってきてしまったため、
お金が無かった。要するにビンボー。 
 バンドマンにお金がないのは、やはり機材代やスタジオ代がかかる、ってのがその理由だが、
金髪、長髪、触れた相手を殺しかねない服装、ナイフのような眼光を持っているため、
定職に就くことが難しい。だからバイトをする。
しかし、稼ぎの良いバイトは、バンドマンを受け入れてはくれない。
受け入れてくれるのは、CD屋やら古着屋、楽器屋など、とにかく時給のよろしくない店しかない。

 ほんと、ビンボー。

 でも、夢があったからさ。耐えられたんじゃね?

 だけども、ビンボーと、ビンボーくさいのは違う。

 「伊藤家」の「裏ワザグッズ」は、まさにビンボーくさいのだ。くっさい。

 例えば、今日のやつ。
 用意するものは「ゴムホース(縦に切り込みを入れたもの)」。もうこれだけで十分ビンボーくっさい。
これをどう使うか。

 ・スーパーの袋の口をめくれない時に、指にホースをはめてめくる。(すると、めくれる!)
 ・スーパーの袋を持つ時、持ち手にホースをからめる。(すると、指が痛くない!)
 ・喫茶店などに行った時、荷物の持ち手にホースをからめて、机の角にひっかける。
 (すると、摩擦で落ちない!)
 
 嗚呼、ビンボーくさい・・・。
こんなん、誰が実践すんねん。

 他にも、ペットボトルを使った花瓶やらハンガーを使ったキッチングッズやら、
なんだか、そのような家庭を見たら、
「すごーい!アッタマいいね!これは便利だよ〜ぅ」
 と思う前に、
「ビンボくさ」
 と思ってしまうであろうものしか紹介していないのである。

 うーん、庶民を本当に理解しているのだろうか?
なんか、レベル低すぎないか?

 「伊藤家」みてると、

「ちょっと馬鹿にしてませんか?」

 と思うようなことが多すぎる。
アイデアグッズなんて、そんなもん、と言えばそんなもんなのだが。

  

 



 

望む!ベトナム貧乏旅行

 おそらくこのまま行けば、あたしはベトナムへ行く。
母親と親戚の方で。
 ヘンな組み合わせである。こんなの小学生以来じゃないか?

 なんでこんなヘンな組み合わせになったか、というと、
 まず親戚のおばちゃん。

 おばちゃんはよくベトナムに行っている。好きなんだそうだ。
多分、ベトナムがどうこうというよりは、海外旅行が好きなのだろう。
 
 で、正月にこのおばちゃんの家に晩御飯を食べに行った時に、
あたしが何気なく
「ベトナムに行きたい」
 と、おばちゃんに言ってみたら、
「じゃぁ、行きましょう」
 ってなことになり、しかし、あたしとおばちゃんで行く、ってのも
なんかヘンなので、おばちゃんの娘と、うちの母親を誘うことになったのだ。

 しかし、うちのオカンは、アジア周辺を苦手とする傾向にある。
イタリアやらハワイやらが好きなのだ。
 であるから、正直あまり気が進まない様子。

 そこでおばちゃんは考えた。

 ベトナムの地で、ロクにご飯を食べられない母親を想定して、
ホテルを最高級にした。
最高級ホテルで朝食を取ってから出掛ければ、昼、夜が多少食べられなかったとしても、
なんとかなるだろう、という算段だ。

 しかし。

  あたしは貧乏だ。だからして、ちょっとリッチなホテルに泊まると、
すこぶる居心地が悪くて落ち着かない。落ち着かないし、高級であれば高級であるほど、
自分が今、どこにいるのかを把握できなくなる気がするから嫌なのだ。
(目的が現実逃避であればいいが)

 その点、貧乏宿に泊まると、その土地その土地の個性やら生活臭やらが嫌でも目について、
自分が居る場所を確認できる。そうして初めて、
「ああ、旅に出ているんだなぁ」
 と思えるのである。だから、旅には安宿。これが良し。
 
 実際、カンボジアに旅行に行った時も、5ドル程のゲストハウスに泊まり、
水しかでないシャワーを震えながら浴び(慣れてくると平気になる)、
寝巻きも持っていかなかったので、
日に日にシーツが砂埃で茶色く汚れて、それはそれは汚いベッドだったが
(あたしが汚したんだけど)、
非常に快適だった。

 安い宿に泊まるメリットとは、おそらく現地人に近くなれるということだろう。

 だから今、おばちゃんに取ってもらってある最高級ツアーは保留にしてもらっておいて、
宿とチケットを自分で探している。のだが!

 チケットが取れない・・・。

 帰国便が満席状態。ちょっと日付をずらしてもダメ。
一応、キャンセル待ちはしているけど、望み薄。

 このままだと、最高級になっちまうよ・・・。

  

俺様の歩道

 いつも仕事はチャリで行く。
チャリというのは、非常に中途半端な乗り物である。
人間の歩みよりは速いが、自動車よりは遅い。
バイクほどの自己主張がないために、
歩道を走れば、歩行者に煙たがられ、車道を走れば自動車に警笛を鳴らされる。

 であるから、あたしは毎朝、葛藤しながら通勤するのである。
草原を走るのなら気持ちの良い乗り物だろうが、この都会では非常に扱いにくい乗り物、

それが自転車。

 今日も仕事の帰り、いつもの如く「寒おまんなぁ」
なんつってチャリをチャリチャリこいでおった。
 あたしの通勤路は、非常に交通量が多い道であり、且つ、歩道も狭い。
場所にもよるが、人一人が通れるのがやっとの所もある。
しかし、交通量が多い上に、バスもめいっぱい通るため、
自転車に乗っている殆どの人間は、歩道を走っている。
あたしも例に漏れず。

 であるからこの歩道、歩行者を避けて通るためには、どうしても
ちょっとどいていただかなくては自転車が通ることができない。
しかしながら、やはり、自分が通るためにどいてもらう、ってのは
非常に心苦しい行為であるので、あたしはいつも、なるべく耳障りな
ベルを鳴らさずに、歩行者のスキを見て(って書くとなんだか怪しいが)
一気に追い抜きをかけることにしている。

しかしながら、人によっては、ベルを鳴らした方が安全な場合もあるので、
その辺は気を使う。
ベルを鳴らして、どいていただいた際には、あたしは必ず
「すみません」と一言、ワビを入れておく。
そしたら人間、単純なものであるから、
ベルを鳴らされて「なんだよ、我が物顔で通りやがって」
と思っても、あやまってさえくれれば
「こちらこそ気づかずにすんません」ってな気分になるもんである。

 さてさて、そんなあたしが、今夜も警戒しながら歩道を走っていると、
前方にオヤジ一人。
いつもの如く、スキをうかがって追い抜きをかけようと思ったのだが、
このオヤジ、なかなかスキをみせない。みせないどころか、
どっちからも追い抜き不可能なほどに、丁度歩道の真ん中を歩いている。

うくく。
こうなりゃ、ベル鳴らすしかないか。

 ベルの鳴らし方にも、あたしは気を使う。
「あたしは別に、《オラオラどきやがれ、あたしが通るんだよ!》なんて気持ちで
ベルを鳴らしているのではありません」
 ということをアピールするために、
はじくタイプのベルを、できるだけ弱くはじいて、はじいた直後に手でミュートをかける。

チーン!となるところを「チ。」にするのだ。

 それで、大概の歩行者はどいてくれる。この方法で
「すみませ〜ん」と言いつつ横を通ると、
「あ、すみません」と向こうまであやまってくれたりするのだ。

 お互い気持ちよく生活したいよね。そんな気持ちで、今回のオヤジへの
ファーストタッチはこれで攻めた。

「チ。」

 しかしオヤジはどかない。
あら、聴こえなかったのかしら。
ではもう一度。

「チー。」

 まだどかない。いや、どかないどころか、逆に迫ってくる勢いである。

「こいつ、意地でもどかないつもりやな」

 そうと分かれば遠慮などしない。こっちがこれだけ気を使っているにも関わらず、
それを感じ取ることが出来ない愚男に、なんの情けがあろうか。

チーーーーーーン!!!!

 これほどまでに大音量で、チャリのベルをはじいたことはない。
この温厚なあたしを、これほどまでに熱くする愚かな中年男。

 しかし。

 そのオヤジは、ただただ前を向いて歩くのみ。ピクリとも横へ動きはしない。
背中が「なんでお前の指図によって俺様の進路を修正しなければならんのだ
と、醜く歪み出した。

 そうこうしている間に、あたしはオヤジとの距離を保てなくなり、
車道へはじき出される格好となった。
縁石が高いので、タイヤを取られ、グラついてしまったので、思わず
「あー」と声が出た。

 するとオヤジ、あたしが横に来たあたりで

「(ベルの音)聴こえてるよ

 とぬかしやがった。

 あたしを車道に追い出したことで、オヤジの威厳は保たれたのだ。
悔しい。悔しすぎるじゃないか。

 あたしは普通に「すみません」と言ってすれ違うつもりであったのに。

 プチ。

 キレタ。

「聴こえていたなら、どいてくださいよ」

 ちょっとあきれた口調でそう言ってその場を去ると、
あたしの背中に向かってオヤジはこう言った。

歩道なんだよ、バーカ!


 えええええええええ?????!!!!

 アンタ小学生!?

 確かに、自転車が走る正しき道は、車道である。
テレビでもそう言っていたし、そう習った。それはあたしも知っている。
知っているが、車と歩行者の間で板ばさみになってしまう都会では、
命を張って車道を走るよりも、やはりどうしても歩道を選んでしまうのは
仕方のないことである。

  おそらくこのオヤジに何と言おうが、
「自転車は車道を走るもんだろ?歩道を走ってるお前が悪いんじゃねーか。
歩道は歩行者のもんなんだよ」
と言い続けるに決まっている。
 だからと言って、歩道であれば、歩行している人間は皆、大手を振って歩ける、という
ものでもないのだが。

結局は、人間同士の心の問題である。

 なんかなぁ。

 なんで、その年齢になるまで、そんな基本的なことを学んでこれなかったのかなぁ。

 こんなオヤジみたいに、無駄に年を取ることだけはしたくないな。

 

 

 

 

 

 

クイズ番組の台頭

 あたしはおそらく、テレビをさほど観ない。
興味のある番組は、しつこいくらいに観るが。

「大奥」はしつこく観たなぁ。話の内容もあるが、
セットや衣装を見るのが好きなのだ。和家具、和雑貨好きなのでね。
ああいうのを見ていると「衣装さんってすごいなぁ」と思ってしまう。
ちゃんと、俳優、女優の役柄或いは本人に合う、色や模様を持ってくる。
自分も一度、お願いしたいものだ。

 で、テレビ。

 最近の番組は、もしや全部「クイズ番組」なんじゃないか?
なんやら、どのチャンネルにしても、同じような芸能人、というかタレントが出ており、
アホ丸出しのクイズに、アホ丸出しで答えている番組ばかり。
 であるのに、気づいたら自分もアホ丸出しでクイズの答えを
口に出して答えていたりするのである。 いやになっちゃうわ。

 誰の差し金なんかなぁ。誰がそんなに日本人の「豆知識能力」を高めようとしているのだろう。
テレビマン(って古)は、もっと違う角度から、日本人の脳を活性化させる番組を作るべきだし、
それを考えるのが仕事だと思う。
ただ「知っていないとちょっと恥ずかしいから、これを機に覚えとき」ってな内容のクイズばっかりやってないで。

 そういや、新番組で「西遊記」がやるじゃないか。
「西遊記」と言えば、やはり、マチャアキ。
堺正章、岸部シロー、西田敏行、そして夏目雅子が出演していた「西遊記」が、
あたしの中の「西遊記」である。主題歌は勿論「ゴダイゴ」。
 小さい頃に毎週みては、身軽なマチャアキに憧れ、夏目雅子の美しさに目を奪われたものである。
だから、今回の「西遊記」にも、おのずと期待してしまう。

 気になったので、みてみた。第一話を。
 うーん、まぁいいんじゃないか?
 シンゴちゃんは、近藤勇の時よりは、イキイキしてるな。やりやすいのであろう。
深津絵里。いいねぇ。夏目雅子のプレッシャーは相当なものだろうけど、なかなかよろし!
ウッチャンは、ただのジャッキー・チェン。
そして、猪八戒の伊藤くん・・・。

 何故にブタ役が伊藤くん??

 あの人、全然太ってませんけど・・・。

 なんかなぁ。
「電車男」で当たったから出しとけ、みたいなノリがみえるな。
太っている、いいポジションの俳優が見つからなかった、ってのもあるかもしれんが。

 

 

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