毎年、年の瀬に思うことだけど、
矢張り一年は早く、日々なんと勿体無く過ごしているのだろう。
来年こそ、充実した毎日にするぞ、と奮起するのだがどうもイカン。

最近は、折角東京に居るのだから、と、芝居などをこまめに観に行くようにしていたのだが、一芝居観るのも是がなかなかチケツが高く、支払い請求日に驚愕するはめになる。

12月は、「ヘドウィグ アンド ザ アングリーインチ(山本 耕史さん主演)」を観に行った。
三上博史さん主演の時は、観に行きたいと思いつつ、出不精が祟って逃しているので、一体どんな感じで舞台は進むのだろう?と思っていたので、楽しみにしていた。

感想としては、山本さんの歌が想像以上に上手かったし、カマの喋りも良かった。
役者さんってすごいなぁ、と素直に思ったが、「俺達バンドやってます」と言っちゃってるクセに聴くに耐えない歌を歌っているヤツに聴かせてやりたい迫力でしたよ。

いやぁ、聴くに耐えない、で思い出したけど、昨日、「日本レコード大賞」を観ていたら(って観てるあたしがすごい)、

「ヒルクライム」というユニットが出ていて、何やらネットではすごいダウンロード数らしく、今年売れていた、と言うではないか。

あたしはそのユニットを全く知らなかったので、
「うーん、時代についていけてないなぁ」
と反省したものだが、彼らが歌いだした瞬間、あたしは腰を抜かしてしばらく動けなかった。

「どんないい歌唄うんかと思ったら・・・・えー?えー?なにこの歌詞・・・。

当たり前のことしか言ってないやん・・・・

歌う前、チンピラみたいなルックスの彼らは、ナイスバデーノリカにこううそぶいた。

「四季折々を感じた歌を歌ってみました」
(全然違うかもしれんけど、こんな感じのことを得意げに言ってたのは確か)

なのに、フタを開けてみたら、

「桜咲く春に〜・・一緒にいたい〜
夏の海に〜・・・
紅葉の秋に〜・・・
雪の冬に〜・・・」

という、「春と言えば?」の問いに、殆どの日本人は「桜!」と答えるであろう、何のひねりもない単純な詩の羅列。
なんか、結局、いろんな季節に異性といたいね、みたいな詩だったのだが、

いやいやいや!めっちゃどうでもいい!

こんな思いつきみたいな歌が売れるってどうなんや?

腰を抜かしている横で、どれがギターの音かもよくわからん相方にすら、

「ひどいな・・・」

と言わしめるヒルなんちゃら。

これはアレやで。単純にあたしが年とったから若い文化についていけないんだろ、とかそういう問題ではない気がする。

とにかく、年の瀬にこんなに驚かされるとは。

そんなあたしの
今年最後の登山の〆は、景信山〜陣馬山ルートでした。

来年も、何卒よろしくお願いいたします。
驚いてばっかりいないで、驚かせる一年になるよう努力はしてみます。